キャスリン・ビグロー監督作『ハートブルー』に着想を得た、アスリートによる犯罪集団への潜入捜査を敢行するFBI捜査官の活躍を描くクライムアクション。元アスリートの捜査官がミッションを遂行する一方、命知らずの犯罪者との間に信頼と友情が生まれるさまを活写する。『カルロス』などのエドガー・ラミレスや『スパイ・レジェンド』などのルーク・ブレイシーのほか、サーフィンやスノーボード界などの有名アスリートがスタントとして出演。CGを使用しない生身のアクションの迫力に興奮。
あらすじ:以前アスリートだったFBI捜査官ジョニー・ユタ(ルーク・ブレイシー)は、エクストリームスポーツのカリスマ、ボーディ(エドガー・ラミレス)が中心となっているアスリート犯罪集団への潜入捜査を開始する。彼らには、卓越した能力を使って、犯罪行為を繰り返している疑いが掛かっていた。しかし、ユタは彼らと危険な行動を共にするうち、ボーディに対し信頼と友情を抱くようになり……。
<感想>キアヌ・リーブス主演の『ハートブルー』をリメイクしたサスペンス・アクションものだと言うが、「ハート・ブルー」を見ていなくても最高にスリル満点でした。犯罪を繰り返すアスリート集団に潜入したFBI捜査官の活躍を、全編CGナシの驚異的なアクションの連続で魅せています。
冒頭でユタも友人2人でモトクロスを楽しんでいたのだが、友人がジャンプに失敗して崖から落ちて死んでしまう。かなりのダメージを受けて暫くは危険なことはしないと誓うも、だが、FBIの潜入捜査を依頼されて、つい自分にしか出来ない危険なミッションを全て熟すのは自分しかいないと引き受ける。
命知らずの男たちが世界四大陸11カ国を舞台に数々の極限なミッションに挑む姿を、CGなしの驚愕スタントで描き切るサスペンス・アクションであります。確かにスタントマンたちの名前がエンドロールにて書かれてましたが、途中のあれはCGでしょう多分。
主人公のユタが、ウィングスーツで自足230キロで谷間をダイブし空を飛び、モトクロスで地上を駆け抜け、素手で絶壁をよじ登って下る、スノーボードで雪山の登場に立ちそこから飛び降りる。まさに死の谷で、いつ雪崩が起きても不思議ではない。
そして、30メートル級の世界最大の大海原で大波にも乗るサーフィンにも驚いた。映画史上初となる世界トップアスリートたちが挑んだ壮絶なるアクションシーンが話題の潜入サスペンスアクションでもある。
謎の犯罪集団に潜入した若きFBI捜査官ユタが挑むスリルたっぷりの極限ミッションと、ド迫力のアクションを通して仲間たちの絆も描かれる。「ワイルド・スピード」ファンなら絶対に見逃せない。
しかしだ、物語の展開が途中ではどうでも良くなってくるのだ。というのも、こういう命がけのスポーツをしている人間たちは、連帯感と絆で結ばれていて、どうしても仲間が一人、また一人と事故で亡くなっていくのだ。
10年に一度の大波の到来に、集団のボスであるボーディに率いるスポーツ・チームの出現を察知したユタは、早速現地に向かう。が、大波に乗れはしたのだが転倒して海中深くへと沈んでしまったユタを助けたのがボーディ。彼のスポンサーでボスでもある男のクルーザーに寝ていたユタ。
そして、ウィングスーツと呼ばれる特殊なスーツを見にまとい、山頂からのダイブ。時速200キロを超えるスピードで空中を舞うユタ。初めてとは思えない度胸と飛びっぷりに認められて仲間たちと固い絆で結ばれていく。
だが、陸上では想い悩むこともあり、ボーディらと共にスリルを楽しむユタだが、彼の使命は犯罪の手掛かりを掴むことなのだ。いつしかFBI捜査官としての職務と、仲間たちとの絆のはざまで葛藤するようになるユタであった。
こういう映画では、いつ敵に正体がバレルか分からない、手に汗握るスリルとサスペンスが「潜入捜査」ものの醍醐味なのですが、主人公のユタがどうにもFBIの潜入捜査なんてどうでも良くなりかけ、FBIから電話でハッパをかけられてイヤイヤながら、彼らが次に襲撃する銀行とかを探り知らせるのだ。
スイスの山の頂上にある銀行が襲撃されることに。FBIが見張る中で、彼らの集団を追いながらも、捕まえて見るとユタに好意を寄せていた女だったりして、何か彼にはふんぎれないものがある。
それに、彼らが師事する亡くなったオノ・オザキと言う、環境保護活動家がモットーとする思想を元にした犯罪構成も、どこか怪しくなってくる。貧しい国の人たちに企業から奪った札びらを空から撒き、与えるのだが、彼らにはお金よりも薬品や食べ物、水、その他の働き口とかの方が良かったのではないかと思った。
最期が、独り残ったボーディとの対決が、あの南アメリカ大陸北部のギアナ高地にある世界最大級のエンジェルフォール。2人で素手でロッククライミングで絶壁を登って行く姿が圧巻でありました。
エンジェルフォール:ベネズエラの世界最大の落差 979 m / 3,212 ft [1](岩にぶつかることなく直下する距離は 807 m / 2,648 ft [1])を誇る滝として著名。(ウィキペディアより)
2016年劇場鑑賞作品・・・40映画(アクション・アドベンチャー) ブログランキング
あらすじ:以前アスリートだったFBI捜査官ジョニー・ユタ(ルーク・ブレイシー)は、エクストリームスポーツのカリスマ、ボーディ(エドガー・ラミレス)が中心となっているアスリート犯罪集団への潜入捜査を開始する。彼らには、卓越した能力を使って、犯罪行為を繰り返している疑いが掛かっていた。しかし、ユタは彼らと危険な行動を共にするうち、ボーディに対し信頼と友情を抱くようになり……。
<感想>キアヌ・リーブス主演の『ハートブルー』をリメイクしたサスペンス・アクションものだと言うが、「ハート・ブルー」を見ていなくても最高にスリル満点でした。犯罪を繰り返すアスリート集団に潜入したFBI捜査官の活躍を、全編CGナシの驚異的なアクションの連続で魅せています。
冒頭でユタも友人2人でモトクロスを楽しんでいたのだが、友人がジャンプに失敗して崖から落ちて死んでしまう。かなりのダメージを受けて暫くは危険なことはしないと誓うも、だが、FBIの潜入捜査を依頼されて、つい自分にしか出来ない危険なミッションを全て熟すのは自分しかいないと引き受ける。
命知らずの男たちが世界四大陸11カ国を舞台に数々の極限なミッションに挑む姿を、CGなしの驚愕スタントで描き切るサスペンス・アクションであります。確かにスタントマンたちの名前がエンドロールにて書かれてましたが、途中のあれはCGでしょう多分。
主人公のユタが、ウィングスーツで自足230キロで谷間をダイブし空を飛び、モトクロスで地上を駆け抜け、素手で絶壁をよじ登って下る、スノーボードで雪山の登場に立ちそこから飛び降りる。まさに死の谷で、いつ雪崩が起きても不思議ではない。
そして、30メートル級の世界最大の大海原で大波にも乗るサーフィンにも驚いた。映画史上初となる世界トップアスリートたちが挑んだ壮絶なるアクションシーンが話題の潜入サスペンスアクションでもある。
謎の犯罪集団に潜入した若きFBI捜査官ユタが挑むスリルたっぷりの極限ミッションと、ド迫力のアクションを通して仲間たちの絆も描かれる。「ワイルド・スピード」ファンなら絶対に見逃せない。
しかしだ、物語の展開が途中ではどうでも良くなってくるのだ。というのも、こういう命がけのスポーツをしている人間たちは、連帯感と絆で結ばれていて、どうしても仲間が一人、また一人と事故で亡くなっていくのだ。
10年に一度の大波の到来に、集団のボスであるボーディに率いるスポーツ・チームの出現を察知したユタは、早速現地に向かう。が、大波に乗れはしたのだが転倒して海中深くへと沈んでしまったユタを助けたのがボーディ。彼のスポンサーでボスでもある男のクルーザーに寝ていたユタ。
そして、ウィングスーツと呼ばれる特殊なスーツを見にまとい、山頂からのダイブ。時速200キロを超えるスピードで空中を舞うユタ。初めてとは思えない度胸と飛びっぷりに認められて仲間たちと固い絆で結ばれていく。
だが、陸上では想い悩むこともあり、ボーディらと共にスリルを楽しむユタだが、彼の使命は犯罪の手掛かりを掴むことなのだ。いつしかFBI捜査官としての職務と、仲間たちとの絆のはざまで葛藤するようになるユタであった。
こういう映画では、いつ敵に正体がバレルか分からない、手に汗握るスリルとサスペンスが「潜入捜査」ものの醍醐味なのですが、主人公のユタがどうにもFBIの潜入捜査なんてどうでも良くなりかけ、FBIから電話でハッパをかけられてイヤイヤながら、彼らが次に襲撃する銀行とかを探り知らせるのだ。
スイスの山の頂上にある銀行が襲撃されることに。FBIが見張る中で、彼らの集団を追いながらも、捕まえて見るとユタに好意を寄せていた女だったりして、何か彼にはふんぎれないものがある。
それに、彼らが師事する亡くなったオノ・オザキと言う、環境保護活動家がモットーとする思想を元にした犯罪構成も、どこか怪しくなってくる。貧しい国の人たちに企業から奪った札びらを空から撒き、与えるのだが、彼らにはお金よりも薬品や食べ物、水、その他の働き口とかの方が良かったのではないかと思った。
最期が、独り残ったボーディとの対決が、あの南アメリカ大陸北部のギアナ高地にある世界最大級のエンジェルフォール。2人で素手でロッククライミングで絶壁を登って行く姿が圧巻でありました。
エンジェルフォール:ベネズエラの世界最大の落差 979 m / 3,212 ft [1](岩にぶつかることなく直下する距離は 807 m / 2,648 ft [1])を誇る滝として著名。(ウィキペディアより)
2016年劇場鑑賞作品・・・40映画(アクション・アドベンチャー) ブログランキング