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アップルシード アルファ ★★★

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「攻殻機動隊」などの士郎正宗のSFコミックを基に、同シリーズの前日譚(たん)を描くCGアニメ。世界大戦後、ヒロインの元SWAT隊員デュナンと全身サイボーグであるブリアレオスが、ギャングの仕事をしながらやがて理想都市オリュンポスにたどり着くまでの日々を映し出す。監督は、『APPLESEED アップルシード』『キャプテンハーロック』などの荒牧伸志。声を、小松由佳、諏訪部順一、悠木碧、高橋広樹ら人気声優が担当。荒廃した世界観や怒とうのバトルといった迫力あるビジュアルに圧倒される。
あらすじ:第5次世界大戦後に朽ち果ててしまったニューヨーク。元SWATのデュナンは全身サイボーグの恋人・ブリアレオスと共に、ギャングに依頼された仕事を請け負いながら、街を出る日を夢見ていた。そんなある日、元SWAT隊員の二人は、何者かに追われている少女アイリスと護衛の兵士オルソンを救出する。その理想都市オリュンポスから来た少女アイリスと半サイボーグの兵士オルソンとの出会いは、デュナンとブリアレオスを人類の希望を守り抜くための戦いへと向かわせる。

<感想>あの伝説の「アップルシード」シリーズの映画化第3弾。2015年1月17日に全国公開されたので、早速観に行った。最新モーション・キャプチャーによって磨き抜かれた実写に匹敵するほどの映像クオリティ。かのジェームズ・キャメロンも絶賛する、SF、ミリタリー、ロボットアクション好きが見逃せないアクション満載の作品です。

「マトリックス」をはじめ、実写SFにも多大なる影響を与えた「攻殻機動隊」と同じ作者の作品となれば、そのポテンシャルは絶大だ。04年に公開された劇場映画第1作「APPLESEED アップルシード」では、モーション・キャプチャーとアニメを融合させた新映像表現“フル3Dライブアニメ”を実現して世界中の度肝を抜き、07年の続編「エクスマキナ」では「レッドクリフ」のジョン・ウーがプロデュースを買って出て話題をさらった。世界に影響を与えた士郎の世界観が進化!

監督は、本シリーズの演出を一貫して手掛けてきたほか、人気シリーズ最新作「スターシップ・トゥルーパーズ インベイジョン」での経験を経て、荒牧伸志が同シリーズ3度目の監督に挑戦。CGアニメーション分野では日本トップクラスのクリエイターだ。シリーズ初となった日米合作の本作は、すでに世界では先行公開済み。これまで描かれてこなかった原作の前日譚を、精巧なフォトリアル技術を用いて活写している。

冒頭でNYへ向かう地下鉄の中で、何者かに襲撃されるデュナンたちだが、さすがに身のこなしといい戦闘態勢に入ると強いのだ。

NYの街を牛耳るギャングの双角(キモイサイボーグだね)、すべての借りを返して自由の身となるため、彼らは街外れで無差別の自動攻撃を繰り返す無人兵器の排除ミッションに当たるが、彼らは人類の未来を担う極秘任務を遂行中だったアイリスを守るため、デュナンたちは彼女と一緒に追手と戦うのだ。だが、アイリスたちを追う、謎の武装勢力の姿があった。果たして彼らの目的は? そして危険をはらんだ壮大なミッションの結末とは・・・?。

デュナンが着るパワードスーツも、ブリアレオスと力を合わせて運命に挑むふたり!戦闘兵器とのバトルは目を見張るリアリティであり、もはや、これはアニメではなくリアルな戦闘シーンは“実写”と見間違えるほど興奮します。

そこに存在しないものをリアルなCGで描写して合成するのは、実写映画の世界においても今や常識ですが、フルCGでありながらセルアニメの魅力を生かした第1作目の「APPLESEED アップルシード」から10年。

本作では細やかな動きも実写のように精密に表現されており、実写と見間違うばかりのリアルな描写は、本作でも同様。特に、無人兵器に対して戦いを挑むバトルシーンの迫力とリアリティは必見。“アニメ”と意識することなく、まさに“実写アクション映画”と同じ感覚で見入ってしまうのですからね。

そして、メインキャラのひとりが巨体とパワーを誇るサイボーグであり、自立歩行型の巨大兵器が登場するクライマックス展開は、「パシフィック・リム」「トランスフォーマー」といったロボット作品に熱くなるファン層にうってつけだ。SF、戦争映画好きにはたまらない描写が満載です。
エンドロールの後にも映像がありますので、ファンの方は席を立たないように。

注:ブルーレイ劇場限定版は同日、ブルーレイ完全限定生産版は2月18日にアニプレックスより発売。

米ウォルト・ディズニー・ピクチャーズが、新作映画の全米公開日を発表した。スカーレット・ヨハンソン主演で、士郎正宗氏のSF漫画「攻殻機動隊」を実写映画化する「Ghost In The Shell(原題)」が、2017年4月14日に全米公開となることがわかった。何だか今から楽しみです。
2015年劇場鑑賞作品・・・7映画(アクション・アドベンチャー) ブログランキング


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