『シンドラーのリスト』などのリーアム・ニーソンと、ヒットメーカーのリュック・ベッソンの強力タッグによる人気アクションシリーズ「96時間」の第3作最終章。監督は2作目からの続投となるオリビエ・メガトン。
愛する家族のためなら手加減せずに相手をなぎ倒す、すご腕の元CIA捜査官を襲うさらなる試練をド迫力のアクションと共に活写する。これまで同様まな娘をマギー・グレイスが演じ、新たにフォレスト・ウィテカーらが共演。たった一人の娘を守り抜こうとする父親がどのような戦いを繰り広げるのか注目。
あらすじ:かつてイスタンブールで犯罪組織を全滅に追い込んだ、元CIA秘密工作員ブライアン(リーアム・ニーソン)はロサンゼルスに戻り、再び家族の絆を取り戻そうとしていた。そんな折、前妻レノーア(ファムケ・ヤンセン)が、彼の家で死体となって発見される。運悪く現場で警官と遭遇したブライアンは、殺人事件の容疑者として指名手配され……。
<感想>凄腕元CIA工作員のブライアン・ミルズ、別れた妻、そして娘のためならどんな相手でも容赦はしないとばかりに、名優リーアム・ニーソンが最強のオヤジを演じている「96時間」シリーズの完結編である。一躍アクションスターとしての地位を確立した、リーアム・ニーソンの人気シリーズである。今までの2作は、家族奪還のために常に追う立場だったが、今回は元妻レノーアを殺した容疑者として警察から追われながら、同時に真犯人を探しという両面からの苦闘が描かれる。
果たしてブライアンは娘のキムを守りながら真犯人を見つけ出すことができるのか。製作・脚本はもちろん、世界のヒットメーカーのリュック・ベッソン。
今回も還暦爺さんのリーアムによる肉弾戦や銃撃戦、警察を先んじて事件の手掛かりを追う頭脳プレーもみどころの一つですから。
今回のターゲットは、元妻を殺した犯人たち。手掛かりの監視カメラに映された男の入れ墨のみ。CIA時代の極秘任務で培ったスキルは、彼を追うロス市警の警部フォレスト・ウィテカーもお手上げである。
カーナビのGPSや携帯の通話記録から情報を得て、警察に捕まるも、それを逆手にとっての脱出劇など。警察の監視をすり抜けて娘キムに会うなど、そのスキルには度肝を抜かれます。もち、昔の仲間も協力してくれるのだ。廃工場に隠れ屋を用意してあったり、いつでも手錠を外せるように服のすそに針金を仕込んだり、靴下の中には携帯電話を忍ばせるなど、まさかの備えは万全怠りなし。
もちろん、ハードなカーチェイスと、超絶なアクションの数々をスクリーン狭しと披露しているのだが、最も得意をするのは接近戦で、今回も手錠をかけようとする警官相手に瞬時になぎ倒して、敵のアジトに丸腰で侵入するや、銃を持っていないから、相手を後ろから押さえて、その銃で敵を撃つ。屋根の上に登るし、窓から下へと飛び降りるなんて平気ですから。ホント、老人なんていってはダメですから、かなり頑張っています。
前作以上に怒り心頭なブライアンの暴走っぷりには、始終驚きぱなしですから。
今回は、ロス市警の切れ者警部にフォレスト・ウィテカーが、パトカーやヘリなどを総動員して、ブライアン逮捕に執念を燃やします。
警察なんてあてにしない、何でも自分でやって見せる親父。ラストで妊娠している娘を拉致されて、怒る父親がハイウェイを逆走し、車を暴走させて滑走路を突っ走る。ジェット機を離陸させまいと自分の車を突っ込んで、ジェット機の車輪を大破させ離陸できないようにする。
私には、初めっから、殺された元妻の相手スチュアート(ダグレイ・スコット)が犯人ではないかと疑っていたのに、警察もブライアンが犯人だと決めつける。このスチュアートが借金返済のために、レノーアに1200万ドルもの保険金をかけて、殺して借金返済に充てようとしていたのだ。気に入らなかったのが、ブライアンが最後にスチュアートを捕まえてボコボコにするのに、殺さなかったこと。きっと弁護士に依頼して直ぐに釈放されるのだろう。
これが最後とばかりに、大暴れのブライアンをきっと応援したくなりますから。
2015年劇場鑑賞作品・・・3 映画(アクション・アドベンチャー) ブログランキング
愛する家族のためなら手加減せずに相手をなぎ倒す、すご腕の元CIA捜査官を襲うさらなる試練をド迫力のアクションと共に活写する。これまで同様まな娘をマギー・グレイスが演じ、新たにフォレスト・ウィテカーらが共演。たった一人の娘を守り抜こうとする父親がどのような戦いを繰り広げるのか注目。
あらすじ:かつてイスタンブールで犯罪組織を全滅に追い込んだ、元CIA秘密工作員ブライアン(リーアム・ニーソン)はロサンゼルスに戻り、再び家族の絆を取り戻そうとしていた。そんな折、前妻レノーア(ファムケ・ヤンセン)が、彼の家で死体となって発見される。運悪く現場で警官と遭遇したブライアンは、殺人事件の容疑者として指名手配され……。
<感想>凄腕元CIA工作員のブライアン・ミルズ、別れた妻、そして娘のためならどんな相手でも容赦はしないとばかりに、名優リーアム・ニーソンが最強のオヤジを演じている「96時間」シリーズの完結編である。一躍アクションスターとしての地位を確立した、リーアム・ニーソンの人気シリーズである。今までの2作は、家族奪還のために常に追う立場だったが、今回は元妻レノーアを殺した容疑者として警察から追われながら、同時に真犯人を探しという両面からの苦闘が描かれる。
果たしてブライアンは娘のキムを守りながら真犯人を見つけ出すことができるのか。製作・脚本はもちろん、世界のヒットメーカーのリュック・ベッソン。
今回も還暦爺さんのリーアムによる肉弾戦や銃撃戦、警察を先んじて事件の手掛かりを追う頭脳プレーもみどころの一つですから。
今回のターゲットは、元妻を殺した犯人たち。手掛かりの監視カメラに映された男の入れ墨のみ。CIA時代の極秘任務で培ったスキルは、彼を追うロス市警の警部フォレスト・ウィテカーもお手上げである。
カーナビのGPSや携帯の通話記録から情報を得て、警察に捕まるも、それを逆手にとっての脱出劇など。警察の監視をすり抜けて娘キムに会うなど、そのスキルには度肝を抜かれます。もち、昔の仲間も協力してくれるのだ。廃工場に隠れ屋を用意してあったり、いつでも手錠を外せるように服のすそに針金を仕込んだり、靴下の中には携帯電話を忍ばせるなど、まさかの備えは万全怠りなし。
もちろん、ハードなカーチェイスと、超絶なアクションの数々をスクリーン狭しと披露しているのだが、最も得意をするのは接近戦で、今回も手錠をかけようとする警官相手に瞬時になぎ倒して、敵のアジトに丸腰で侵入するや、銃を持っていないから、相手を後ろから押さえて、その銃で敵を撃つ。屋根の上に登るし、窓から下へと飛び降りるなんて平気ですから。ホント、老人なんていってはダメですから、かなり頑張っています。
前作以上に怒り心頭なブライアンの暴走っぷりには、始終驚きぱなしですから。
今回は、ロス市警の切れ者警部にフォレスト・ウィテカーが、パトカーやヘリなどを総動員して、ブライアン逮捕に執念を燃やします。
警察なんてあてにしない、何でも自分でやって見せる親父。ラストで妊娠している娘を拉致されて、怒る父親がハイウェイを逆走し、車を暴走させて滑走路を突っ走る。ジェット機を離陸させまいと自分の車を突っ込んで、ジェット機の車輪を大破させ離陸できないようにする。
私には、初めっから、殺された元妻の相手スチュアート(ダグレイ・スコット)が犯人ではないかと疑っていたのに、警察もブライアンが犯人だと決めつける。このスチュアートが借金返済のために、レノーアに1200万ドルもの保険金をかけて、殺して借金返済に充てようとしていたのだ。気に入らなかったのが、ブライアンが最後にスチュアートを捕まえてボコボコにするのに、殺さなかったこと。きっと弁護士に依頼して直ぐに釈放されるのだろう。
これが最後とばかりに、大暴れのブライアンをきっと応援したくなりますから。
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