『インファナル・アフェア』シリーズなどのアンディ・ラウ主演によるポリスアクション。凶悪な強盗団を追う香港警察のエリート捜査官の姿を、強盗団のメンバーとなった幼なじみとの再会を絡めながら活写していく。メガホンを取るのは、『香港国際警察/NEW POLICE STORY』などの脚本を手掛けてきたアラン・ユエン。『控制/コントロール』などのヤオ・チェン、『ドラッグ・ウォー 毒戦』などのラム・カートンらが共演する。白昼の市街地で繰り広げられるガンファイトもさることながら、濃密な男たちのドラマも魅力。
あらすじ:香港警察特捜班のロイ刑事(アンディ・ラウ)は、規律を重んじる有能な捜査官。彼は捜査チームと共に、凶悪強盗団のボス、ツァオ(フー・ジュン)を逮捕しようとするのだが、銃撃戦の末、交通事故に巻き込まれて取り逃がしてしまう。事故を起こしたのは、ロイの古くからの友人幼馴染で刑務所から出てきたばかりのトー(ラム・カートン)。
ロイはトーを疑うが、彼は事故だったと主張する。しかし、トーの恋人ビン(ヤオ・チェン)は更生を誓った彼がまだ犯罪から足を洗ってないのではないかと疑っていた。
まさに、トーとツァオの強盗団のメンバーだったのだ。ロイたちは強盗団を捜査するが、ボスのツァオは警察をあざ笑うかのように証拠を見せない。しかもロイが捜査に送り込んだ情報やのトン(フィリップ・キョン)とその娘が、強盗団の犠牲になってしまう。ロイは怒りのあまりにツァオを逮捕するため遂に一線を越えてしまう。
一方、トーは彼女、ビンの妊娠を知り足を洗おうと決意するのだが、ロイに情報を流す替わりに逃がしてくれと取引を持ちかける。その情報とは、強盗団のもう一人のボス、パコ(レイ・ロイ)がある事件を起こすというものだ。強盗団を一網打尽にするためにロイは、トーの情報を受け入れる。遂に運命の日はやってきた。警察VS強盗団、銃弾が飛び交う白昼の大銃撃戦の中、男たちの想いもよらぬ方向へと転がり始める。
<感想>劇場鑑賞を見損なってしまった。とにかく53歳になるアンディ・ラウのもの凄いアクションの数々に驚いた。むろんスタントマンを使っての映像なのだろうが、銃撃戦もさることながら、爆風に吹き飛ばされるし、車の運転の凄さ、死んでもおかしくない有様にただただ呆然自失である。タイトルに「風暴」と付けるのも頷けます。
強盗団のアジトへ潜入するも、相手の強盗団の武装の凄さに驚いた。ショットガンなんてのは当たり前で、爆弾に手榴弾と警察部隊を退かせてしまい、手も足もでなく逃走してしまうのだ。
この時に、アンディとカートンの取っ組み合いのシーンで、二人がビルの窓から下へと抱き合いながら落ちていくシーンも凄い。いくら映画とはいえ、あの洗濯干場のところへ二人が絡まって網が落ちるシーン。まるでジャッキーの映画を見ている気分になる。命あってのこと、いやはや、下へ落ちたアンディが段ボールがあったとはいえ、かなりの衝撃だと思う。
そして、強盗団の仲間になっていた幼馴染のトン、その娘の聾唖者が強盗団によって殺されてしまうシーンも残酷だ。それに、一般の人間もその場に居合わせたばかりに、銃撃戦の巻き添えになり死んでしまうし、ラストの警察と強盗団の銃撃戦では、バスを強奪した強盗団がバスの乗客を皆殺しにしてしまい、そのバスを爆破、それに近辺の車にも爆弾を仕掛けて爆破、その余波でガス管に引火してセントラルの街が、地割れに陥没、火事、それに巻き込まれた人間たちの気の毒なことといったら、巻き添えで死んでいく人たちに唖然とした。
後半で明かされる、アンディ刑事が強盗団のボス、ツァオにトン親子の惨殺の罪をなすりつけるための偽装工作を、子分が車の監視カメラで見てしまう。そのことで、アンディを若者が脅して金を揺するも、持病の喘息のお蔭で死亡。それに、その若造がそのことをトーにも電話で話ていたので、ラストのトーに脅されるアンディの苦悩。
しかし、神は見捨てなかった、トーがアンディの車で逃亡しようと走っていくも、寸でのところで横から来たトラックに撥ねられて死んでしまうという展開も、出来すぎているような感じがしてならない。
それでも、最後まで見応え十分で、ここまでアクションしなくてもというくらいに、銃撃戦と車の破壊が凄かったです。
2015年劇場鑑賞作品・・・30映画(アクション・アドベンチャー) ブログランキング
あらすじ:香港警察特捜班のロイ刑事(アンディ・ラウ)は、規律を重んじる有能な捜査官。彼は捜査チームと共に、凶悪強盗団のボス、ツァオ(フー・ジュン)を逮捕しようとするのだが、銃撃戦の末、交通事故に巻き込まれて取り逃がしてしまう。事故を起こしたのは、ロイの古くからの友人幼馴染で刑務所から出てきたばかりのトー(ラム・カートン)。
ロイはトーを疑うが、彼は事故だったと主張する。しかし、トーの恋人ビン(ヤオ・チェン)は更生を誓った彼がまだ犯罪から足を洗ってないのではないかと疑っていた。
まさに、トーとツァオの強盗団のメンバーだったのだ。ロイたちは強盗団を捜査するが、ボスのツァオは警察をあざ笑うかのように証拠を見せない。しかもロイが捜査に送り込んだ情報やのトン(フィリップ・キョン)とその娘が、強盗団の犠牲になってしまう。ロイは怒りのあまりにツァオを逮捕するため遂に一線を越えてしまう。
一方、トーは彼女、ビンの妊娠を知り足を洗おうと決意するのだが、ロイに情報を流す替わりに逃がしてくれと取引を持ちかける。その情報とは、強盗団のもう一人のボス、パコ(レイ・ロイ)がある事件を起こすというものだ。強盗団を一網打尽にするためにロイは、トーの情報を受け入れる。遂に運命の日はやってきた。警察VS強盗団、銃弾が飛び交う白昼の大銃撃戦の中、男たちの想いもよらぬ方向へと転がり始める。
<感想>劇場鑑賞を見損なってしまった。とにかく53歳になるアンディ・ラウのもの凄いアクションの数々に驚いた。むろんスタントマンを使っての映像なのだろうが、銃撃戦もさることながら、爆風に吹き飛ばされるし、車の運転の凄さ、死んでもおかしくない有様にただただ呆然自失である。タイトルに「風暴」と付けるのも頷けます。
強盗団のアジトへ潜入するも、相手の強盗団の武装の凄さに驚いた。ショットガンなんてのは当たり前で、爆弾に手榴弾と警察部隊を退かせてしまい、手も足もでなく逃走してしまうのだ。
この時に、アンディとカートンの取っ組み合いのシーンで、二人がビルの窓から下へと抱き合いながら落ちていくシーンも凄い。いくら映画とはいえ、あの洗濯干場のところへ二人が絡まって網が落ちるシーン。まるでジャッキーの映画を見ている気分になる。命あってのこと、いやはや、下へ落ちたアンディが段ボールがあったとはいえ、かなりの衝撃だと思う。
そして、強盗団の仲間になっていた幼馴染のトン、その娘の聾唖者が強盗団によって殺されてしまうシーンも残酷だ。それに、一般の人間もその場に居合わせたばかりに、銃撃戦の巻き添えになり死んでしまうし、ラストの警察と強盗団の銃撃戦では、バスを強奪した強盗団がバスの乗客を皆殺しにしてしまい、そのバスを爆破、それに近辺の車にも爆弾を仕掛けて爆破、その余波でガス管に引火してセントラルの街が、地割れに陥没、火事、それに巻き込まれた人間たちの気の毒なことといったら、巻き添えで死んでいく人たちに唖然とした。
後半で明かされる、アンディ刑事が強盗団のボス、ツァオにトン親子の惨殺の罪をなすりつけるための偽装工作を、子分が車の監視カメラで見てしまう。そのことで、アンディを若者が脅して金を揺するも、持病の喘息のお蔭で死亡。それに、その若造がそのことをトーにも電話で話ていたので、ラストのトーに脅されるアンディの苦悩。
しかし、神は見捨てなかった、トーがアンディの車で逃亡しようと走っていくも、寸でのところで横から来たトラックに撥ねられて死んでしまうという展開も、出来すぎているような感じがしてならない。
それでも、最後まで見応え十分で、ここまでアクションしなくてもというくらいに、銃撃戦と車の破壊が凄かったです。
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