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30デイズ・ナイト:アポカリプト ★

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『30デイズ・ナイト』の惨劇に繋がる恐怖の前日譚と続編を収めたサバイバルホラー。『30デイズ・ナイト:ビギニング』『30デイズ・ナイト:ヴァンパイア・インフェルノ』に加え、ゴーストハウス・ピクチャーズが手掛けた『デビルズ・トレード』を収録。
「30デイズ・ナイト:ビギニング」
ヴァンパイア・ハンターへの情報提供を生業としているドラッグ中毒の若者ジョージは、自分のクライアントが次々と死亡する事件が発生していることを知る。やがてジョージ自身も何者かに狙われるはめになり・・・。「30デイズ・ナイト」の惨劇につながる恐怖の前日譚。
出演::アンドリュー・ローリッチ、ダニー・ジョー=オーウェン、TJゼール
監督::ヴィクター・ガルシア(『ミラーズ2』)
製作::スティーヴ・ヘイン(『ブギーマン』)
「30デイズ・ナイト:ヴァンパイア・インフェルノ」
ニックは刑事として引退したその日に、妹サラが看護婦として働く刑務所内で乱闘が起きたという知らせを受ける。
サラはそのまま行方不明になったというのだ。しかしその時、傷を負ったサラは恐ろしいヴァンパイアへと変貌しようとしていた・・・。「30デイズ・ナイト」に続き始まる、新たなる血の抗争を描く。
出演::ショーニー・スミス、ミミ・マイケルズ、クリストファー・ステイプルトン
監督::ベン・キータイ(『30デイズ・ナイト:ダーク・デイズ』)
製作::スティーヴ・ヘイン(『ブギーマン』)
【スペシャル・エピソード】「デビルズ・トレード」
オンラインショッピングで木の十字架を購入したティーンエイジャー3人が、それを手にした瞬間から恐怖の呪いのターゲットとなる。容赦なく迫りくる呪いを解くためには、その十字架を持ち主に返却しなければならない・・・。
出演::エド・カノッサ、ジニー・ウェイリック、マイケル・コンティ、マリナ・レサ
監督::トービー・ウィルキンズ (『呪怨 ザ・グラッジ3』)
製作::ジェイ・チャップマン

<感想>いずれもTV作品のためか、どうしても映像に深みが感じられず、映画版のジョシュ・ハートネット主演のバンパイア・アクション映画、「30デイズ・ナイト」(07)のノリを期待するとがっかりする。映画版の数日前にあたる『30デイズ・ナイト:ビギニング』(約25分)は、ニューオリンズでヴァンパイア・ハンターに情報を提供するドラッグ中毒の若者ジョージが、ヴァンパイアに狙われる話だ。
大変だと警察に通告するも、ジョージが殺人犯と間違われ、ヴァンパイアなんてと信じてもらえず、次から次へと犠牲者が続出する。ヴァンパイアは、首を斬らないと死なないし、太陽光線でも死滅するので夜はなるべく外へ出ないで家の中にいるべし。そんなこといっても、勝手に入って来て襲うし、噛まれた人間がヴァンパイアとなって人間を襲うという。
演出や編集が悪いためか、一度見ただけでは内容を把握しづらいのが難点だ。しかもヴァンパイアが人間社会に紛れ込み、アラスカ州のバロウに集結することが判明する程度なので、前章とあおるほどの面白みはなかった。監督は特殊効果出身で、後に「ミラーズ2」(10)、「ヘルレイザー:レベレーション」(11)を監督したヴィクター・ガルシア。
そして、「〜ビギニング」の脚本を務めたベン・ケタイが監督した「〜ヴァンパイア・インフェルノ」(25分)は、アラスカ州、バロウ襲撃から3週間後の物語で、「〜ビギニング」の続編であり、まだこちらの方がいくらか面白いと思った。
ニックが刑事を引退した日、刑務所で看護師として働く妹サラが、「〜ビギニング」で主役のジョージを搬送する時に、ヴァンパイアに襲われて行方不明になる。徐々にサラがヴァンパイア化してゆく妹に対して、兄のニックが葛藤するあたりがドラマの核と言えるが、サラは自分がヴァンパイアとなって人間を襲っていることを自覚しており、最後は太陽光線を浴びて死亡。このシーンは映さないのだ。
ところが、囚人と間違えられたジョージを追う女刑事役で、「ソウ2」のショウニー・スミスがジョージを追い詰めるも、サラを保護した女が、親切に家に入れてくれた女をサラが襲うのだ。それに飼い犬までも餌食に。
そして、その襲われた女に女刑事が襲われるという連鎖反応が、いまいち展開が読めて盛り上がらない。情報屋役の「ゾンビ」のケン・フォリーの出演も見どころの一つです。しかし、ここまで引っ張ってきたジョージもヴァンパイアになってしまうとは、最後に生き残るのはニックだけなの?・・・。
とはいえ、前記の2作よりも、スペシャルエピソードとして収録の「デビルズ・トレード」1話が約4分の全7話構成の方が、オーソドックスな展開ながら楽しめました。ネットの悪魔の取引.comを介して、5ドルで購入した“呪いの十字架”約100年前に人間の首を吊るした木で作ったものだというのだが、それを手にした若者3人が、本当に呪われ始めたことから、その十字架を前の持ち主に返そうとする物語。ネットでは“悪魔の木”として売られていた。
「リング」の“呪いの十字架版”と言ってしまえば身も蓋もないが、呪いから必死に脱出しようとする若者たちの姿が健気に見えた。監督は『呪怨 ザ・グラッジ3』のトービー・ウィルキンズだからなのか、その“呪いの十字架”を持っている者たちや、弟が購入したのだが、姉貴のカードで購入。その姉の彼氏も一緒に呪いの連鎖の巻き添えになるし、弟は幻覚を見て車から出て顔半分ないし、足を木につまずき死亡。
その呪いの木を姉は、モーテルで誘われたデブの男に売りつけるも、幻覚は消えず彼氏も風呂場で溺れ死ぬ寸前を助ける姉。手元にないのに何故呪いは消えないのか?・・・売主の女の家に行くも、彼女はすでに死んでいた。十字架を壊さないとダメだというが、燃やしても弟が首を絞められ宙に浮いたしね。呪い系のホラーとして、これは意外に面白かった。
「30デイズ・ナイト2 ダークデイズ」まだ観てないのでレンタルして見ます。
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