防犯カメラに守られ安全なはずのATMコーナーを舞台に、何者かによって深夜に閉じ込められた男女3人の姿を描くシチュエーション・スリラー。
脚本は、『[リミット]』で注目されたクリス・スパーリング。『ハート・ロッカー』のブライアン・ジェラティ、『アイス・エイジ』シリーズのジョシュ・ペック、『推理作家ポー最期の5日間』のアリス・イヴが出演。
マイナス21度という寒い状況の中で、次々にトラップが繰り出されるATMコーナー内で3人の人間関係が崩壊していく様子はスリル満点だ。
あらすじ:投資会社に勤めるデイビッド(ブライアン・ジェラティ)とエミリー(アリス・イヴ)、コーリー(ジョシュ・ペック)の3人はクリスマスパーティーの帰り道、現金を下ろすためATMに立ち寄る。
しかし彼らは、何者かによってトラップが仕組まれたATMコーナーの中に閉じ込められてしまう。真冬の極寒の夜、地獄と化したATMコーナーから脱出するため彼らは犯人が仕掛けるゲームに挑むが……。
<感想>劇場未公開作品かと思ったら、公開してたんだね。脚本が「リミット」のクリス・スパーリングだからなのか、人里離れたところにある「ATM機」を利用した3人の男女が、何者かに襲われる話だった。日本では、午後の7時以降はお金を下ろせないし、朝も、9時から引出しができるんですよね。
しかし、こういう事件は日本でもあるような、そんな怖い作品でした。でも、それよりも「オレオレ詐欺」でATMまでついて来て、お金を下ろさせる手口の方が、増えているのでご用心下さいな。
つまり3人はATM機のガラス張りの中へ閉じ込められ、外にいる男に水攻めとかで襲われるのだ。ATM機の中にいる3人だけではない。犬の散歩に来ていた男も刺されて死んでしまうし、パトルールに来た警備員も殺されてしまうのだ。それを目のあたりにした3人は恐怖に怯えて、次は自分たちの番だと思ってしまう。
とにかく、どうして車をそんな遠くに止めたのか?・・・、それにケータイ電話も持ってないし、車の鍵も壊れているってかけてないし、どうみてもこっちは3人だから、3人で外へ出てATM機の中にあるごみバケツとかプラスチックのチラシ置きとか手に持ってその男に立ち向かっていく勇気があればこんな結果にならなかったのに。
閉じ込められたといっても、外に出れる状態なのに。とにかく、3人があたふたとびびって、ATM機の中でぶるぶる震えている情けない状況を見せつけられ、外の男はATM機の裏のドアを開けようとするのだが、こじ開ける武器をもっていない。どうやら金を強奪する気ではないようだ。
コーリーが外へ出て車まで走るも、男に刺されてATM機へ戻ってくるも、重傷で死んでしまう。
それに、天井の火炎探知機を作動させようと、女が男の肩くるまで天井の探知機に火を近づけて上手く作動するのだが、下の男が滑って転び女を落下させてしまい、その時女が後頭部を打ち死んでしまう悲劇。
車をATM機目がけて発進させ突っ込んでくる恐怖と、暖房機のところからホースで水を流してくる。外の温度はマイナス20度、ATM機の中も暖房が止まっているから寒い。警備会社へ通報しようと悪戦苦闘する男たち。防犯カメラに映っている角度が、デイビッドが一人で孤軍奮闘して2人を殺したように映っているのに愕然とした。
なるほどすごくいいアイデアなのだが、フードを被った男はいったい何を目的に3人を襲い、外にいる2人の男まで殺したのかが分からない。
最後はやっと警察が来て、監視カメラの映像でデイビッドが犯人みたいになっていた。
それを野次馬のように見つめる犯人の姿が映し出され最後まで顔を見せない。
エンドルールでも犯人が青写真をみながら次のターゲットを狙っているような構成でした。始終イラっとさせるシーンが多いので、外は暗いし、観ていて男たちにしっかりしろと喝を飛ばしたくなる。ATM機内だけの安上がりな構成と、恐怖に襲われる3人が哀れでどうしようもなかった。
2015年DVD観賞作品・・・62映画(アクション・アドベンチャー) ブログランキング
脚本は、『[リミット]』で注目されたクリス・スパーリング。『ハート・ロッカー』のブライアン・ジェラティ、『アイス・エイジ』シリーズのジョシュ・ペック、『推理作家ポー最期の5日間』のアリス・イヴが出演。
マイナス21度という寒い状況の中で、次々にトラップが繰り出されるATMコーナー内で3人の人間関係が崩壊していく様子はスリル満点だ。
あらすじ:投資会社に勤めるデイビッド(ブライアン・ジェラティ)とエミリー(アリス・イヴ)、コーリー(ジョシュ・ペック)の3人はクリスマスパーティーの帰り道、現金を下ろすためATMに立ち寄る。
しかし彼らは、何者かによってトラップが仕組まれたATMコーナーの中に閉じ込められてしまう。真冬の極寒の夜、地獄と化したATMコーナーから脱出するため彼らは犯人が仕掛けるゲームに挑むが……。
<感想>劇場未公開作品かと思ったら、公開してたんだね。脚本が「リミット」のクリス・スパーリングだからなのか、人里離れたところにある「ATM機」を利用した3人の男女が、何者かに襲われる話だった。日本では、午後の7時以降はお金を下ろせないし、朝も、9時から引出しができるんですよね。
しかし、こういう事件は日本でもあるような、そんな怖い作品でした。でも、それよりも「オレオレ詐欺」でATMまでついて来て、お金を下ろさせる手口の方が、増えているのでご用心下さいな。
つまり3人はATM機のガラス張りの中へ閉じ込められ、外にいる男に水攻めとかで襲われるのだ。ATM機の中にいる3人だけではない。犬の散歩に来ていた男も刺されて死んでしまうし、パトルールに来た警備員も殺されてしまうのだ。それを目のあたりにした3人は恐怖に怯えて、次は自分たちの番だと思ってしまう。
とにかく、どうして車をそんな遠くに止めたのか?・・・、それにケータイ電話も持ってないし、車の鍵も壊れているってかけてないし、どうみてもこっちは3人だから、3人で外へ出てATM機の中にあるごみバケツとかプラスチックのチラシ置きとか手に持ってその男に立ち向かっていく勇気があればこんな結果にならなかったのに。
閉じ込められたといっても、外に出れる状態なのに。とにかく、3人があたふたとびびって、ATM機の中でぶるぶる震えている情けない状況を見せつけられ、外の男はATM機の裏のドアを開けようとするのだが、こじ開ける武器をもっていない。どうやら金を強奪する気ではないようだ。
コーリーが外へ出て車まで走るも、男に刺されてATM機へ戻ってくるも、重傷で死んでしまう。
それに、天井の火炎探知機を作動させようと、女が男の肩くるまで天井の探知機に火を近づけて上手く作動するのだが、下の男が滑って転び女を落下させてしまい、その時女が後頭部を打ち死んでしまう悲劇。
車をATM機目がけて発進させ突っ込んでくる恐怖と、暖房機のところからホースで水を流してくる。外の温度はマイナス20度、ATM機の中も暖房が止まっているから寒い。警備会社へ通報しようと悪戦苦闘する男たち。防犯カメラに映っている角度が、デイビッドが一人で孤軍奮闘して2人を殺したように映っているのに愕然とした。
なるほどすごくいいアイデアなのだが、フードを被った男はいったい何を目的に3人を襲い、外にいる2人の男まで殺したのかが分からない。
最後はやっと警察が来て、監視カメラの映像でデイビッドが犯人みたいになっていた。
それを野次馬のように見つめる犯人の姿が映し出され最後まで顔を見せない。
エンドルールでも犯人が青写真をみながら次のターゲットを狙っているような構成でした。始終イラっとさせるシーンが多いので、外は暗いし、観ていて男たちにしっかりしろと喝を飛ばしたくなる。ATM機内だけの安上がりな構成と、恐怖に襲われる3人が哀れでどうしようもなかった。
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