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オーバードライヴ  ★★

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「ワイルド・スピード」シリーズや「G.I.ジョー バック2リベンジ」など出演作が立て続けにヒットを飛ばすドウェイン・ジョンソンが主演、実話をもとに息子を救うため戦う父親の姿を描いたアクションサスペンス。
再婚した妻とともに幸せな日々を送っていた運送会社社長のジョンは、前妻に引き取られた18歳の息子ジェイソンが友人にはめられて麻薬の包みを押しつけられ、現行犯逮捕されたと知る。最低でも10年の刑務所暮らしを課されたジェイソンを助けるため、ジョンは女性検事キーガンと交渉し、息子の代わりに麻薬密売人逮捕を請け負うことになる。運び屋を装い、売人の元締めマリークに接触したジョンだったが、その背後にはさらなる大物密売人の存在が浮上。ジョンは危険な状況へと身を投じていく。共演にスーザン・サランドン、バリー・ペッパー、ベンジャミン・ブラット。監督はスタントマン出身で本作が長編2作目のリック・ローマン・ウォー。

<感想>ロック様ことドウェイン・ジョンソンの最新作。「家族を守るためなら手段は選ばない」という父親として武装麻薬カルテルと闘うトラック野郎ムービーです。今までの殺人マシンの役ではなく、いたって真面目な普通の人の役を演じています。
それに、この物語は全て実話だというのだから、一般人が麻薬密売ルートに潜入捜査をして、息子の汚名を晴らそうとするいいパパのドウェイン・ジョンソンが観られます。監督・脚本は「プリズン・サバイブ」のリック・ローマン・ウォー。
大型トレーラーを乗り回し、麻薬密売の罪で刑務所に入っている息子のために頑張るパパ。預かるだけだからという友達の口車に乗せられて、麻薬詰め合わせギフトを開けてしまったところへ、麻薬捜査官がすかさず逮捕にやってくるというスピードに驚く。

息子の友人が麻薬売買で捕まり、麻薬犯罪者は別の売人を密告すれば罪が軽減されるというシステム。減刑が可能という司法取引制度を利用した友人にまんまとハメられた息子だった。初犯でも10年という刑務所ぐらし、なんとか息子を出してやりたいパパは、検事のスーザン・サランドンに頼みます。すると「他の麻薬ディーラーを見つけてくれば減刑が可能」というのだ。
それではと、自分の会社にいる従業員の中から、クスリ関係で刑務所出所後、更生中の男ダニエルを見つける。彼は「ウォーキング・デッド」のシェーンでお馴染みのジョン・バーンサル。

ダニエルを呼び出し半ば強制的に売人の元締めと接触することを依頼する。つまり金を払ってで、彼も妻と子供がいるので金が欲しい。
自分の知っている麻薬のボスの所へ連れて行くも、こいう素人さんが自分の方から麻薬の売人になってくれると好都合とばかりに、メキシコ麻薬カルテルの超大物であるエル・トボの存在が浮上する。エル・トボには「デンジャラス・ビューティー」でサンドラ・ブロックと共演したベンジャミン・ブラッドが扮してます。この俳優さん見かけないと思っていたら「くもりときどきミートボール2」でマニーの声優をやっていた。

そのことを知った検事のサランドンと麻薬捜査官は、是非その危ない仕事を引き受けてくれとドウェイン・ジョンソンに頼む。これで、ロック様が麻薬王を捕まえれば自分は選挙に立候補しているので?・・・判事の選挙かなんかなの?

ロック様を使って麻薬カルテルを一網打尽にしようと企む捜査官クーパーに、バリー・ペッパーが扮して渋いです。彼を逮捕した暁には、自分の息子を釈放させてくれるというのだ。願ったり叶ったりで、引き受けるパパのドウェインだが、GPSやら盗聴機などを付けられバレないか肝を冷やしたぜ。
トレーラーの中の荷物、セメント袋に麻薬を隠しての仕事だったのが、今度は札束の現金そのものを輸送する。途中でトラックを乗り換えてメキシコの国境近くへと、そこにはエル・トボが待っていたのだが、刑務所の面会受付の女が内通者で連絡。ロック様のことがバレてしまい、後半で、やる時はやる親父ロック様。トレーラーチェイスぐらいなんてことないのに、肉弾戦の格闘技とか銃撃戦はあまりないのだ。少しぐらい見せて欲しかったです。
いつもと違うアクションバリバリのロック様を期待するとがっかりします。が、家族を救うためには父親として命まで懸ける頼もしい姿が観られます。
2013年劇場鑑賞作品・・・335 映画(アクション・アドベンチャー) ブログランキング


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