『トランスポーター』シリーズなどで人気のジェイソン・ステイサム主演のクライムアクション。『明日に向って撃て!』『大統領の陰謀』で2度のアカデミー賞を受賞した脚本家ウィリアム・ゴールドマンが自身の原作の脚本を手掛け、元軍人のすご腕用心棒とラスベガスを牛耳るマフィアとの死闘を描く。監督は、『メカニック』『エクスペンダブルズ2』でジェイソンとタッグを組んだサイモン・ウェスト、アクション監督を『レッドクリフ』シリーズなどのコリー・ユンが務める。
あらすじ:以前は優秀な兵士で、現在はラスベガスの裏社会で用心棒をしているニック(ジェイソン・ステイサム)。ある日、誰かにひどい暴行を受け重傷を負った元恋人から犯人捜しと復讐(ふくしゅう)を依頼される。瞬く間にそれを成し遂げたニックだが、犯人の背後には権力を駆使しラスベガスを支配する凶悪マフィアが控えていて……。
<感想>今年もジェイソン・ステイサムのアクション映画が多く観れるのが嬉しい。ですが、さすがに最近は物語がマンネリ化して、出てくれば特殊部隊上がりの傭兵とか、元CIAとかで敵をバッタバッタとなぎ倒して、ハッピーエンドで終わるのがつまらなくなってくる。
今回もラスベガスの裏社会で、腕一本で暴力を受けている依頼人を助ける用心棒の役どころ。相変わらず拳銃は使わず、格闘技でその辺にあるものを掴んでは武器にして敵をやっつけるのだ。
監督が「エクスペンダブルズ2」、「メカニック」のサイモン・ウェストで、武術指導には「トランスポーター」のコリー・ユンという、安心しきっての映画に仕上がっている。何が不満かというとどうってこともないが、とにかくいつもの敵をなぎ倒すアクションとカーチェイスの見事さは完璧なので、もうさすがに褒めるところ無しですからね。
それに、本作はバート・レイノルズ主演作の「ビッグヒート」のリメイクだそうで、昔のアクションスターのバート・レイノルズとは違って気持ちのいいスタントマンなしのアクションですから、見た目も綺麗ですよ。
女たちの中には、あの有名なアンディ・ガルシアの娘、ドミニク・ガルシア=ロリドが出ています。父親に目が似ているよね。
イタリアマフィアに暴行を受けたホーリーが、ニックの後ろから来て、マフィアのボスの○○○○を植木バサミでちょん切るというのだから、本当には切らなかったけど、男にはこういう罰ゲームもいいと思う。
すぐさま犯人を見つけ出し、彼らのいるホテルに乗り込む。そして、ニックがそのホテルに乗り込んだシーンでは、なんと赤いサンタの帽子を被って登場。自分のいでたちに恥じらいがあるのか、ドアを開けた人物に対してはにかんだような笑顔を浮かべるニックのお茶目さんぶり。
しかし、部屋へ入るや否やそこにある灰皿を武器にしたり、カードをまるで手裏剣のように使い、相手の顔や喉、腕を切る殺人技のアクション、後はテーブルのナイフとスプーンを武器に闘う姿は、してやったりと拍手もんです。
しかし、悪党から頂いた5万ドルを女と半分ずつ分けて、自分の2万5千ドルをカジノでバカラに賭ける、ギャンブル中毒症のニックの顔が見られますから。一応は、50万ドル儲けたのに、その50万ドルと元手の25000ドルの全財産を賭けての大勝負。
もう観てられませんから、結局スッカラカンになって、お金を稼いだら、夢のコルシカ島へ永住しようと考えていたのに、それでも、ベガスで若い青年サイラス(マイケル・アンガラノ)の用心棒になった。彼もギャンブルでは勝てないと嘆くが、実は大金持ちのお坊ちゃん。最後にニックにコルシカ島のチケットと50万ドルの小切手をプレゼントするサイラス。
そうそう、イタリアマフィアのカジノのオーナーに、大物俳優スタンリー・トゥッチが出演していて色を添えています。本当にラストのダイナーでのナイフとスプーンを武器にしての、アクションには驚きますから。それでも、ベガスから出ていくニックの後ろ姿に「お帰りは安全運転で、またお越しください」の看板がチラつく。もう、戻って来るなよと祈りたい。
2015年劇場鑑賞作品・・・16映画(アクション・アドベンチャー) ブログランキング
あらすじ:以前は優秀な兵士で、現在はラスベガスの裏社会で用心棒をしているニック(ジェイソン・ステイサム)。ある日、誰かにひどい暴行を受け重傷を負った元恋人から犯人捜しと復讐(ふくしゅう)を依頼される。瞬く間にそれを成し遂げたニックだが、犯人の背後には権力を駆使しラスベガスを支配する凶悪マフィアが控えていて……。
<感想>今年もジェイソン・ステイサムのアクション映画が多く観れるのが嬉しい。ですが、さすがに最近は物語がマンネリ化して、出てくれば特殊部隊上がりの傭兵とか、元CIAとかで敵をバッタバッタとなぎ倒して、ハッピーエンドで終わるのがつまらなくなってくる。
今回もラスベガスの裏社会で、腕一本で暴力を受けている依頼人を助ける用心棒の役どころ。相変わらず拳銃は使わず、格闘技でその辺にあるものを掴んでは武器にして敵をやっつけるのだ。
監督が「エクスペンダブルズ2」、「メカニック」のサイモン・ウェストで、武術指導には「トランスポーター」のコリー・ユンという、安心しきっての映画に仕上がっている。何が不満かというとどうってこともないが、とにかくいつもの敵をなぎ倒すアクションとカーチェイスの見事さは完璧なので、もうさすがに褒めるところ無しですからね。
それに、本作はバート・レイノルズ主演作の「ビッグヒート」のリメイクだそうで、昔のアクションスターのバート・レイノルズとは違って気持ちのいいスタントマンなしのアクションですから、見た目も綺麗ですよ。
女たちの中には、あの有名なアンディ・ガルシアの娘、ドミニク・ガルシア=ロリドが出ています。父親に目が似ているよね。
イタリアマフィアに暴行を受けたホーリーが、ニックの後ろから来て、マフィアのボスの○○○○を植木バサミでちょん切るというのだから、本当には切らなかったけど、男にはこういう罰ゲームもいいと思う。
すぐさま犯人を見つけ出し、彼らのいるホテルに乗り込む。そして、ニックがそのホテルに乗り込んだシーンでは、なんと赤いサンタの帽子を被って登場。自分のいでたちに恥じらいがあるのか、ドアを開けた人物に対してはにかんだような笑顔を浮かべるニックのお茶目さんぶり。
しかし、部屋へ入るや否やそこにある灰皿を武器にしたり、カードをまるで手裏剣のように使い、相手の顔や喉、腕を切る殺人技のアクション、後はテーブルのナイフとスプーンを武器に闘う姿は、してやったりと拍手もんです。
しかし、悪党から頂いた5万ドルを女と半分ずつ分けて、自分の2万5千ドルをカジノでバカラに賭ける、ギャンブル中毒症のニックの顔が見られますから。一応は、50万ドル儲けたのに、その50万ドルと元手の25000ドルの全財産を賭けての大勝負。
もう観てられませんから、結局スッカラカンになって、お金を稼いだら、夢のコルシカ島へ永住しようと考えていたのに、それでも、ベガスで若い青年サイラス(マイケル・アンガラノ)の用心棒になった。彼もギャンブルでは勝てないと嘆くが、実は大金持ちのお坊ちゃん。最後にニックにコルシカ島のチケットと50万ドルの小切手をプレゼントするサイラス。
そうそう、イタリアマフィアのカジノのオーナーに、大物俳優スタンリー・トゥッチが出演していて色を添えています。本当にラストのダイナーでのナイフとスプーンを武器にしての、アクションには驚きますから。それでも、ベガスから出ていくニックの後ろ姿に「お帰りは安全運転で、またお越しください」の看板がチラつく。もう、戻って来るなよと祈りたい。
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