主婦が趣味で執筆しインターネットにアップした小説が評判を呼び、全世界でベストセラーとなった官能小説を映画化。巨大企業の若き起業家である男前のCEOと、恋愛未経験の女子大生の倒錯した恋愛模様が展開する。メガホンを取るのは、『ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ』の女性監督サム・テイラー=ジョンソン。CEOにファッションモデル出身で『マリー・アントワネット』などのジェイミー・ドーナン、ヒロインには『ニード・フォー・スピード』などのダコタ・ジョンソンがふんする。
あらすじ:平凡な女子大生アナ(ダコタ・ジョンソン)は学生新聞の取材のため、巨大企業の若手CEOのグレイ(ジェイミー・ドーナン)を訪ねる。誰もが心惹(ひ)かれてしまいそうな容姿でばく大な富を持つグレイは、「君のことを知りたい」と引っ込み思案で恋愛未経験のアナに興味を示す。次第に二人が親密になっていったある日、グレイの自宅に呼び出されたアナは衝撃的な契約を持ち掛けられ……。
<感想>原作は未読ですが、どうやら終わり方が続篇がありそうな感じで未消化状態。恋愛経験のない真面目な女子大生が、巨大企業のイケメンCEOの手ほどきで、SM世界に目覚めていくというエロ系のシンデレラストーリーである。
この過激な作品のヒロインに抜擢されたのは、母親がメラニー・グリフィスで、父親がドン・ジョンソンの娘ダコタ・ジョンソンなのだ。顔は父親似で、可憐な少女から大人になっていくような純真な感じの娘で、スタイルは母親似のスレンダー美人である。恋愛経験のない処女ながら、グレイから申し込まれたSMプレイのパートナーの契約を責められるも受けてしまう。それが、条件付きで。
そして若くして巨大企業の王子様を演じたのは、モデル出身のジェイミー・ドーナン。あらゆるものを自分の支配下に置かないと気がすまない性格。何処か北の国の将軍様に似ているようだ。それが、何ひとつとして不自由はないが、特殊な生癖の持ち主でもある。
女子大生アナにとっては、「プリティ・ウーマン」のような気分で、グレイに心惹かれていく。だが、グレイから飛んでもない契約を持ちかけられる。それは、ノーマルな恋愛の出来ないグレイとの3ヶ月間限定で、SMパートナーになるというものだった。
始めは昔見た、ミッキーロークの「ナインハーフ」のような、初めての男とのベットの後も、彼はピアノ演奏でムード満点だし、女性に対しての接しかたが優しくて最高。
女性をエスコートするのも紳士的だし、趣味もいいし、自家用ヘリやペントハウスの豪華なこと。これではどんなにお堅い女性でも落ちてしまうはず。
だが、高価で素敵なドレスや、高級車をプレゼントされて有頂天になっていると、契約書のSMプレイルームの残酷な道具類や、その手始めとやらも丸裸にしてお尻をペンペン叩くのはいいとしても、手足を縛っての拷問器具を使ったプレイには辟易した。これは、こういう同じ趣味の愛好者が好んでやるべきで、まだ恋愛経験の少ない女子大生には男を見る目が卑下してしまう。セックス恐怖症になってしまう。
どうやら、王子様のグレイは、幼少時代にそのようなSMプレイで幼児虐待体験がトラウマになっていて、現在でも育ての親というか、金を出しているパトロンがサドマゾの系統なのだろう。今でも相手をしているようだ。
だからって、自分のそういう生癖を好きな女性に強要するか?・・・契約書までサインさせるということは、SMプレイが過度になり女性がショック死するとか、首を絞められるとか、身体にアザや切り傷、打撲といった代償をその契約書によってグレイを訴えないということなのか。
だったら、娼婦と契約してお金で解決すればいいのに。普通の女性は、よほど年齢のいった女性で金に困っているか、割り切って3ヶ月くらいガマンしようという女がいるはず。
女性監督サム・テイラー=ジョンソンが、SMプレイを通して、現代人の恋愛観をどのように描くのかが注目されるというが、観ているとただのエロドラマではないか。
ただ、王子様のジェイミー・ドーナンの筋肉美と甘いマスクも良かったが、ヒロインのアナを演じたダコタ・ジョンソンのスレンダーな裸体に釘付けになってしまう。それくらい美しい身体でした。続きも二人の恋の行方に興味あるので観ます。
2015年劇場鑑賞作品・・・27映画(アクション・アドベンチャー) ブログランキング
あらすじ:平凡な女子大生アナ(ダコタ・ジョンソン)は学生新聞の取材のため、巨大企業の若手CEOのグレイ(ジェイミー・ドーナン)を訪ねる。誰もが心惹(ひ)かれてしまいそうな容姿でばく大な富を持つグレイは、「君のことを知りたい」と引っ込み思案で恋愛未経験のアナに興味を示す。次第に二人が親密になっていったある日、グレイの自宅に呼び出されたアナは衝撃的な契約を持ち掛けられ……。
<感想>原作は未読ですが、どうやら終わり方が続篇がありそうな感じで未消化状態。恋愛経験のない真面目な女子大生が、巨大企業のイケメンCEOの手ほどきで、SM世界に目覚めていくというエロ系のシンデレラストーリーである。
この過激な作品のヒロインに抜擢されたのは、母親がメラニー・グリフィスで、父親がドン・ジョンソンの娘ダコタ・ジョンソンなのだ。顔は父親似で、可憐な少女から大人になっていくような純真な感じの娘で、スタイルは母親似のスレンダー美人である。恋愛経験のない処女ながら、グレイから申し込まれたSMプレイのパートナーの契約を責められるも受けてしまう。それが、条件付きで。
そして若くして巨大企業の王子様を演じたのは、モデル出身のジェイミー・ドーナン。あらゆるものを自分の支配下に置かないと気がすまない性格。何処か北の国の将軍様に似ているようだ。それが、何ひとつとして不自由はないが、特殊な生癖の持ち主でもある。
女子大生アナにとっては、「プリティ・ウーマン」のような気分で、グレイに心惹かれていく。だが、グレイから飛んでもない契約を持ちかけられる。それは、ノーマルな恋愛の出来ないグレイとの3ヶ月間限定で、SMパートナーになるというものだった。
始めは昔見た、ミッキーロークの「ナインハーフ」のような、初めての男とのベットの後も、彼はピアノ演奏でムード満点だし、女性に対しての接しかたが優しくて最高。
女性をエスコートするのも紳士的だし、趣味もいいし、自家用ヘリやペントハウスの豪華なこと。これではどんなにお堅い女性でも落ちてしまうはず。
だが、高価で素敵なドレスや、高級車をプレゼントされて有頂天になっていると、契約書のSMプレイルームの残酷な道具類や、その手始めとやらも丸裸にしてお尻をペンペン叩くのはいいとしても、手足を縛っての拷問器具を使ったプレイには辟易した。これは、こういう同じ趣味の愛好者が好んでやるべきで、まだ恋愛経験の少ない女子大生には男を見る目が卑下してしまう。セックス恐怖症になってしまう。
どうやら、王子様のグレイは、幼少時代にそのようなSMプレイで幼児虐待体験がトラウマになっていて、現在でも育ての親というか、金を出しているパトロンがサドマゾの系統なのだろう。今でも相手をしているようだ。
だからって、自分のそういう生癖を好きな女性に強要するか?・・・契約書までサインさせるということは、SMプレイが過度になり女性がショック死するとか、首を絞められるとか、身体にアザや切り傷、打撲といった代償をその契約書によってグレイを訴えないということなのか。
だったら、娼婦と契約してお金で解決すればいいのに。普通の女性は、よほど年齢のいった女性で金に困っているか、割り切って3ヶ月くらいガマンしようという女がいるはず。
女性監督サム・テイラー=ジョンソンが、SMプレイを通して、現代人の恋愛観をどのように描くのかが注目されるというが、観ているとただのエロドラマではないか。
ただ、王子様のジェイミー・ドーナンの筋肉美と甘いマスクも良かったが、ヒロインのアナを演じたダコタ・ジョンソンのスレンダーな裸体に釘付けになってしまう。それくらい美しい身体でした。続きも二人の恋の行方に興味あるので観ます。
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