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スリープレス・ナイト★★★

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2011年製作の同名フランス映画を「Ray/レイ」「ANNIE/アニー」のジェイミー・フォックス主演でハリウッド・リメイクしたクライム・アクション。ラスベガスを舞台に、マフィアの麻薬を強奪した汚職刑事が、人質に取られた息子を取り戻すべく、単身敵地に乗り込んで決死の戦いを繰り広げるさまを描く。共演はミシェル・モナハン、ダーモット・マローニー、ガブリエル・ユニオン、スクート・マクネイリー。監督は「ピエロがお前を嘲笑う」のバラン・ボー・オダー。

あらすじ:殺人課の刑事ヴィンセント・ダウンズは、相棒とともにカジノ王ルビーノから大量のコカインを強奪することに成功する。しかし、内務調査官ブライアントに疑いの目を向けられ、ルビーノには最愛の息子トーマスを人質に取られてしまう。コカインの返却を迫られたダウンズは、ルビーノが待つカジノへと単身で向かうのだったが…。

<感想>以前に観た「スリープレス・ナイト」と、まったくもって同じ内容であります。ただし主人公にジェイミー・フォックスが演じているということで、鑑賞。冒頭から路上で車を襲い、コカイン25キロを強奪し逃亡。

しかしコカインを奪われたカジノ経営者のルビーノが、ダウンズの息子を誘拐させてコカインの返還を要求する。しかし、すでにダウンズは腹をナイフで刺され傷を負っていて、自分でガーゼを当てて応急処置。

しかし、その他にも内部調査官のブライアントからも疑いをかけられ追われる身となる。ブライアントにはミシェル・モナハンが扮しています。そして、コカインの入ったカバンを持ちカジノへと潜入するのだが、途中でトイレにはいり、個室の天井にそのコカインの入ったカバンを隠すも、そのカバンをブライアントに盗まれてしまい窮地に陥ります。ブライアントは、仲間の警官とカジノに入るも、その刑事は悪徳刑事であり、そのコカインを何とか自分のものにしたいと思っているのだ。

その後は、厨房に入り、小麦粉を小分けにビニール袋詰めをして偽のコカインを作る。そこまでも、丁寧に構成されており、物語に翻弄されるダウンズの苦しさに快感を覚えて来る。

主人公のダウンズは、頭脳明晰で切れ者であり、小細工をし誤魔化すのが得意。別れた妻は医者で、息子を迎えにいってくれと頼まれるも、息子は誘拐されていることを話さず、自分で何とか解決する方法を見つけるわけ。

そして、単身カジノのルビーノのところへと、しかしカバンの中身は偽物。どうするかと思えば、バーのカウンターでオフィスにシャンパンを持ってくるように注文し、それも5分後と。

オフィスには取引相手のギャングもいる。カジノに警察が来ているから逃げろとと言うも、ここには悪いやつらばかりだ。コカインを本物かどうかと確認をしたいルビーノ。カバンのファスナーが壊れて開かない。そうこうしていると、ドアがノックする音に、みんなに警察がきたと嘘を言うダウンズ。

ギャングたちは、コカインが偽物ということに気づかずに急いで逃げる。その場を乗り切るための芝居が見事に効果を出して、小気味がいい。フランス版の「スリープレス・ナイト」とまったくもって同じ脚本。クラブで踊りながら逃げるダウンズは、息子も助けて先に逃げさせて人混みのクラブへといざなう。

ダウンズのジェイミー・フォックスの演技も機敏でアクションも上手いときてる。だから観ていて飽きない。お腹の傷から血が流れ出ているし、ダウンズの汚職を摘発しようとする女内部調査官のブライアント。息子を心配する元妻。ダウンズが息子と一緒に逃げ回り、敵と格闘し、銃を撃ち合い、息子を守る。

ラストの駐車場での争奪戦というか、あの悪徳刑事が拳銃でダウンズやブライアントから、コカインを盗み取ろうと銃撃戦が始まるところ。駆けつけた元妻も銃を持っており、銃撃戦に加わるところも良かった。

まさかこんなにもジェイミー・フォックスが、アクション派だとは思わなかったので、満足しましたね。そんな雰囲気の中で、カジノで賭博をしている無関係な客たちもいる。

2018年劇場鑑賞作品・・・64アクション・アドベンチャーランキング

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