意中の美人上司を振り向かせるべく、少年時代に封印したサルサダンスに25年ぶりに挑戦する中年メタボ男の奮闘を描くコメディー。『ホットファズ 俺たちスーパーポリスメン!』『ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!』などで人気のニック・フロストが原案・製作総指揮・主演を務め、その製作チームも集結。6か月にわたりダンスを特訓したニックが巨体を揺らし華麗なステップを披露するほか、盟友サイモン・ペッグがカメオ出演している。
あらすじ:少年時代は天才サルサダンサーとして活躍するも、いじめが原因でダンスを封印したブルース(ニック・フロスト)は、至って普通の毎日を過ごしていた。そんなある日、アメリカから赴任してきた美しい上司ジュリア(ラシダ・ジョーンズ)に夢中になるが、彼は見つめる以外に何もできなかった。しかし、ジュリアがサルサダンサーであることを知ったブルースは、彼女の気を引くため25年ぶりにサルサに挑む。
<感想>10月25日公開の映画で、地方では上映されなかった。DVDレンタルで観賞したのだが、内容がデブが華麗なステップでサルサを踊るって、まさか~いや、本当の話なんですよ、それが。
上司のジュリアは、「セレステ∞ジェシー」に出ていたラシダ・ジョーンズが、美人というよりもハツラツで元気な女性って感じ。そして、おデブさん俳優とくれば、「ホットファズ 俺たちスーパーポリスメン!」や「宇宙人ポール」他で相棒のサイモン・ペッグと共演していたニック・フロストが製作総指揮、原案、主演を務めているのですね。
おデブな俳優では「マネーボール」のジョナ・ヒルや、「ハングオーバー」シリーズのザック・ガリフィアナキスが最近では有名になっているが、この作品でのニックは、おデブなのにお肉をぶるぶるさせながら、サルサを踊るんですから。ダンスの中でも、女性と身体を密着させて踊り、一時期日本でも流行ったけれどかなりハードなダンスですよね。
でも、設定が子供のころにサルサの大会で優勝している天才ダンサーだったというのだから。それも回想劇で映されますが、かなり痩せていて可愛かった。どうして、ダンスを止めたのかというと、大会の日に虐めっこにスパンコールが付いた衣裳をけなされて、殴る蹴るの暴行を受け、ダンスなんて女子がやるもんだとケナされてから、もうダンスなんてやらないと封印してしまったのだ。しかし、会社にアメリカから赴任してきた上司に一目惚れしてしまったのです。
彼女がサルサのダンス教室へ通っていることを知って、自分ももう一度サルサを踊ろうとダンス教室へ通うのですが、何しろ昔の身体と違ってメガトン級の体重で、身体を動かすとお肉が揺れて、激しく腰を動かしてもなんとも無様なダンスにしかならない。
そんな彼を応援するのが、気に抜けたファンタオレンジしか飲まない中東系のマッチョなオカマちゃんだったり、かつての師匠のラテン男、イアン・マクシェーンだったりする。
それに、対抗する同僚の腹黒なドリューに、「ソウルガールズ」のマネージャーのデイヴを演じたクリス・オダウドが演じている。
1日7時間のダンスレッスンを週に6日、7か月間も練習したというおかげなのか、観ていて周りのプロダンサーと比較しても見劣りしないくらいのサルサを披露しているから凄い。さすがにハードなダンストレーニングで痩せたそうですが、自分は太っているのがキャラだからといって、その後に食べてウェイトを維持したそうです。
だから、一番の見せ所のシーンでは、ニックがキラキラと光るスパンコールの付いた衣裳で華麗に踊りまくる、それがこの作品の目玉なんですものね。始めは贅肉が邪魔で簡単なステップも踊れなった彼が、仲間に励まされて次第に情熱を取り戻して、ステップに腰の振りがキッレキッレになっていくのが素敵です。
巨体を揺するだけじゃなくて、軽やかにステップを踏みまくり、ダンスの相手をゼロ・グラビティで縦横無尽に放り投げるニックのダンスは、本格的でした。
本作の原題は「Cuban Fury」、相棒のサイモン・ペッグが、カメオ出演で出ているが、セリフ無しなのが残念でもある。少しでもいいから、ニックと絡めば良かったのにね。
2014年DVD鑑賞作品・・・58 映画(アクション・アドベンチャー) ブログランキング
あらすじ:少年時代は天才サルサダンサーとして活躍するも、いじめが原因でダンスを封印したブルース(ニック・フロスト)は、至って普通の毎日を過ごしていた。そんなある日、アメリカから赴任してきた美しい上司ジュリア(ラシダ・ジョーンズ)に夢中になるが、彼は見つめる以外に何もできなかった。しかし、ジュリアがサルサダンサーであることを知ったブルースは、彼女の気を引くため25年ぶりにサルサに挑む。
<感想>10月25日公開の映画で、地方では上映されなかった。DVDレンタルで観賞したのだが、内容がデブが華麗なステップでサルサを踊るって、まさか~いや、本当の話なんですよ、それが。
上司のジュリアは、「セレステ∞ジェシー」に出ていたラシダ・ジョーンズが、美人というよりもハツラツで元気な女性って感じ。そして、おデブさん俳優とくれば、「ホットファズ 俺たちスーパーポリスメン!」や「宇宙人ポール」他で相棒のサイモン・ペッグと共演していたニック・フロストが製作総指揮、原案、主演を務めているのですね。
おデブな俳優では「マネーボール」のジョナ・ヒルや、「ハングオーバー」シリーズのザック・ガリフィアナキスが最近では有名になっているが、この作品でのニックは、おデブなのにお肉をぶるぶるさせながら、サルサを踊るんですから。ダンスの中でも、女性と身体を密着させて踊り、一時期日本でも流行ったけれどかなりハードなダンスですよね。
でも、設定が子供のころにサルサの大会で優勝している天才ダンサーだったというのだから。それも回想劇で映されますが、かなり痩せていて可愛かった。どうして、ダンスを止めたのかというと、大会の日に虐めっこにスパンコールが付いた衣裳をけなされて、殴る蹴るの暴行を受け、ダンスなんて女子がやるもんだとケナされてから、もうダンスなんてやらないと封印してしまったのだ。しかし、会社にアメリカから赴任してきた上司に一目惚れしてしまったのです。
彼女がサルサのダンス教室へ通っていることを知って、自分ももう一度サルサを踊ろうとダンス教室へ通うのですが、何しろ昔の身体と違ってメガトン級の体重で、身体を動かすとお肉が揺れて、激しく腰を動かしてもなんとも無様なダンスにしかならない。
そんな彼を応援するのが、気に抜けたファンタオレンジしか飲まない中東系のマッチョなオカマちゃんだったり、かつての師匠のラテン男、イアン・マクシェーンだったりする。
それに、対抗する同僚の腹黒なドリューに、「ソウルガールズ」のマネージャーのデイヴを演じたクリス・オダウドが演じている。
1日7時間のダンスレッスンを週に6日、7か月間も練習したというおかげなのか、観ていて周りのプロダンサーと比較しても見劣りしないくらいのサルサを披露しているから凄い。さすがにハードなダンストレーニングで痩せたそうですが、自分は太っているのがキャラだからといって、その後に食べてウェイトを維持したそうです。
だから、一番の見せ所のシーンでは、ニックがキラキラと光るスパンコールの付いた衣裳で華麗に踊りまくる、それがこの作品の目玉なんですものね。始めは贅肉が邪魔で簡単なステップも踊れなった彼が、仲間に励まされて次第に情熱を取り戻して、ステップに腰の振りがキッレキッレになっていくのが素敵です。
巨体を揺するだけじゃなくて、軽やかにステップを踏みまくり、ダンスの相手をゼロ・グラビティで縦横無尽に放り投げるニックのダンスは、本格的でした。
本作の原題は「Cuban Fury」、相棒のサイモン・ペッグが、カメオ出演で出ているが、セリフ無しなのが残念でもある。少しでもいいから、ニックと絡めば良かったのにね。
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