2012年(アメリカ)原題:Killer Joe (キラー・ジョー)
監督:ウィリアム・フリードキン
出演:マシュー・マコノヒー、エミリー・ハーシュ、トーマス・ヘイデン・チャーチ、ジュノ・テンプル、ジーナ・ガーション
あらすじ:テキサスのドラッグ・ディーラー、クリス・スミス(エミリー・ハーシュ)は借金を抱え、唯一の解決策に保険金目当てで自分の母親を殺すことを決める。
父親(トーマス・ヘイデン・チャーチ)と義理の母(ジーナ・ガーション)を巻き込み、
殺し屋に”Killer” ジョー・クーパー(マシュー・マコノヒー)を雇うことに。
ところが返礼金の不足を知るや、ジョーはクリスの妹ドッティー(ジュノ・テンプル)を担保に要求し・・・。(作品資料より)
<感想>マコノヒーが殺し屋を演じるというので借りて見ました。内容はエミール・ハーシュが主人公で、あのショーン・ペン監督作の「イントゥ・ザ・ワイルド」で放浪の果てに死んじゃった男の子ですね。全然年取ってないような幼い顔してるエミール、トレイラーハウスに父親と一緒に暮らす、設定では20歳過ぎのゴクつぶしの息子クリスを演じている。
父親は離婚して、ジーナ・ガーション扮するピザ屋のウェイトレスと再婚したのだが、冒頭でエミールが家に帰ってドアを開けると、いきなり下半身丸見えの継母が立っていた。一応成人指定だったけど、ぼかしなんてあったかなぁ、それに妹の「ダーク・ライジング」でキャットウーマンの相方をやっていたジュノ・テンプルが、10代の設定で演じているし。実際は彼女23歳くらいだし、童顔だからティーンに見えてもおかしくない。妹が高校にも行かず、昼間っからクンフー映画見ているし、若干頭弱いし、ロリコンのジョー役のマコ様の前で全裸になるんだから。これはぼかしないよ。
義母のジーナは、家の中でノーパン姿でうろうろするし、父親は仕事何しているんだか、ヒモみたいに義母が働いているレストランで、客が飲んだビールの飲み残しを平気で飲むような下品な男。父親のトーマス・ヘイデン・チャーチって、「アナザー・ハッピーデイ ふぞろいな家族たち」とか「ジョン・カーター」にも出ていたのにね。体つきが若いのでまだ老けるには早いと思った。
エミールは、クラック吸ったり、場外馬券場に通って負け続けたりして、ギャングに借金作って追い詰められてる最低な男の役だ。
借金を返すために、貧乏生活から抜け出すために、ある作戦を思いつく。それは離婚した自分の母親が、自分自身に保険をかけていて、受取人が妹になっているというのだ。
実の母親を殺すなんて、親子の愛情なんてまるでない人たち。この話を義母や父親、妹に話して、殺し屋を雇うのだが、それがダラス警察の刑事で、裏では金をもらって殺し屋をしているキラー・ジョーに依頼する。このいかにもかっこいい名前のキラー・ジョー役をマシュー・マコノヒーが演じているわけ。舞台はテキサスで、カウボーイハットをかぶってるし、サイコだし、でも「キラー・インサイド・ミー」のケイシー・アフレックは草食系でひ弱な感じで凄みがなかった。
やっぱ我らがマコ様の方が怖い風貌だし、いつも静かで、小さい声でしかしゃべらないので、それがまたかっこいいのだ。いきなりテレビを叩き壊したり、全裸になるシーンがあるんだけど、後姿で筋肉隆々の逆三角形の身体に惚れ惚れしてしまう。
キラー・ジョーの殺しの代金は前金で、というのがルール。エミール親子にはそんなお金がない。ところがジョーは、妹に目をつけたんですね。実はロリコンだったというわけ。で、前金変わりに妹をくれと言う。
エミール親子はどうすると思う。金もないし、仕方がないので妹を担保にやらせちゃうんです。実の母親は殺すわ、妹は売るわ、マジでクズ野郎のエミール兄貴。マコ様もやるき満々で、妹とのセックスシーンが成人指定になったというのだ。それにマコ様が、義母のジーナをフライドチキンを使っていたぶるサディスト・シーンも酷いのなんの。
監督が「エクソシスト」のウィリアム・フリードキンだからですかね、俳優がびっくりするシーンを撮るために、セットでいきなり拳銃ぶっぱなした監督。ところが、保険金の受取人が、現在再婚した男の名義だということが分かり、ジョーが実母を殺して車のトランクに入れてきた時は、本当に驚いたわ。
ジョーは殺しの依頼を実行したわけで、その金は保険金で支払するつもりだったエミール。さぁ困った。ところがジョーは、ロリコンですっかり妹のジュノが気に入り結婚するというのだ。兄ちゃんのエミールは、こんなキチガイに可愛い妹を嫁にやれないと、ジョーと対決するのだが、・・・。この馬鹿家族が狙っている保険金って5万ドルなんですね、だから400万円くらいで命かけるなんて、馬鹿みたいですから。
兄のエミールは、妹にこんなところから二人でメキシコへ逃げようと、ところが兄貴の持っていた拳銃を妹が拾い、義母や父親、兄貴までもバンバン撃ってしまうんです。最後にマコ様が残ったんですが、どうやら妹はマコ様の虜になっているみたいで、最後にマコ様に拳銃向けるところで終わってしまったので、彼女がマコ様までも撃ち殺したかは分かりません。未公開の作品ですが、意外に面白く、それに知っている俳優さんが出ているので、はっきり言ってこんなクズ作品に有名な俳優さんが出ているのが余計に悲しくなってしまう。
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監督:ウィリアム・フリードキン
出演:マシュー・マコノヒー、エミリー・ハーシュ、トーマス・ヘイデン・チャーチ、ジュノ・テンプル、ジーナ・ガーション
あらすじ:テキサスのドラッグ・ディーラー、クリス・スミス(エミリー・ハーシュ)は借金を抱え、唯一の解決策に保険金目当てで自分の母親を殺すことを決める。
父親(トーマス・ヘイデン・チャーチ)と義理の母(ジーナ・ガーション)を巻き込み、
殺し屋に”Killer” ジョー・クーパー(マシュー・マコノヒー)を雇うことに。
ところが返礼金の不足を知るや、ジョーはクリスの妹ドッティー(ジュノ・テンプル)を担保に要求し・・・。(作品資料より)
<感想>マコノヒーが殺し屋を演じるというので借りて見ました。内容はエミール・ハーシュが主人公で、あのショーン・ペン監督作の「イントゥ・ザ・ワイルド」で放浪の果てに死んじゃった男の子ですね。全然年取ってないような幼い顔してるエミール、トレイラーハウスに父親と一緒に暮らす、設定では20歳過ぎのゴクつぶしの息子クリスを演じている。
父親は離婚して、ジーナ・ガーション扮するピザ屋のウェイトレスと再婚したのだが、冒頭でエミールが家に帰ってドアを開けると、いきなり下半身丸見えの継母が立っていた。一応成人指定だったけど、ぼかしなんてあったかなぁ、それに妹の「ダーク・ライジング」でキャットウーマンの相方をやっていたジュノ・テンプルが、10代の設定で演じているし。実際は彼女23歳くらいだし、童顔だからティーンに見えてもおかしくない。妹が高校にも行かず、昼間っからクンフー映画見ているし、若干頭弱いし、ロリコンのジョー役のマコ様の前で全裸になるんだから。これはぼかしないよ。
義母のジーナは、家の中でノーパン姿でうろうろするし、父親は仕事何しているんだか、ヒモみたいに義母が働いているレストランで、客が飲んだビールの飲み残しを平気で飲むような下品な男。父親のトーマス・ヘイデン・チャーチって、「アナザー・ハッピーデイ ふぞろいな家族たち」とか「ジョン・カーター」にも出ていたのにね。体つきが若いのでまだ老けるには早いと思った。
エミールは、クラック吸ったり、場外馬券場に通って負け続けたりして、ギャングに借金作って追い詰められてる最低な男の役だ。
借金を返すために、貧乏生活から抜け出すために、ある作戦を思いつく。それは離婚した自分の母親が、自分自身に保険をかけていて、受取人が妹になっているというのだ。
実の母親を殺すなんて、親子の愛情なんてまるでない人たち。この話を義母や父親、妹に話して、殺し屋を雇うのだが、それがダラス警察の刑事で、裏では金をもらって殺し屋をしているキラー・ジョーに依頼する。このいかにもかっこいい名前のキラー・ジョー役をマシュー・マコノヒーが演じているわけ。舞台はテキサスで、カウボーイハットをかぶってるし、サイコだし、でも「キラー・インサイド・ミー」のケイシー・アフレックは草食系でひ弱な感じで凄みがなかった。
やっぱ我らがマコ様の方が怖い風貌だし、いつも静かで、小さい声でしかしゃべらないので、それがまたかっこいいのだ。いきなりテレビを叩き壊したり、全裸になるシーンがあるんだけど、後姿で筋肉隆々の逆三角形の身体に惚れ惚れしてしまう。
キラー・ジョーの殺しの代金は前金で、というのがルール。エミール親子にはそんなお金がない。ところがジョーは、妹に目をつけたんですね。実はロリコンだったというわけ。で、前金変わりに妹をくれと言う。
エミール親子はどうすると思う。金もないし、仕方がないので妹を担保にやらせちゃうんです。実の母親は殺すわ、妹は売るわ、マジでクズ野郎のエミール兄貴。マコ様もやるき満々で、妹とのセックスシーンが成人指定になったというのだ。それにマコ様が、義母のジーナをフライドチキンを使っていたぶるサディスト・シーンも酷いのなんの。
監督が「エクソシスト」のウィリアム・フリードキンだからですかね、俳優がびっくりするシーンを撮るために、セットでいきなり拳銃ぶっぱなした監督。ところが、保険金の受取人が、現在再婚した男の名義だということが分かり、ジョーが実母を殺して車のトランクに入れてきた時は、本当に驚いたわ。
ジョーは殺しの依頼を実行したわけで、その金は保険金で支払するつもりだったエミール。さぁ困った。ところがジョーは、ロリコンですっかり妹のジュノが気に入り結婚するというのだ。兄ちゃんのエミールは、こんなキチガイに可愛い妹を嫁にやれないと、ジョーと対決するのだが、・・・。この馬鹿家族が狙っている保険金って5万ドルなんですね、だから400万円くらいで命かけるなんて、馬鹿みたいですから。
兄のエミールは、妹にこんなところから二人でメキシコへ逃げようと、ところが兄貴の持っていた拳銃を妹が拾い、義母や父親、兄貴までもバンバン撃ってしまうんです。最後にマコ様が残ったんですが、どうやら妹はマコ様の虜になっているみたいで、最後にマコ様に拳銃向けるところで終わってしまったので、彼女がマコ様までも撃ち殺したかは分かりません。未公開の作品ですが、意外に面白く、それに知っている俳優さんが出ているので、はっきり言ってこんなクズ作品に有名な俳優さんが出ているのが余計に悲しくなってしまう。
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