『100回泣くこと』などの原作者・中村航が山下達郎の「クリスマス・イブ」を基に執筆した小説を、『のぼうの城』などの犬童一心監督が映画化。12月24日、漫画家になる夢を持ち続ける主人公ら片思い中の4人の男女が遭遇する奇跡をファンタジックに描く。主演は、アイドルグループ嵐の相葉雅紀。榮倉奈々、ハン・ヒョジュ、生田斗真らが共演。恋と夢のはざまで揺れ動く4人の男女を演じる俳優たちの等身大の演技に注目。
<感想>あと、1カ月でクリスマス。街のそこかしこでクリスマスの飾り付けが綺麗に飾られて、今年も後1カ月と少しでお終いだ。この映画は、そんなクリスマスの日を間近にして、山下達郎の「クリスマス・イブ」が流れる、そんな名曲をモチーフにした小説が、嵐の相葉雅紀くんを主人公に迎え、漫画家を夢見る書店の店員役の光が運命の女性と出会うことを願っている物語です。
それに、光に片思いの女性杏奈には榮倉奈々が、オブジェ作家の卵として溶接工の仕事なんてしている。そして、光が運命の人だと勝手に思い描いて片思いをしている世界的な証明アーティストにハン・ヒョジュが、その恋人には生田斗真くんが演じていて、4人が織りなす恋愛ごっこというべきラブストーリー。
中でも、光が漫画を描いている主人公にしか見えない“デビクロ”の声を、劇団ひとりが担当しているのだ。子供の頃から1人で絵を描くことが好きだった光が生み出した小さな相棒。
名前は「デビルクロース」の略で“サンタクロースの孤独と悲しみから生まれた”という設定になっている。大人になった今でも時々現れては、いつか夢は叶うと信じる光の邪魔をする。実写とアニメーションが見事に融合して、光とデビクロの共演シーンにも注目ですね。お喋りで少々口は悪いが憎めないキャラクターを映画の中で表現しているのもいい。
“きっと君は来ない“の名曲「クリスマス・イブ」で歌われる登場人物のように、すれ違う男女4人の想い。やがて聖夜に訪れる奇跡。恋する気持ちは楽曲と同様に永遠のものです。
光と杏奈は幼馴染、「ごめんなさい」が口癖の気弱な光のことをいじめっ子や、何かと助けて来た杏奈だったが、彼女が父親を亡くしたとき、傍で支えてくれたのは光だった。そして、2人はある約束を交わすのだが。大人になった2人は相変わらず。そんなある日のこと、二人は出会いがしらにぶつかって、光が運命の人と出会うのです。
相手は世界的照明デザイナーのソヨン。漫画家を夢見る光は、ウキウキと運命の女性とのデートをしたいと、杏奈に恋の指南役を願い出るのだが、・・・。
実は、杏奈の仕事場にも来ていたソヨンが、光の運命の男だったとは、本当は幼い頃から光のことが大好きで、片思いでもいいと見守ってきた杏奈。しかし、運命とはこういうもんだと諦めて、光とソヨンの間を取り持つきっかけを作ってやるのだ。
光にスーツを着せて、自分もワンピースを着てお洒落してレストランでデートの予行練習をする。そして、二人が上手くデートが出来ればと計画を練って上げるのだが、ソヨンにも片思いの人がいたのです。
その人は、光の同級生で売れっ子の漫画家である北山一路。少し影のある男を演じている生田斗真くん。あまり出番が少ない上に、今回は相葉雅紀くん主人公の映画だから、仕方ないですよね。
ですが、このくらい鈍感な男だと、強く言わないと自分の愛に気付かないでしょうね。杏奈を見ていて、気の毒でしょうがなかった。
でも、最後では4人がそれぞれにお互い気付いて、光も杏奈がパリへ行くのを追いかけて、飛行場でキスをするシーンもあるので良かったかなぁなんて思ってます。
物語のキーワードの一つになっているのが、主人公の名前と同じ“光”。本作ではクリスマスを彩るイルミネーションが見どころの一つで、神戸を中心にロケが行われ、神戸のイルミナージュでは、11月1日~2月1日まで、映画の撮影で実際に使用されたセットを再現して、映画の公開に合わせて色とりどりの光が創り出す夢の世界を見ることが出来ます。
2014年劇場鑑賞作品・・・352 映画(アクション・アドベンチャー) ブログランキング
<感想>あと、1カ月でクリスマス。街のそこかしこでクリスマスの飾り付けが綺麗に飾られて、今年も後1カ月と少しでお終いだ。この映画は、そんなクリスマスの日を間近にして、山下達郎の「クリスマス・イブ」が流れる、そんな名曲をモチーフにした小説が、嵐の相葉雅紀くんを主人公に迎え、漫画家を夢見る書店の店員役の光が運命の女性と出会うことを願っている物語です。
それに、光に片思いの女性杏奈には榮倉奈々が、オブジェ作家の卵として溶接工の仕事なんてしている。そして、光が運命の人だと勝手に思い描いて片思いをしている世界的な証明アーティストにハン・ヒョジュが、その恋人には生田斗真くんが演じていて、4人が織りなす恋愛ごっこというべきラブストーリー。
中でも、光が漫画を描いている主人公にしか見えない“デビクロ”の声を、劇団ひとりが担当しているのだ。子供の頃から1人で絵を描くことが好きだった光が生み出した小さな相棒。
名前は「デビルクロース」の略で“サンタクロースの孤独と悲しみから生まれた”という設定になっている。大人になった今でも時々現れては、いつか夢は叶うと信じる光の邪魔をする。実写とアニメーションが見事に融合して、光とデビクロの共演シーンにも注目ですね。お喋りで少々口は悪いが憎めないキャラクターを映画の中で表現しているのもいい。
“きっと君は来ない“の名曲「クリスマス・イブ」で歌われる登場人物のように、すれ違う男女4人の想い。やがて聖夜に訪れる奇跡。恋する気持ちは楽曲と同様に永遠のものです。
光と杏奈は幼馴染、「ごめんなさい」が口癖の気弱な光のことをいじめっ子や、何かと助けて来た杏奈だったが、彼女が父親を亡くしたとき、傍で支えてくれたのは光だった。そして、2人はある約束を交わすのだが。大人になった2人は相変わらず。そんなある日のこと、二人は出会いがしらにぶつかって、光が運命の人と出会うのです。
相手は世界的照明デザイナーのソヨン。漫画家を夢見る光は、ウキウキと運命の女性とのデートをしたいと、杏奈に恋の指南役を願い出るのだが、・・・。
実は、杏奈の仕事場にも来ていたソヨンが、光の運命の男だったとは、本当は幼い頃から光のことが大好きで、片思いでもいいと見守ってきた杏奈。しかし、運命とはこういうもんだと諦めて、光とソヨンの間を取り持つきっかけを作ってやるのだ。
光にスーツを着せて、自分もワンピースを着てお洒落してレストランでデートの予行練習をする。そして、二人が上手くデートが出来ればと計画を練って上げるのだが、ソヨンにも片思いの人がいたのです。
その人は、光の同級生で売れっ子の漫画家である北山一路。少し影のある男を演じている生田斗真くん。あまり出番が少ない上に、今回は相葉雅紀くん主人公の映画だから、仕方ないですよね。
ですが、このくらい鈍感な男だと、強く言わないと自分の愛に気付かないでしょうね。杏奈を見ていて、気の毒でしょうがなかった。
でも、最後では4人がそれぞれにお互い気付いて、光も杏奈がパリへ行くのを追いかけて、飛行場でキスをするシーンもあるので良かったかなぁなんて思ってます。
物語のキーワードの一つになっているのが、主人公の名前と同じ“光”。本作ではクリスマスを彩るイルミネーションが見どころの一つで、神戸を中心にロケが行われ、神戸のイルミナージュでは、11月1日~2月1日まで、映画の撮影で実際に使用されたセットを再現して、映画の公開に合わせて色とりどりの光が創り出す夢の世界を見ることが出来ます。
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