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Channel: パピとママ映画のblog
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ウェア -破滅- ★★★

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ある一家惨殺事件を担当することになった女性弁護士と科学捜査班が、調査を進めていくうちに恐るべき真実に行き当たるホラー。古くから伝わるモンスター伝説をベースに、遺伝子異常によって人間を超越した凶暴性を示す大男が引き起こす惨劇と、彼の秘密が科学的視点から解明されていくさまを描く。『パラノーマル・アクティビティ』シリーズなどのプロデューサー、スティーヴン・シュナイダーが製作を手掛け、テレビドラマ「クリミナル・マインド」シリーズなどのA・J・クックらが出演。
あらすじ:フランスでバカンスを過ごしていた一家が惨殺される事件が発生し、タラン・グィネックという大男が容疑者として拘束される。男を担当することになった弁護士のケイト・ムーア(A・J・クック)と科学捜査班は、多毛で筋肉障害を持つ彼の特異な遺伝子に着目して調査を進める。科学的な観点からタランの身辺を調査していくにつれ、恐るべき事実が浮かび上がり……。

<感想>これも未公開じゃなくて、昨年11月16日に公開されていた。だが、「TSUTAYA」でレンタルしてDVDで観賞。内容は、狼男のお話。冒頭でアメリカ人の親子がフランスに旅行に来て、何か大きな獣に襲われるというショキングなことが起きる。一人だけ助かった母親の供述では、その怪物は背の高い、毛がもじゃもじゃした人間だったというのだ。

何か昔DVDで観た「ジェヴォーダンの獣」を思い出しました。この事件の捜査に美人弁護士が担当するのだが、犯人らしき大男が捕まり美人弁護士はこの狼男の弁護を引き受けるんですね。どうみても背が高くて狂暴な感じしか見受けられないのに、何故に弁護して彼が犯人じゃないと決めつけるのか、良く判りません。
その内、その森に獣が出て鹿とか動物を襲う事件が起き、結局捉えたのは大きな熊でした。その熊が家族を襲ったとは考えられません。母親のビデオカメラの映像とか、父親と息子の遺体を見ると、いかにも肉食系の獣に襲われたと思いがちですが、噛みち切られた顎から頬肉、モモ肉も噛み切られて残酷極まりない。

この襲われた親子のDNAと、犯人として逮捕された大男に付着している血液検査をすれば、襲ったのはその男だと判るのに。ダメだったんですね。
そして、美人弁護士がその狼男に優しい言葉をかけて、無実を証明すると誓うのです。その時、一緒にいた彼女の元恋人、動物法医学者の男が狼男と接触して感染してしまう。
ところがですよ、やっぱりその大男は狂暴な狼人間で、満月になると狂暴化し、驚異の身体能力を発揮する。人間を軽々と持ち上げて投げ飛ばす怪力もさることながら、噛む力は人間の7倍以上。巨体に似合わず動きは俊敏で、ビルの上階から跳び下りるジャンプ力も超人的なんです!それに不死身ときているのだから、警察の拳銃で撃っても死なないのだ。

この狼男が暴れ回るシーンは凄いです。弁護していた美人の彼女も唖然として、その狼男に襲われます。もしかして、妊娠して子孫ができたりしてなんて思ってはダメですよ。クライマックスでは、その狼男と、感染して狼男に変身した動物法医学者の一騎打ちです。

どういう分けか、動物法医学者は頭の髪の毛を剃り、スキンヘットで上半身がムキムキの筋肉になっていた。これは見分けをつけるためなのか?・・・何も頭剃らなくてもね。
どちらも不死身だから、戦ってもムダだと思うのですが、美人弁護士を助けるために闘うのです。でも、撃たれてしまうんですよ。狼男に変身した動物法医学者は、このまま不死身で生き続けるんでしょうね。ホラーとしても面白かったですが、オチがねB級ですよね。
2014年DVD鑑賞作品・・・32 映画(アクション・アドベンチャー) ブログランキング


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