シッチェス・カタロニア国際映画祭など、各国の映画祭で話題となったバイオレンスムービー。ギャングたちに暴行されて生死をさまよっていた女性が奇跡的によみがえり、リベンジを果たすべく壮絶な戦いを繰り広げていく。メガホンを取るのは、テレビドキュメンタリーなどで活躍してきたマイケル・S・オヘダ。ヒロインにふんしアマンダ・エイドリアンは9か月に及ぶ格闘訓練を経て、体を張ったアクションを次々と披露する。ショッキングな展開はもちろん、有刺鉄線で縛られる手足や至近距離から弓矢で射抜かれる体などむごたらしい暴力描写にも息をのむ。
あらすじ:結婚式を目前に、自動車に乗ってニューメキシコの砂漠を一人で旅していたゾーイ(アマンダ・エイドリアン)。その途中で彼女は、ギャングたちが少年をなぶり殺しにしようとする現場に出くわしてしまう。少年を助けようとするゾーイだったが、ギャングに連れ去られて、激しい暴行を受けた果てに生き埋めにされてしまう。夜が明け、ひん死の状態であった彼女は奇跡的に命を取り留める。激しい復讐(ふくしゅう)心に駆られた彼女は、ギャングたちを一人ずつ血祭りに上げていくが……。
<感想>未公開だと思っていたら昨年の12月6日に公開されていた。主人公が聾唖者と言う設定だが、若い女一人で車で旅行するなんて、日本ならともかくアメリカでは怖いよね。映画の内容が、のんびりとケータイで景色を写メして、もう危機感なしですから。そこへ、目の前に人が飛び出て来てどうやら轢いたみたいな、でも前方に車に轢き殺されてる男を見つける。その車が女の方にやって来るのだ。
もうこれで、この主人公ゾーイは、彼らのアジトへ連れて行かれ、ベッドに有刺鉄線で手足を縛りつけられ男たちの餌食になって暴行を受けるのだ。その後に、男たちはこの女を自分たちのペットみたいに楽しもうと言うのだが、一人の男が殺してしまわないと警察とかうるさいから。それで、彼女はその男にナイフで腹を刺されて穴を掘り埋められてしまう。
ところが、穴が浅く彼女の腕が飛び出て、それを見つけたインデアンの男が、まだ生きていると思い自分の家へ連れて行く。そして、アパッチ族の聖地に彼女の亡骸を置き、そこで儀式をすると、なんと100年前に彼女を暴行して殺した悪党一味が、インデアンをバカにして根絶やししようと殺された伝説の酋長“赤袖”の魂が彼女の死体に乗り移るのです。
ここで、不死身の女戦士が誕生するわけですね。
グロクて血がドバドバ出るスプラッター映画です。でも、女が男どもに拉致されてレイプされ殺される映画はいくつも見てますが、殆どの女性が復讐に燃えて男どもを殺してしまうストーリーですからね。以前見たDVD「アイ・スピット・オン・ユア・グレイヴ」も復讐の鬼と化した主人公のジェニファーが、自分に暴行した男どもを血祭りに挙げていく描写はグロイし、バイオレンス描写が残酷極まりなかった。
この映画では、殺されたアパッチの酋長の恨みが女の体に憑依して、力を蓄えて弓矢で男どものところへと殴り込みます。悪党共を弓矢でバンバン射抜くシーンは確かにかっこいいのですがね、弓矢だけではダメだと、アパッチ族の武器である斧やナイフという武器で極悪一味を一人づつ退治して行きます。その時には、すでに彼女は男どもに腹をナイフで刺されたりショットガンで撃たれたりしていますから、肉体はとうに死んでいたのでしょう。
助けてもらったアパッチ族の古老に、その赤袖が憑依している時間が短いと知らされ、最後の一人までとどめを指すシーンはこんなか細い女がここまでやるかという疑問さえ覚えます。
何しろ、男の腹をナイフでかっさばき腹から小腸を取り出すシーンは、まるで綱引きのような笑いもきます。敵のバカ者たちも、曾爺さんのころからインデアンを殺すことを一家の誇りにしているだけあってか、ショットガンやらチェンソーまで持ち出して女と闘うのですから。女とチェンソーの戦いが見ごたえありますね。
この女性には婚約者の黒人男性がいるんですが、彼女が途中で写メを送ってこなくなり警察へ届けを出すも、結局、警察はあてにはなりません。この男は、自分から悪党たちの元へ人質になりに行ったようなもので、なんの助けにもなりませんでした。まぁ、聾唖者の女性が自分で復讐するにも限界がありますから、男どもに殺されたアパッチ族の酋長が憑依したことで力を得て、大いに志気が上がるってもんです。それに、彼女はすでに死んでいるわけですから。魂が復讐をさせたのでしょう。
これはB級映画でもストーリーが単純で面白いし、かなりいい方ですから。
2015年DVDレンタル観賞作品・・・15 映画(アクション・アドベンチャー) ブログランキング
あらすじ:結婚式を目前に、自動車に乗ってニューメキシコの砂漠を一人で旅していたゾーイ(アマンダ・エイドリアン)。その途中で彼女は、ギャングたちが少年をなぶり殺しにしようとする現場に出くわしてしまう。少年を助けようとするゾーイだったが、ギャングに連れ去られて、激しい暴行を受けた果てに生き埋めにされてしまう。夜が明け、ひん死の状態であった彼女は奇跡的に命を取り留める。激しい復讐(ふくしゅう)心に駆られた彼女は、ギャングたちを一人ずつ血祭りに上げていくが……。
<感想>未公開だと思っていたら昨年の12月6日に公開されていた。主人公が聾唖者と言う設定だが、若い女一人で車で旅行するなんて、日本ならともかくアメリカでは怖いよね。映画の内容が、のんびりとケータイで景色を写メして、もう危機感なしですから。そこへ、目の前に人が飛び出て来てどうやら轢いたみたいな、でも前方に車に轢き殺されてる男を見つける。その車が女の方にやって来るのだ。
もうこれで、この主人公ゾーイは、彼らのアジトへ連れて行かれ、ベッドに有刺鉄線で手足を縛りつけられ男たちの餌食になって暴行を受けるのだ。その後に、男たちはこの女を自分たちのペットみたいに楽しもうと言うのだが、一人の男が殺してしまわないと警察とかうるさいから。それで、彼女はその男にナイフで腹を刺されて穴を掘り埋められてしまう。
ところが、穴が浅く彼女の腕が飛び出て、それを見つけたインデアンの男が、まだ生きていると思い自分の家へ連れて行く。そして、アパッチ族の聖地に彼女の亡骸を置き、そこで儀式をすると、なんと100年前に彼女を暴行して殺した悪党一味が、インデアンをバカにして根絶やししようと殺された伝説の酋長“赤袖”の魂が彼女の死体に乗り移るのです。
ここで、不死身の女戦士が誕生するわけですね。
グロクて血がドバドバ出るスプラッター映画です。でも、女が男どもに拉致されてレイプされ殺される映画はいくつも見てますが、殆どの女性が復讐に燃えて男どもを殺してしまうストーリーですからね。以前見たDVD「アイ・スピット・オン・ユア・グレイヴ」も復讐の鬼と化した主人公のジェニファーが、自分に暴行した男どもを血祭りに挙げていく描写はグロイし、バイオレンス描写が残酷極まりなかった。
この映画では、殺されたアパッチの酋長の恨みが女の体に憑依して、力を蓄えて弓矢で男どものところへと殴り込みます。悪党共を弓矢でバンバン射抜くシーンは確かにかっこいいのですがね、弓矢だけではダメだと、アパッチ族の武器である斧やナイフという武器で極悪一味を一人づつ退治して行きます。その時には、すでに彼女は男どもに腹をナイフで刺されたりショットガンで撃たれたりしていますから、肉体はとうに死んでいたのでしょう。
助けてもらったアパッチ族の古老に、その赤袖が憑依している時間が短いと知らされ、最後の一人までとどめを指すシーンはこんなか細い女がここまでやるかという疑問さえ覚えます。
何しろ、男の腹をナイフでかっさばき腹から小腸を取り出すシーンは、まるで綱引きのような笑いもきます。敵のバカ者たちも、曾爺さんのころからインデアンを殺すことを一家の誇りにしているだけあってか、ショットガンやらチェンソーまで持ち出して女と闘うのですから。女とチェンソーの戦いが見ごたえありますね。
この女性には婚約者の黒人男性がいるんですが、彼女が途中で写メを送ってこなくなり警察へ届けを出すも、結局、警察はあてにはなりません。この男は、自分から悪党たちの元へ人質になりに行ったようなもので、なんの助けにもなりませんでした。まぁ、聾唖者の女性が自分で復讐するにも限界がありますから、男どもに殺されたアパッチ族の酋長が憑依したことで力を得て、大いに志気が上がるってもんです。それに、彼女はすでに死んでいるわけですから。魂が復讐をさせたのでしょう。
これはB級映画でもストーリーが単純で面白いし、かなりいい方ですから。
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