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劇場版「進撃の巨人」前編~紅蓮の弓矢~★★★.5

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諫山創のコミックを映像化して大きな話題を呼んだテレビアニメを基に、全25話の前編となる1話から13話を再編集した劇場版。巨人が全てを支配する世界を舞台に、巨人と人間とを隔てる壁の向こうへの憧れを抱く10歳の少年エレンがやがて兵士となり、戦闘を繰り広げるさまを描く。監督の荒木哲郎をはじめ梶裕貴、石川由依、井上麻里奈らキャスト陣も続投。人間を食らう凶暴な巨人とのダイナミックなバトルと共に、ダークで残酷な世界観も見もの。
あらすじ:巨人がすべてを支配する世界。巨人の餌と化した人類は、高さ50メートルの巨大な壁を築き、壁外への自由と引き換えに侵略を防いでいた。
だが、名ばかりの平和は壁を越える大巨人の出現により崩れ、絶望の戦いが始まってしまう。まだ見ぬ壁外の世界に憧れるエレンは、訓練兵となり、仲間とともに巨人に対抗する技を磨く。

だが大巨人の出現により、無数の巨人が壁の中に侵入。親友であるアルミンを助けようとするエレンだったが、代わりに自らが巨人に食われてしう・・・・!!
大巨人の出現により壁が崩壊し、無数の巨人が壁の中に侵入する。ミカサは次々に巨人を倒すがエレンの死の知らせに動揺し、危機に陥ってしまう。そこへ巨人を襲う謎の巨人が登場し、ミカサの窮地を救う。
何体もの巨人をなぎ倒し、遂には力尽きた謎の巨人。その正体は・・・・!ウォール・ローゼの外壁に空いた穴を修復するため「巨人化したエレンが巨大な岩で穴を塞ぐ」という作戦が開始される。人類の存亡を懸け巨人化したエレンだったが、自我を失い暴走してしまう。エレンはアルミンの必死の問いかけにも反応せず・・・・。
巨人化したエレンの活躍により、人類はウォール・ローゼのトロスト区奪還に成功する。
成功と同時に意識を失ったエレンが目を覚ますと、そこには調査兵団団長、エルヴィン・スミスの姿が。
<感想>原作もテレビ版も見ていないが、娘がアニメオタクでこういうの大好きなんですね。で、お付き合いということで観賞しました。それでも、前置きの物語がよく知らないので、それでも巨人が50メートルもの壁を壊して入って来て、中の人間たちがまるで小人。ガリバーのようにでかい巨人は、塀の中で暮らしている人間を捕食するのだ。

小人の人間たちは、巨人が襲来すると、船で外へ逃げることができるのだが、その船に乗る人数は限りがある。取り残された小人たちは、みな巨人に食べられてしまうのだ。これはもっと工夫があってもいいのではないかしら。何故か、原始的な生活をしている小人たち。塀の中で100年もの間何も起こらず平和に暮らしてきただけに、巨人が襲来してくることをすっかり忘れているようだ。まるで日本人の平和ボケのような、北の将軍様が日本を攻撃してきたらどうするのか、アメリカは助けてくれるのだろうか?・・・なんて思ってしまった。

一応、巨人の襲来に備えて若い訓練兵が、まるでスパイダーマンのように、その腰元からワイヤーが伸縮するリール機構で、ロープを壁や巨人に狙い撃ちしてそれを足場にビュンビュンと飛ぶ。でも、両脚に付けているロケット燃料入れみたいなもの、長時間の飛行は無理で、すぐにガス欠だ。
巨人を撃退したり殺すのは、銃ではなく二刀流のような剣みたいなもの。急所である後ろから首を狙って切り付ける。観ていて、何だか戦闘シーンがはがゆくて、もっと他に原動力となるロケットランチャーとかスタンガンの大きいのとか、武器にアイデアというか発明はないのか?どうにも、おバカの巨人相手に小人が戦うシーンに、茫然と喰われるのを見ているだけとは、情けない。映像で、そんなにグロクは感じませんでしたけど。

それに、若い少年団の彼らの仲の悪さには、こんな時こそ一致団結して、戦わなければ。虐めとかあるし、喧嘩している場合かよ。それに、巨人相手とはいえ、作戦を練ってもっと効率よく巨人を倒す企画を練らねば。それに、影のある兵長が強いのだが、孤高の兵というような、みんなと交わってないように見えた。エレンが勇敢にも巨人に向かって行くのは、確かに凄い。

しかし、そこへ、もの凄く大きな筋肉丸見え巨人が現れて、そいつの強いことといったら手も足もでない小人軍団。で、何故かエレンという主人公なのだろう、その少年が巨人に食われてしまうのだが。

なんと、なんと、その巨人の中で覚醒したかのように、他の巨人たちをやっつけてくれるのだ。その筋肉丸見え巨人も倒すことが出来たのに、ホット安心。

それで、壁に大きな穴が開いたところを、そのエレンが入った巨人を味方につけて、大きな岩で塞いでもらおうと考えるわけ。なんなく成功するんですね。

その巨人の中に入っているエレンを引き出すのが、臆病ものだった幼馴染のアルミンが言うには、エレンがいつも壁の向こうには大きな海があって、森もありそれは素敵なところだと。いつか、壁の外へ出てみたいと言っていたエレンの願いは叶えられるのだろうか。結構、観ていると熱が入って来て、これって好きになるかもです。

そして、何故にエレンが巨人になったのかが、父親が秘密にしていた地下室にあるみたいですね。エレンがその鍵を持っていることからして、後編は何故か軍の偉いさんに捕まって鉄格子の牢獄の中に入ってました。
そういえば、来年の夏には実写版が公開されるのでは、それもエレンには三浦春馬くんが演じるという、イケメンでカッコいいですよね。
実写版『進撃の巨人』2部作で来夏公開

2014年劇場鑑賞作品・・・359 映画(アクション・アドベンチャー) ブログランキング


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