銀行強盗を繰り返す2人の男と彼らに出会った平凡な主婦が繰り広げるスリリングなクライム・ムービー。ダーティ・ヒーローとしてマスコミで祭り上げられていく3人の逃避行と三角関係の行方をスタイリッシュに描く。監督は『レインマン』でアカデミー賞を受賞したバリー・レビンソン。主演の2人には『アルマゲドン』のブルース・ウィリスとビリー・ボブ・ソーントン。一滴の血も流さずに銀行を襲うクールでロマンチックな悪党たちの運命から、もう目が離せない!
あらすじ:オレゴンの刑務所に服役中のジョー・ブレーク(ブルース・ウィリス)は、そこで自分とはまるで性格の違う男テリーー・コリンズ(ビリー・ボブ・ソーントン)に興味を持つ。行動派のジョーに対してちょっと考え込み過ぎる傾向のテリー。次第に奇妙な友情を感じ始めた二人はある日、まんまと脱獄に成功してしまう。郊外までやって来た二人はそのまま見ず知らずの家に上がり込み平然と居座る。翌日から、さっそく銀行強盗を開始する二人。その見事な手口は全米中の注目の的となる。そんなある日、平凡な毎日に嫌気がさしていた主婦ケイトが、ひょんなことから二人の仲間に加わることになるのだが……。
<感想>2001年12月29日に公開されたこの映画。ウィリス、ソーントン、ブランシェットと、のッてる俳優3人が競演。ウィリスの娘2人も出ているというから。監督は「レインマン」でオスカー受賞のバリー・レビンソン。撮影は「L.A.コンフィデンシャル」のスピノッティ、脚本は、ハーレイ・ペイトンのオリジナル脚本で、「レス・ザン・ゼロ」のペイトンが務める。
何だか面白いというかバカバカしいとでも言おうか、現実的には不可能なお話ですが、見ていてコメディの部分が多いので面白かった。
ブルースとビリーの2人で1人の、名コンビぶりがいい。行動派のジョーに、頭脳派のテリーが銀行の支配人の家に目星を付けて、お泊り強盗をするという前代未聞のお話なのだ。
これが、とんとん拍子に上手くいき、味をしめた二人は次のターゲットを狙い定めてお泊りして、銀行強盗をしてしまう。普通だったら、銃撃戦とかカーアクションがあるはずなのに一切ないんですから。もちろん金庫破りもなし。とにかく人を傷つけない銀行強盗で、話の大部分は男2人と女1人の三角関係というロマンチック・コメディ。
2人のズラによる髪形変装も笑えるし、この辺りでブルースの頭はハゲだったような気がしたが、毛がフサフサあるし。そこに入ってくるスタントマンの助手と人妻のケイト。夫が留守がちで全然相手にしてくれないので、一人でカラオケ歌って発散して、踊ってバカになる。そんな彼女のキュートな魅力が、二人の強盗が好きになり、どっちを選ぶのかと気になりつつも、奥手のテリーが身を引いてジョーの女になってしまう。ヒロインにはケイト・ブランシェットが自然体で熱演している。まさかこんな役なら他に女優さんいたでしょうにと思った。しかし、まだ売れてないころのケイト・ブランシェットですから。
ですが、最後の銀行強盗の場面でのどんでん返しとでもいうのでしょうか、それはとても良く練られており圧巻でした。冒頭のロスでの銀行強盗を映して、過去へと遡り、警察で事の顛末を語る構成にも面白かった。
まさか、ラストの銀行強盗シーンで、スタントマンの力を借りて拳銃をぶっ放すシーンに驚く。死んだのではと心配もするが、難なく仕掛けがしてあったことが分かる。たまにはこういうおバカな作品も好きです。
そして驚くなかれ、そしてこのほど、ブルース・ウィリスが「バンディッツ」の映画化権を再び手に入れ、主演だけでなくプロデュースも兼ねるというのだ。
内容は、米ニューオーリンズを舞台に、数百万ドルの大金がニカラグアの反政府ゲリラの手に渡ろうとしていることを知った元修道女、元警官、元詐欺師の3人が、その大金に目をつけるという内容。米Deadlineによれば、ウィリスが演じるのは元詐欺師ジャックで、兄が経営する葬儀場で働いているが、仕事にうんざりしているという役どころのようだ。さて、相棒とヒロインは誰が決まるのでしょうかね。
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<感想>2001年12月29日に公開されたこの映画。ウィリス、ソーントン、ブランシェットと、のッてる俳優3人が競演。ウィリスの娘2人も出ているというから。監督は「レインマン」でオスカー受賞のバリー・レビンソン。撮影は「L.A.コンフィデンシャル」のスピノッティ、脚本は、ハーレイ・ペイトンのオリジナル脚本で、「レス・ザン・ゼロ」のペイトンが務める。
何だか面白いというかバカバカしいとでも言おうか、現実的には不可能なお話ですが、見ていてコメディの部分が多いので面白かった。
ブルースとビリーの2人で1人の、名コンビぶりがいい。行動派のジョーに、頭脳派のテリーが銀行の支配人の家に目星を付けて、お泊り強盗をするという前代未聞のお話なのだ。
これが、とんとん拍子に上手くいき、味をしめた二人は次のターゲットを狙い定めてお泊りして、銀行強盗をしてしまう。普通だったら、銃撃戦とかカーアクションがあるはずなのに一切ないんですから。もちろん金庫破りもなし。とにかく人を傷つけない銀行強盗で、話の大部分は男2人と女1人の三角関係というロマンチック・コメディ。
2人のズラによる髪形変装も笑えるし、この辺りでブルースの頭はハゲだったような気がしたが、毛がフサフサあるし。そこに入ってくるスタントマンの助手と人妻のケイト。夫が留守がちで全然相手にしてくれないので、一人でカラオケ歌って発散して、踊ってバカになる。そんな彼女のキュートな魅力が、二人の強盗が好きになり、どっちを選ぶのかと気になりつつも、奥手のテリーが身を引いてジョーの女になってしまう。ヒロインにはケイト・ブランシェットが自然体で熱演している。まさかこんな役なら他に女優さんいたでしょうにと思った。しかし、まだ売れてないころのケイト・ブランシェットですから。
ですが、最後の銀行強盗の場面でのどんでん返しとでもいうのでしょうか、それはとても良く練られており圧巻でした。冒頭のロスでの銀行強盗を映して、過去へと遡り、警察で事の顛末を語る構成にも面白かった。
まさか、ラストの銀行強盗シーンで、スタントマンの力を借りて拳銃をぶっ放すシーンに驚く。死んだのではと心配もするが、難なく仕掛けがしてあったことが分かる。たまにはこういうおバカな作品も好きです。
そして驚くなかれ、そしてこのほど、ブルース・ウィリスが「バンディッツ」の映画化権を再び手に入れ、主演だけでなくプロデュースも兼ねるというのだ。
内容は、米ニューオーリンズを舞台に、数百万ドルの大金がニカラグアの反政府ゲリラの手に渡ろうとしていることを知った元修道女、元警官、元詐欺師の3人が、その大金に目をつけるという内容。米Deadlineによれば、ウィリスが演じるのは元詐欺師ジャックで、兄が経営する葬儀場で働いているが、仕事にうんざりしているという役どころのようだ。さて、相棒とヒロインは誰が決まるのでしょうかね。
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