美女と野獣 ★★★.5
映画やアニメーションなどで世界中の人々に愛されてきた世界的に著名な小説を、『サイレントヒル』などのフランスの異才クリストフ・ガンズ監督が映画化。『アデル、ブルーは熱い色』などのレア・セドゥがヒロインを演じ、野獣の姿をした王子の秘密に迫っていく。孤高の野獣を『ブラック・スワン』などのヴァンサン・カッセルが好演。美しくも切ない真実の愛の物語に胸が震える。...
View Articleトワイライト ささらさや★★★★
夫の死後、幼い子供を一人で育てることになったヒロインと、他人の体を借りて彼女を助ける亡き夫を、新垣結衣と大泉洋が初共演で演じる感動ドラマ。加納朋子の小説「ささら...
View Articleアルゲリッチ 私こそ、音楽! ★★★.5
世界的ピアニスト、マルタ・アルゲリッチの実の娘ステファニー・アルゲリッチが監督を務め、生身の母親の姿を捉えたドキュメンタリー。メディアの取材を受けないアルゲリッチの、家族だからこそ撮れた名ピアニストの素のままの姿を映し出す。元夫のロバート・チェン、シャルル・デュトワ、スティーヴン・コヴァセヴィッチらも登場。彼らとの間の3人の娘たちとの関係を軸に描かれる、一人の女性の生きざまに魅了される。...
View Article紙の月 ★★★
銀行勤めの平凡な主婦が引き起こした大金横領事件のてん末を描いた、『八日目の蝉』の原作などで知られる直木賞作家・角田光代の長編小説を映画化。まっとうな人生を歩んでいた主婦が若い男性との出会いをきっかけに運命を狂わせ、矛盾と葛藤を抱えながら犯罪に手を染めていく。監督は、『桐島、部活やめるってよ』などの吉田大八。年下の恋人との快楽におぼれ転落していくヒロインの心の闇を、宮沢りえが体現する。...
View Article高倉健さん永眠
先日の夕方のテレビで、高倉健さんが亡くなられたというニュースが報じられ、まだ信じられないおもいでいっぱいです。彼の出演映画が殆どといってくらい観ておりますが、あの朴とつな話方とか、口をぎゅっと噛みしめての顔、笑顔も素敵でした。 あれこれと映画の中の健さんを走馬灯のように思い浮かべながら、家にあるDVDの「ブラック・レイン」と「幸福の黄色いハンカチ」、「駅...
View Article西遊記 はじまりのはじまり★★★.5
「少林サッカー」「カンフーハッスル」で人気のチャウ・シンチーが、「ミラクル7号」以来6年ぶりに手がけた監督作。日本でも映画やドラマなどさまざまなメディアで描かれ、誰もが知る中国の伝奇小説「西遊記」を題材に、三蔵法師と孫悟空、猪八戒、沙悟浄が出会い、天竺を目指す前の物語を独自に描いたアクションエンターテインメント。...
View Articleパワー・ゲーム ★★★.5
ハリソン・フォードとゲイリー・オールドマンが共演を果たし、ジョゼフ・フィンダーのベストセラー小説「侵入社員」を映画化したサスペンス。巨大企業のトップとして君臨し互いに激しい開発競争を繰り広げる首脳陣の攻防が展開していく。ライバル社にスパイとして潜入する若手社員を『ハンガー・ゲーム』シリーズなどのリアム・ヘムズワースが熱演。男たちの野望と狂おしいまでの栄光への執着に戦慄する。...
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