『ソウ』シリーズなどで有名なジェームズ・ワン監督が、アメリカで実際に起きた出来事を基に描くオカルトホラー。不可解な怪現象に悩まされる一家の相談を受けた心霊学者の夫妻が、調査に赴いた館で壮絶な恐怖を味わう。実在の心霊学者ウォーレン夫妻には、『インシディアス』などのパトリック・ウィルソンと『マイレージ、マイライフ』などのヴェラ・ファーミガ。そのほか『きみがぼくを見つけた日』などのロン・リヴィングストン、『I SHOT ANDY WARHOL』などのリリ・テイラーが共演。
あらすじ:1971年アメリカ・ロードアイランド州、両親と5人の娘たちが古びた一軒家に引っ越してくる。しかし、毎朝母親の体にあざができ、一定の時間に止まる時計など不気味な怪現象が次々と発生し、娘たちに危害が及んだことから、一家は心霊学者のウォーレン夫妻(パトリック・ウィルソン、ヴェラ・ファーミガ)に解決してほしいと依頼する。夫妻が現地を調査すると恐るべき歴史が明らかになり、夫妻は館に巣食う邪悪な存在に立ち向かうが……。
<感想>これ、映画館で観たかったのに地方では上映されなかった。夜に一人で見るには怖すぎです。それに、実話をベースにしているだけあって、起こる現象も薄気味の悪いものだった。朝、起きると体のあちこちに身に覚えのない痣が出来ている奥さん。家の中に入るのを嫌った犬が突然死。
子供たちと目隠した鬼を追い出すために手を叩く「目隠し鬼」で遊んでいると、人数が一人多いのだ。部屋の中が突然臭ってくる。やがて、壁に掛けてある家族の写真が勝手に床に落ちて、寝ている子供たちの足が何者かに引っ張られ、クローゼットの上に見たこともない悪魔のような老婆が座っていて、飛びかかってくる。
もう、この家がいくら安かったと言えども、毎日のように亡霊のような悪魔が出て来るのに疲労こんぱいした家族は、科学的な機材を基に、幽霊の正体を調査していることで有名なウォーレン夫妻に助けを求めることに。
この映画の冒頭では、かなり気味の悪いアナヴェル事件では、一人で勝手に動き回る不気味な人形のエピソードが恐ろしかった。その人形は、ウォーレン夫妻の家にある「心霊資料館」に展示されている。ここには、たくさんの物体に憑りついた悪魔が、まだ物体の中に潜んでいるようにも見て取れた。もちろん、ハリスヴィル家の末っ子が館で見つけた、事件の鍵となったオルゴールもここに置いてある。
さすがに、『インシディアス』でも演技が巧かった、心霊学者のウォーレン夫妻には、パトリック・ウィルソン、ヴェラ・ファーミガが演じていて、この手のものはベテランの領域である。
心霊学者のウォーレン夫妻は心霊現象とは、人間の心の問題で、心理的に弱っていたりする人間に邪悪な存在がつけこんでくる時に起こると言うのだ。つまりは、世に起こる多くの心霊現象は悪魔の仕業ということなのだ。
心霊ハンターを名乗っているが宗教系であることも、つまりはエクソシズムを行えるのは、悪魔ばらいとバチカンにおける正式な職業である、ヴァチカンの認可を受けた神父だけで「ザ・ライト/エクソシストの真実」でも悪魔払いを神父が行っていたのが、アンソニー・ホプキンス。「エミリー・ローズ」でもそうだった。
そして、古びた一軒家のハリスヴィルの館に入って、「特別な才能」を持つ奥さんのロレインが、この土地で死んでいるのは一人ではないと言うのだ。けがれた恐ろしい場所だと言い切るのである。それに、自分の娘にも危害が及ぶという恐ろしい事態に。
そこでその証拠は?・・・夫のエド・ウォーレンは、事態はのっぴきならないと言いながら、もう悪魔祓いの神父なんて待ってられないとばかりに、自分で「悪魔祓い」の儀式を行ってしまう。これは、基本的には悪魔祓いの対象外であり、エド・ウォーレンが教会の認可を受けていないのに、勝手にやってしまうということ。
母親の身体に出来ているアザを見て、この母親の体の中に悪魔が憑りつき、乗り移ってしまっていることを知り、地下室で母親が暴れる回るのを取り押さえて、白いシーツを被せて椅子に座らせる。悪魔祓いの祈りが始まると、唸り狂い血を吐き暴れる母親。
娘たちを道ずれに殺してしまい、自分は悪魔に乗っ取られた身体でこの館に棲み込むつもりだったようだ。とにかくも、即刻対処したウォーレン夫妻に感謝ですよね。この手のホラー映画はたくさん観ているが、実に恐ろしく悪魔が憑りつく描写もただならぬ描き方で恐怖を煽ります。
そうそう、前に見たイーサン・ホークの「フッテージ」もそうでしたね。
2014年DVD鑑賞作品・・・24 映画(アクション・アドベンチャー) ブログランキング
あらすじ:1971年アメリカ・ロードアイランド州、両親と5人の娘たちが古びた一軒家に引っ越してくる。しかし、毎朝母親の体にあざができ、一定の時間に止まる時計など不気味な怪現象が次々と発生し、娘たちに危害が及んだことから、一家は心霊学者のウォーレン夫妻(パトリック・ウィルソン、ヴェラ・ファーミガ)に解決してほしいと依頼する。夫妻が現地を調査すると恐るべき歴史が明らかになり、夫妻は館に巣食う邪悪な存在に立ち向かうが……。
<感想>これ、映画館で観たかったのに地方では上映されなかった。夜に一人で見るには怖すぎです。それに、実話をベースにしているだけあって、起こる現象も薄気味の悪いものだった。朝、起きると体のあちこちに身に覚えのない痣が出来ている奥さん。家の中に入るのを嫌った犬が突然死。
子供たちと目隠した鬼を追い出すために手を叩く「目隠し鬼」で遊んでいると、人数が一人多いのだ。部屋の中が突然臭ってくる。やがて、壁に掛けてある家族の写真が勝手に床に落ちて、寝ている子供たちの足が何者かに引っ張られ、クローゼットの上に見たこともない悪魔のような老婆が座っていて、飛びかかってくる。
もう、この家がいくら安かったと言えども、毎日のように亡霊のような悪魔が出て来るのに疲労こんぱいした家族は、科学的な機材を基に、幽霊の正体を調査していることで有名なウォーレン夫妻に助けを求めることに。
この映画の冒頭では、かなり気味の悪いアナヴェル事件では、一人で勝手に動き回る不気味な人形のエピソードが恐ろしかった。その人形は、ウォーレン夫妻の家にある「心霊資料館」に展示されている。ここには、たくさんの物体に憑りついた悪魔が、まだ物体の中に潜んでいるようにも見て取れた。もちろん、ハリスヴィル家の末っ子が館で見つけた、事件の鍵となったオルゴールもここに置いてある。
さすがに、『インシディアス』でも演技が巧かった、心霊学者のウォーレン夫妻には、パトリック・ウィルソン、ヴェラ・ファーミガが演じていて、この手のものはベテランの領域である。
心霊学者のウォーレン夫妻は心霊現象とは、人間の心の問題で、心理的に弱っていたりする人間に邪悪な存在がつけこんでくる時に起こると言うのだ。つまりは、世に起こる多くの心霊現象は悪魔の仕業ということなのだ。
心霊ハンターを名乗っているが宗教系であることも、つまりはエクソシズムを行えるのは、悪魔ばらいとバチカンにおける正式な職業である、ヴァチカンの認可を受けた神父だけで「ザ・ライト/エクソシストの真実」でも悪魔払いを神父が行っていたのが、アンソニー・ホプキンス。「エミリー・ローズ」でもそうだった。
そして、古びた一軒家のハリスヴィルの館に入って、「特別な才能」を持つ奥さんのロレインが、この土地で死んでいるのは一人ではないと言うのだ。けがれた恐ろしい場所だと言い切るのである。それに、自分の娘にも危害が及ぶという恐ろしい事態に。
そこでその証拠は?・・・夫のエド・ウォーレンは、事態はのっぴきならないと言いながら、もう悪魔祓いの神父なんて待ってられないとばかりに、自分で「悪魔祓い」の儀式を行ってしまう。これは、基本的には悪魔祓いの対象外であり、エド・ウォーレンが教会の認可を受けていないのに、勝手にやってしまうということ。
母親の身体に出来ているアザを見て、この母親の体の中に悪魔が憑りつき、乗り移ってしまっていることを知り、地下室で母親が暴れる回るのを取り押さえて、白いシーツを被せて椅子に座らせる。悪魔祓いの祈りが始まると、唸り狂い血を吐き暴れる母親。
娘たちを道ずれに殺してしまい、自分は悪魔に乗っ取られた身体でこの館に棲み込むつもりだったようだ。とにかくも、即刻対処したウォーレン夫妻に感謝ですよね。この手のホラー映画はたくさん観ているが、実に恐ろしく悪魔が憑りつく描写もただならぬ描き方で恐怖を煽ります。
そうそう、前に見たイーサン・ホークの「フッテージ」もそうでしたね。
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