キリル・ボンフィリオリの小説「チャーリー・モルデカイ」シリーズを、ジョニー・デップ主演で映画化。ジョニー演じる口ヒゲをたくわえた美術商チャーリー・モルデカイが、イギリスの諜報(ちょうほう)機関MI5の依頼を受け捜索していた絵画に、世界中を驚がくさせる財宝の謎が隠されていたことから、マフィアや国際テロリストも絡む争奪戦に巻き込まれていく。『シークレット ウインドウ』でジョニーとタッグを組んだデヴィッド・コープが監督を務め、グウィネス・パルトロー、ユアン・マクレガーらが共演を果たす。
あらすじ:うさんくさいちょびヒゲをたくわえたうんちく好きな美術商チャーリー・モルデカイ(ジョニー・デップ)は、イギリスの諜報(ちょうほう)機関MI5に依頼されたゴヤの名画の捜索に乗り出す。屈強な用心棒ジョック(ポール・ベタニー)と共に盗まれた名画の行方を追うが、その絵にはとんでもない財宝の秘密が隠されていることがわかり、マフィアや国際テロリストも絡む大争奪戦となる。
<感想>臆病でトンチンカンな貴族が世界を駆け抜ける!って、ジョニー・デップが製作も兼ねるほどやる気満点で取り組んだ型破りキャラがお見目え!英国貴族にして詐欺商売に精を出すチョイワル美術商、チャーリー・モルデカイが、財宝の秘密が隠された幻の絵画を探して世界を駆け抜ける、というお話で、原作シリーズが4作続々刊行しているそうな。観客が少ないので、続篇はどうかな?・・・。
国際テロリストにロシア&香港マフィア、米国の大富豪に英国諜報機関の思惑も絡む波乱のストーリーが、サイドカーチェイスやフェンシング ・バトルなどのユニークなアクションを織り交ぜてテンポ良く展開するのだ。
臆病でトンチンカンなモルデカイの人物像や、妻グウィネスや従者のポール・ベタニーとの、ベタなやり取りなど、全編にコミカルなエッセンスが満載。
難しく考えずに楽しみたい痛快エンターテインメントになっている。
でもね、コミカルと言っても、ジョニーの演技は、まるでジャック・スパロウ調のようなセリフ回しで、口が達者な上しゃべりはつい脱線しがち。美術品を売る客をカモにする時だけでなく、警察に事情聴収されている時でさえ、イチイチ要らぬウンチクを挟んでげんなりさせてしまうから、飽きてくるのだ。途中で眠くなってくるほど退屈極まりない。
それでも、破産を免れるため幻の名画を見つけるのが最優先ですから。謝って用心棒のポールを拳銃で撃ってしまい手指を怪我させてしまう。その従者のジョックには、ポール・ベタニーが演じており揺るぎない忠誠心をもつボディガード兼執事のような人物。銃弾に撃たれても車に轢かれても耐えるタフな肉体と高度なドライビング技術を備えている。手が速くて絶倫で出会った女は片っ端からモノにする。
そして、イギリスの諜報機関MI5の警部補、マートランドにはユアン・マクレガーが扮してモルデカイ夫妻と大学の同窓で、そのころからモルデカイの妻ジョアンナにゾッコンで、モルデカイに対抗意識を燃やしている。チャーリーに絵を探させて、その間にジョアンナの心に入り込もうとしている。
破産を免れるためにモルデカイの愛車を買い取ったLAの大富豪には、ジェフ・ゴールドプラムが、久しぶりに観た。彼の屋敷で、意外なところから幻の名画が見つかる。だが、たちどころに革命家のストラーゴに奪われてしまう。
そこへ駆け付けたMI5の警部補マートランドと、妻のジョアンナと共にストラーゴのアジトに乗り込むものの、ふとしたはずみで大爆発!何がなにやら果たして幻の名画の運命は?・・・。
残りは後程更新します。
2015年劇場鑑賞作品・・・22映画(アクション・アドベンチャー) ブログランキング
あらすじ:うさんくさいちょびヒゲをたくわえたうんちく好きな美術商チャーリー・モルデカイ(ジョニー・デップ)は、イギリスの諜報(ちょうほう)機関MI5に依頼されたゴヤの名画の捜索に乗り出す。屈強な用心棒ジョック(ポール・ベタニー)と共に盗まれた名画の行方を追うが、その絵にはとんでもない財宝の秘密が隠されていることがわかり、マフィアや国際テロリストも絡む大争奪戦となる。
<感想>臆病でトンチンカンな貴族が世界を駆け抜ける!って、ジョニー・デップが製作も兼ねるほどやる気満点で取り組んだ型破りキャラがお見目え!英国貴族にして詐欺商売に精を出すチョイワル美術商、チャーリー・モルデカイが、財宝の秘密が隠された幻の絵画を探して世界を駆け抜ける、というお話で、原作シリーズが4作続々刊行しているそうな。観客が少ないので、続篇はどうかな?・・・。
国際テロリストにロシア&香港マフィア、米国の大富豪に英国諜報機関の思惑も絡む波乱のストーリーが、サイドカーチェイスやフェンシング ・バトルなどのユニークなアクションを織り交ぜてテンポ良く展開するのだ。
臆病でトンチンカンなモルデカイの人物像や、妻グウィネスや従者のポール・ベタニーとの、ベタなやり取りなど、全編にコミカルなエッセンスが満載。
難しく考えずに楽しみたい痛快エンターテインメントになっている。
でもね、コミカルと言っても、ジョニーの演技は、まるでジャック・スパロウ調のようなセリフ回しで、口が達者な上しゃべりはつい脱線しがち。美術品を売る客をカモにする時だけでなく、警察に事情聴収されている時でさえ、イチイチ要らぬウンチクを挟んでげんなりさせてしまうから、飽きてくるのだ。途中で眠くなってくるほど退屈極まりない。
それでも、破産を免れるため幻の名画を見つけるのが最優先ですから。謝って用心棒のポールを拳銃で撃ってしまい手指を怪我させてしまう。その従者のジョックには、ポール・ベタニーが演じており揺るぎない忠誠心をもつボディガード兼執事のような人物。銃弾に撃たれても車に轢かれても耐えるタフな肉体と高度なドライビング技術を備えている。手が速くて絶倫で出会った女は片っ端からモノにする。
そして、イギリスの諜報機関MI5の警部補、マートランドにはユアン・マクレガーが扮してモルデカイ夫妻と大学の同窓で、そのころからモルデカイの妻ジョアンナにゾッコンで、モルデカイに対抗意識を燃やしている。チャーリーに絵を探させて、その間にジョアンナの心に入り込もうとしている。
破産を免れるためにモルデカイの愛車を買い取ったLAの大富豪には、ジェフ・ゴールドプラムが、久しぶりに観た。彼の屋敷で、意外なところから幻の名画が見つかる。だが、たちどころに革命家のストラーゴに奪われてしまう。
そこへ駆け付けたMI5の警部補マートランドと、妻のジョアンナと共にストラーゴのアジトに乗り込むものの、ふとしたはずみで大爆発!何がなにやら果たして幻の名画の運命は?・・・。
残りは後程更新します。
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