一世を風靡(ふうび)したゲーム「かまいたちの夜」のシナリオなどで知られる我孫子武丸が原作を手掛けたコミックを実写化したサスペンス・ミステリー。殺人現場となったマンションの一室で出くわした男と女が、お互いに疑いの目を向けながらも事件解決に挑んでいく姿を描く。主演は、『RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語』の三浦貴大とテレビドラマ「純と愛」の夏菜。メガホンを取るのは、『シャッフル』などの及川拓郎。先読み不可能な展開はもちろん、主演二人が見せる息の合ったコンビぶりも魅力だ。
<感想>興味はあったんだけど、劇場へは見に行かなかった。やっぱDVDで正解だった。というのも、殆ど密室劇で主人公の三浦貴大君と夏菜ちゃんが、二人で部屋の中で殺された女の犯人は「お前じゃないの?」とか、お互いに疑ってかかって、映画の冒頭で三浦君が殺された女の部屋を盗撮している様子が分かる。だから犯人は三浦君じゃないことは分かっている。だが、その部屋へ突然入って来たアカネが犯人かと思ってしまう。
それでも、驚いて三浦くんが、って名前が無いんですよ。最後の方で明かされるけどね。しかし、アカネを殴って気絶させて自分の部屋連れてきて、ベットに両手、両足を縛りつけるってどういうこと。
殺された女はモデルで、その他にもコールガールの仕事をしていた。相手をしていた客は、有名なお金持ちばかり。何者かに殺され、顧客のデーターが盗まれたとすれば、組織が動いてくる。ですが、実は三浦君もコールガールの組織の人間で、だから女を見張っていたというわけ。その顧客データーが入っているスマホを、殺された女の部屋から持ってきた三浦君。それからが、その三浦君の部屋で真犯人探しをあれこれと推理するお話で時間稼ぎですか?・・・つまんない。
だから、主人公の二人って言ってもね、夏菜ちゃんは可愛いし、シャワーシーンとか、ブラとショーツ一つにもなるしで、女って得ですよね。それに、PCで殺された女の交遊関係を探すプロでもある。だから、三浦君のドジさ加減が余計に目立って、目を剥きだし怒る演技と棒立ちで喋る演技しかないって、これはもう大根役者でしょうに。
脇役のコールガールの事務所の人間で、刑事という設定の甲本雅裕のベテランの演技が光っていて、もの凄くいい感じでした。この俳優さん、結構映画に脇役で出て来るんだけど、あんまり目立たなくってぼんやりとしたイメージしかない。でもこの映画の中ではさすがに光っていた。あっ、でも北川景子と共演した藤沢周平作の時代劇「花のあと」での朴とつとした侍の演技は良かったですよ。
それに、突然部屋に鍵開けて入ってくるオバサン。黒いサングラスに黒のコート着て、出刃包丁を左手に持って三浦のいない留守にしか来ない。怖いよね、コンビニのオバサンなのに。三浦の部屋にいた夏菜を見て逆上して殺そうとするのだから、冒頭のレナを殺したのもこのオバサンだった。
自分の息子が女と心中して、息子は死に女は助かったようだ。コンビニで働いている時に、若者に万引きされ注意をすると殴る蹴るの乱暴をされ、その時助けてくれたのが三浦君。だから、自分の息子が生き返って来たと思い込み、三浦君を可愛がり、彼に近寄ってくる女たちから守ろうとしたというのだ。オバサンは頭が狂っている設定だが、こういう人は精神病院行きでしょう。
それにしても、最後にオマケの映像で、コールガールの女たちがクルーザーの機関室に閉じ込められている情報を受け、駆け付ける三浦くん。黒いレザー服着てかっこよくキメているけど、今度の仕事は探偵なの、それとも刑事かな?・・・船の機関室の奥に夏菜ちゃんがいたから、きっと二人で探偵稼業でもしてるのかもしれませんね。こんな内容で、盛り上がりに欠けていて、ミステリーってほどでもなし、TVドラマで十分な気がしました。
2013年DVD鑑賞作品・・・43 映画(アクション・アドベンチャー) ブログランキングへ
<感想>興味はあったんだけど、劇場へは見に行かなかった。やっぱDVDで正解だった。というのも、殆ど密室劇で主人公の三浦貴大君と夏菜ちゃんが、二人で部屋の中で殺された女の犯人は「お前じゃないの?」とか、お互いに疑ってかかって、映画の冒頭で三浦君が殺された女の部屋を盗撮している様子が分かる。だから犯人は三浦君じゃないことは分かっている。だが、その部屋へ突然入って来たアカネが犯人かと思ってしまう。
それでも、驚いて三浦くんが、って名前が無いんですよ。最後の方で明かされるけどね。しかし、アカネを殴って気絶させて自分の部屋連れてきて、ベットに両手、両足を縛りつけるってどういうこと。
殺された女はモデルで、その他にもコールガールの仕事をしていた。相手をしていた客は、有名なお金持ちばかり。何者かに殺され、顧客のデーターが盗まれたとすれば、組織が動いてくる。ですが、実は三浦君もコールガールの組織の人間で、だから女を見張っていたというわけ。その顧客データーが入っているスマホを、殺された女の部屋から持ってきた三浦君。それからが、その三浦君の部屋で真犯人探しをあれこれと推理するお話で時間稼ぎですか?・・・つまんない。
だから、主人公の二人って言ってもね、夏菜ちゃんは可愛いし、シャワーシーンとか、ブラとショーツ一つにもなるしで、女って得ですよね。それに、PCで殺された女の交遊関係を探すプロでもある。だから、三浦君のドジさ加減が余計に目立って、目を剥きだし怒る演技と棒立ちで喋る演技しかないって、これはもう大根役者でしょうに。
脇役のコールガールの事務所の人間で、刑事という設定の甲本雅裕のベテランの演技が光っていて、もの凄くいい感じでした。この俳優さん、結構映画に脇役で出て来るんだけど、あんまり目立たなくってぼんやりとしたイメージしかない。でもこの映画の中ではさすがに光っていた。あっ、でも北川景子と共演した藤沢周平作の時代劇「花のあと」での朴とつとした侍の演技は良かったですよ。
それに、突然部屋に鍵開けて入ってくるオバサン。黒いサングラスに黒のコート着て、出刃包丁を左手に持って三浦のいない留守にしか来ない。怖いよね、コンビニのオバサンなのに。三浦の部屋にいた夏菜を見て逆上して殺そうとするのだから、冒頭のレナを殺したのもこのオバサンだった。
自分の息子が女と心中して、息子は死に女は助かったようだ。コンビニで働いている時に、若者に万引きされ注意をすると殴る蹴るの乱暴をされ、その時助けてくれたのが三浦君。だから、自分の息子が生き返って来たと思い込み、三浦君を可愛がり、彼に近寄ってくる女たちから守ろうとしたというのだ。オバサンは頭が狂っている設定だが、こういう人は精神病院行きでしょう。
それにしても、最後にオマケの映像で、コールガールの女たちがクルーザーの機関室に閉じ込められている情報を受け、駆け付ける三浦くん。黒いレザー服着てかっこよくキメているけど、今度の仕事は探偵なの、それとも刑事かな?・・・船の機関室の奥に夏菜ちゃんがいたから、きっと二人で探偵稼業でもしてるのかもしれませんね。こんな内容で、盛り上がりに欠けていて、ミステリーってほどでもなし、TVドラマで十分な気がしました。
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