『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』などのベネディクト・カンバーバッチ出演のテレビドラマ「SHERLOCK(シャーロック)」シリーズの特別編。21世紀に活躍する名探偵シャーロック・ホームズとジョン・ワトソンのコンビがヴィクトリア朝の1895年へと戻り、難事件解決に挑む姿を描写する。『ホビット』シリーズなどのマーティン・フリーマンが今作でも相棒役を務める。無敵の探偵と助手が紡ぐストーリーに注目。
あらすじ:1895年、冬のロンドン——— トーマス・リコレッティは、古いウエディング・ドレスをまとった妻の姿を見て驚きを隠せなかった。なぜなら彼の妻は、数時間前に自ら命を絶ったばかりだったのだ……。リコレッティ夫人の幽霊は、癒されることのない復讐への執念とともに路地を徘徊する。霧に覆われたライムハウスから荒廃した教会の跡地に至るまで、ホームズとワトソン、そして彼らの友人たちは、冥界からやってきた敵を相手に頭脳戦を繰り広げる。そしてついに明かされる〝忌まわしき花嫁〟の驚くべき真実とは……!ヴィクトリア時代のロンドンで、冥界からの敵にホームズとワトソンはどう挑むのか?謎解きも冒険も特別編ならではの面白さ!そして、いつの時代でも変わらぬふたりの友情も見逃せない!
<感想>TVシリーズを毎回楽しみに観ていました。古いジェレミー・ブレット(イギリス人俳優)が演じていた「シャーロック・ホームズ」シリーズもかかさずに観ていましたね。だから、今作の「忌まわしき花嫁」はスペシャル版として製作されたものです。原作の舞台である19世紀のヴィクトリア朝時代で活躍する、タイムスリップのようなところが「特別編」ならではの見所と言えましょう。
現代版でのパーマをかけた青年とは違い、原作に近いオールドバックのシャーロック。もちろんトレードマークの鹿撃ち帽子とコート姿で紳士的に登場。ジョンも口髭をたくわえ貫録ある出で立ちになっていた。
それに、TVシリーズでの二人の呼び名シャーロックとジョンなのだが、ここではホームズとワトソンが初めてベーカー街で出会うシーンとか、ホームズの兄マイクロフトが、なんとおデブちゃんで椅子から立ち上がれない様子で指示をだします。それに、設定で重要な点が1895年であり、宿敵のモリアーティ教授が、あのホームズと滝での戦いで滝壺に落ちて死んだことになっている。
3年後にホームズが生きて戻ったのが1894年。劇中でもモリアーティは死んだことになっているが、何故だかシャーロックの前に姿を現すのだ。それも現代の姿のモリアーティでね。
さらに、後半ではシリーズとリンクした驚愕の展開もある。つまりホームズはコカイン中毒で過剰摂取で、朦朧としながら夢うつつという状態で現代に甦るという展開。プライベートジェット機内のシャーロックに、ジョンやメアリーが心配そうな顔をしている。兄の細身のマイクロフトも弟の麻薬の過剰摂取に心を痛めている様子が伺われる。
そこで、シャーロックは、またまたヴィクトリア時代にトリップして事件を解決するのです。舞台となるのは原作の設定と同じ1895年のイギリスです。花嫁姿の女性がバルコニーから銃を乱射し、その女性は自ら命を絶ったように思われていましたが、数日後その女性が夫の前に現れ、夫を撃ち殺すという難解事件を解決していくというもの。不可解すぎるこの事件をレストラード警部からシャーロックとワトソンは任されることになります。
ある日、夫に「死」を意味するオレンジの種が送られてきます。いわゆる脅迫文のこと。このことを相談を受けたシャーロックとジョン・ワトソンが事件を解決すべく19世紀のロンドンで奮闘するのでした。夫が幽霊に怯えているというので、シャーロックに守って欲しいという妻の依頼。豪華な邸宅の温室で、ワトソンと二人で徹夜して幽霊退治にと、邸宅のガラスが割れる音で、2人は屋敷の中へと入りこむ。
部屋は真っ暗で、叫び声と共に夫が倒れて死んでいる。「妻はだから守ってって頼んだでしょうが」と厳しい言葉。そして、死んだはずの彼女が夫の前に現れるのと不可解な現象も。まさに死人がこの世に蘇ったかのような状況でした。
ワトソンは、花嫁は双子ではと言い張るが、ホームズは違う双子のあるはずがない。トリックがあるのだ。と、そして死んだ花嫁の墓を掘り起すも、棺の中には花嫁一人、で、その棺の下にもう一人の花嫁姿をした女が隠してあるはずだ。と言いながらまたもや墓を掘るホームズ。
イギリスと言えば幽霊が出るという有名な話があるので、このような事件があっても不思議ではないのかもしれませんね。もちろんこの事件は幽霊ではありません。リコレッティ夫人は身代わりを使って生きていたのですから。つまり夫に復讐をするために仕組んだトリックだったのです。
その事件のことは全てシャーロックが、麻薬を過剰摂取していての頭の中での話ですから、なんか取り留めなくて釈然としません。しかしながら、TV版よりもスクリーンで観るシャーロックはやっぱりかっこいいですからね。
注意:本編の初めと終了後にメイキング映像があります。
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あらすじ:1895年、冬のロンドン——— トーマス・リコレッティは、古いウエディング・ドレスをまとった妻の姿を見て驚きを隠せなかった。なぜなら彼の妻は、数時間前に自ら命を絶ったばかりだったのだ……。リコレッティ夫人の幽霊は、癒されることのない復讐への執念とともに路地を徘徊する。霧に覆われたライムハウスから荒廃した教会の跡地に至るまで、ホームズとワトソン、そして彼らの友人たちは、冥界からやってきた敵を相手に頭脳戦を繰り広げる。そしてついに明かされる〝忌まわしき花嫁〟の驚くべき真実とは……!ヴィクトリア時代のロンドンで、冥界からの敵にホームズとワトソンはどう挑むのか?謎解きも冒険も特別編ならではの面白さ!そして、いつの時代でも変わらぬふたりの友情も見逃せない!
<感想>TVシリーズを毎回楽しみに観ていました。古いジェレミー・ブレット(イギリス人俳優)が演じていた「シャーロック・ホームズ」シリーズもかかさずに観ていましたね。だから、今作の「忌まわしき花嫁」はスペシャル版として製作されたものです。原作の舞台である19世紀のヴィクトリア朝時代で活躍する、タイムスリップのようなところが「特別編」ならではの見所と言えましょう。
現代版でのパーマをかけた青年とは違い、原作に近いオールドバックのシャーロック。もちろんトレードマークの鹿撃ち帽子とコート姿で紳士的に登場。ジョンも口髭をたくわえ貫録ある出で立ちになっていた。
それに、TVシリーズでの二人の呼び名シャーロックとジョンなのだが、ここではホームズとワトソンが初めてベーカー街で出会うシーンとか、ホームズの兄マイクロフトが、なんとおデブちゃんで椅子から立ち上がれない様子で指示をだします。それに、設定で重要な点が1895年であり、宿敵のモリアーティ教授が、あのホームズと滝での戦いで滝壺に落ちて死んだことになっている。
3年後にホームズが生きて戻ったのが1894年。劇中でもモリアーティは死んだことになっているが、何故だかシャーロックの前に姿を現すのだ。それも現代の姿のモリアーティでね。
さらに、後半ではシリーズとリンクした驚愕の展開もある。つまりホームズはコカイン中毒で過剰摂取で、朦朧としながら夢うつつという状態で現代に甦るという展開。プライベートジェット機内のシャーロックに、ジョンやメアリーが心配そうな顔をしている。兄の細身のマイクロフトも弟の麻薬の過剰摂取に心を痛めている様子が伺われる。
そこで、シャーロックは、またまたヴィクトリア時代にトリップして事件を解決するのです。舞台となるのは原作の設定と同じ1895年のイギリスです。花嫁姿の女性がバルコニーから銃を乱射し、その女性は自ら命を絶ったように思われていましたが、数日後その女性が夫の前に現れ、夫を撃ち殺すという難解事件を解決していくというもの。不可解すぎるこの事件をレストラード警部からシャーロックとワトソンは任されることになります。
ある日、夫に「死」を意味するオレンジの種が送られてきます。いわゆる脅迫文のこと。このことを相談を受けたシャーロックとジョン・ワトソンが事件を解決すべく19世紀のロンドンで奮闘するのでした。夫が幽霊に怯えているというので、シャーロックに守って欲しいという妻の依頼。豪華な邸宅の温室で、ワトソンと二人で徹夜して幽霊退治にと、邸宅のガラスが割れる音で、2人は屋敷の中へと入りこむ。
部屋は真っ暗で、叫び声と共に夫が倒れて死んでいる。「妻はだから守ってって頼んだでしょうが」と厳しい言葉。そして、死んだはずの彼女が夫の前に現れるのと不可解な現象も。まさに死人がこの世に蘇ったかのような状況でした。
ワトソンは、花嫁は双子ではと言い張るが、ホームズは違う双子のあるはずがない。トリックがあるのだ。と、そして死んだ花嫁の墓を掘り起すも、棺の中には花嫁一人、で、その棺の下にもう一人の花嫁姿をした女が隠してあるはずだ。と言いながらまたもや墓を掘るホームズ。
イギリスと言えば幽霊が出るという有名な話があるので、このような事件があっても不思議ではないのかもしれませんね。もちろんこの事件は幽霊ではありません。リコレッティ夫人は身代わりを使って生きていたのですから。つまり夫に復讐をするために仕組んだトリックだったのです。
その事件のことは全てシャーロックが、麻薬を過剰摂取していての頭の中での話ですから、なんか取り留めなくて釈然としません。しかしながら、TV版よりもスクリーンで観るシャーロックはやっぱりかっこいいですからね。
注意:本編の初めと終了後にメイキング映像があります。
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