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THE LAST NARUTO THE MOVIE ★★★

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コミックでは描かれなかった「NARUTO−ナルト−」のエピソードを、原作者の岸本斉史がストーリー総監修として参加して自ら描いたアニメーション。月の異常接近という事態に、ナルトが地球の危機を救うべく立ち上がる姿を描く。監督を務めるのは、『映画 忍たま乱太郎』やテレビアニメ「英國戀物語エマ」などの小林常夫。少し成長したナルトたちの勇姿と壮大なバトルに引き付けられる。
あらすじ:月が地球に接近し、このままでは崩壊した月がいん石となり、残骸が落ちてくるという最悪の事態を迎えることに。調査を任されたナルトやサクラ、シカマル、サイ、ヒナタは、呪印が刻まれた地底空間にたどり着き、ある計画を知る、そんな中、大筒木カグヤの子孫であるトネリが現れ、ヒナタがトネリの手に落ちてしまい……。

<感想>この映画もアニメオタクの娘に誘われて観賞。娘はテレビも見ているし、内容を知っているので面白いのでしょうが、私には主人公のうずまきナルトと日向ヒナタのラブロマンスのように見えました。ヒナタが真っ赤な毛糸でマフラーを編んでいる、ナルトのために。なのに、彼はグリーンと白の縞のマフラーを大事そうに首に巻いていた。誰からのプレゼントなのか、ヒナタがせっせと夜なべして編んだマフラーを差し出す勇気がなかった。

そこへ、月が崩壊して隕石が地球目がけて落ちてくるというのだ。それに、ヒナタの妹ハナビの眼球を盗む大筒木トネリ、1000年の時を超えて、忍びの世界を滅亡させようと現れる。執拗にヒナタと結婚しようと誘拐して月へと。
つまり、崩壊寸前の月には、大筒木トネリが住んでいるのだ。
彼の正体は、かつてナルト、サスケと死闘を繰り広げたチャクラの祖、大筒木カグヤの子孫であった。月へとナルトたちが行くのだが、トネリが圧倒的な力でナルトたちを蹴散らしてしまう。

ナルトはヒナタが人質に取られているのでは、と思っていたのだが、大筒木一族と日向一族の哀しき宿命とは、昔二つの一族は、子孫同士が結婚の約束を誓いあっていたようです。まるでかぐや姫のようなお話ですよね。
トネリがヒナタと結婚して、白眼をヒナタの妹ハナビの白眼を手に入れ、一族を繁栄させようとしているのが見え見えだ。
地球では、降り注ぐ隕石との壮絶なる防衛線が限界を迎え、まさに人類滅亡のカウントダウンが始まる。

しかし、月にいるナルトたち、そこへ地球からチャクラ砲を発射すれば月はバラバラになるのだ。確かに、ナルトたちの活躍も見どころといえばそうなんですが、気を集めて波動砲みたいな丸い光を出して戦うシーンは、「ドラゴンボール」を似せているような気もした。月が滅亡すると地球は大変なことになるのでは。

しかしだ、いくらマンガとはいえ、忍者といえど人間が宇宙へ飛んでいくのは???・・・宇宙空間を遊泳するシーンもなしに、真っ直ぐに地球から月へと、月から地球へと行き来するのがどうかと思うのだが、「タイムワープ」することができるという。その辺をあまり突っ込まない方がいいようですね。
最後で、めでたくナルトがトネリを倒して、ヒナタを助けて、妹ハナビも救い白眼も無事戻ってきて、あのナルトが首に巻いていたマフラーは、母親の形見の品だったのですね。でも、ナルトって女心に鈍感な男なのね。ヒナタの初恋が実って二人はキスまでして愛を誓うという、ハッピーエンドでございました。
そして、ナルトはずっと彼に想いを寄せてきたヒナタと結ばれ結婚となりましたが、ナルトが当初、恋心を抱いていたサクラとはどうなるのか?・・・なんて思ってましたが、サクラがサスケと結ばれるようでよかったですね。
2014年劇場鑑賞作品・・・361 映画(アクション・アドベンチャー) ブログランキング



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