シルヴェスター・スタローンが、『ストリート・オブ・ファイヤー』や『48時間』シリーズのウォルター・ヒル監督とタッグを組んだアクション。相棒の復讐(ふくしゅう)に燃える殺しのプロフェッショナルが、それを成し遂げようと若き熱血刑事と共に壮絶な戦いを繰り広げていく。スタローンがタトゥーで覆われた屈強なボディーを披露しながら、重厚感あふれる肉弾戦や銃撃戦を披露。『ワイルド・スピード』シリーズのサン・カン、『ソルジャーズ・アイランド』などのクリスチャン・スレイターら、実力派俳優が脇を固めている。
あらすじ:逮捕歴26回、有罪2回と、修羅場をくぐり抜けてきた殺し屋ジミー(シルヴェスター・スタローン)。相棒の復讐(ふくしゅう)を遂げようと奔走していた彼は、やむを得ない状況から敵対するべき相手である刑事テイラー(サン・カン)と手を組むことになる。言葉よりも弾丸で全てを解決しようとするジミーと法と刑事の職務を順守するテイラーは、衝突を繰り返しながらも奇妙な絆を育んでいく。やがて、そんな彼らの前にマフィアや警察、冷酷非道な殺し屋キーガン(ジェイソン・モモア)が立ちはだかる。
<感想>「エクスペンダブルズ」も成功させ、アクションスターのオーラ消えることのないシルベスター・スタローン。そんな彼にとっても、新しいチャレンジとなった単独主演作が本作なのだ。内容は、40年間、殺し屋を続けてきた主人公、名前がジミー・ボボ。相棒が殺されたことをきっかけに、あろうことか刑事とコンビを組んで巨悪と立ち向かう物語。真逆の掟に従って生きてきた男たちの攻防が、銃撃から肉弾戦まで荒々しいアクションとともに展開していく。メガホンをとったのは、10年ぶりの長編監督作となるウォルター・ヒル。アクション映画の“伝説”とでも呼んでもいい巨匠が、究極のハードボイルドの世界を超骨太に描いている。
元警官のグリーリーを始末する仕事を終えたジミーと相棒のルイス、その結果を報告するため出向いたバーで、謎の男に相棒が殺されてしまう。理由も分からず唖然とするジミーは復讐を誓い真相解明に乗り出すわけ。
相棒のために復讐に燃えるとはいえ、基本は殺し屋なので主人公のキャラは冷血。スタローンの悪の香りをプンプン漂わせる演技はド迫力だ。元悪徳警官グリーリーの相棒だった警官のテイラーは、ジミーを容疑者だと信じて接近。背後の組織を捜査しようとするうち、テイラーも何者かに襲われる。その窮地を救ったのがジミー。テイラーを演じているのが韓国人俳優のサン・カン。
どういうわけか、異常なくらいに理想主義の刑事テイラーと組んで仕事をすることになるジミー。彼は、テイラーが必要なくなればすぐにでも彼の頭を撃ち抜いてしまうつもりだった。逆も同じで、殺されてもおかしくない間の二人。そんなわけだから、最初は絶対に上手く行くなんて思えないんだが、目的が一致したことで、「48時間」のような水と油の即席コンビを結成。そしてニック・ノルティとエディ・マーフィのように喧嘩をし仲直りしながら標的を追い詰めていくわけ。これがアンチ・バディムービーなんだろうなぁ。
謎の男は超ムキムキの筋肉が自慢のジェイソン・モモア。彼は「コナン・ザ・バーバリアン」で主役を務めたアクションスターの階段を急上昇の男。ジミーの命を狙う元フランス外人部隊の、殺し屋キーガンで活躍。その他には、悪役で出ていたクリスチャン・スレター。あまりにあっけなく消える「スコーピオン」や「ザ・マーダ」まで、これほどに出てくれば死ぬ確率の高い俳優はいないだろう。でも「ソルジャーズ・アイランド」では最期まで生きて頑張っていたけど。
そんな彼らを待つクライマックスでは、当然ヒル流ですから、消防署の廃墟でジミーの娘が人質になっており、敵の不動産の悪事が詰っているPCカードと交換に受け渡すのだが、まるで「ストリート・オブ・ファイヤー」のハンマー・チャンバラをさらにハードコアにした“斧対決“を繰り広げるのだ。「これが俺たちのやりかただ」という声が聞こえてきそうな本作。
話の展開が監督ウォルター・ヒルの映画「ストリート・オブ・ファイヤー」の年老いた喧嘩やチャールズ・ブロンソンや「ダブルボーダー」のテキサスレンジャーのニック・ノルティのように、自分の生き方を変えられないヒルの映画ならではの武骨、かつ不器用な男。
その生き方は、アクションスターにこだわり続けるスタローンの生き様も彷彿とさせる。でも見ていて気になるのは、顔の皺もないし、身体の脂肪吸引でもしたのか綺麗に締まって見えるし、年齢的にも若く見えたけど、シュワちゃんとか年相応で良かったので、スタローンってこんなに若かったけっ。1946年7月6日生まれだから現在は66歳ってことなのに、なんだか無理しているように思えた。
2013年劇場鑑賞作品・・・117 映画(アクション・アドベンチャー) ブログランキング
あらすじ:逮捕歴26回、有罪2回と、修羅場をくぐり抜けてきた殺し屋ジミー(シルヴェスター・スタローン)。相棒の復讐(ふくしゅう)を遂げようと奔走していた彼は、やむを得ない状況から敵対するべき相手である刑事テイラー(サン・カン)と手を組むことになる。言葉よりも弾丸で全てを解決しようとするジミーと法と刑事の職務を順守するテイラーは、衝突を繰り返しながらも奇妙な絆を育んでいく。やがて、そんな彼らの前にマフィアや警察、冷酷非道な殺し屋キーガン(ジェイソン・モモア)が立ちはだかる。
<感想>「エクスペンダブルズ」も成功させ、アクションスターのオーラ消えることのないシルベスター・スタローン。そんな彼にとっても、新しいチャレンジとなった単独主演作が本作なのだ。内容は、40年間、殺し屋を続けてきた主人公、名前がジミー・ボボ。相棒が殺されたことをきっかけに、あろうことか刑事とコンビを組んで巨悪と立ち向かう物語。真逆の掟に従って生きてきた男たちの攻防が、銃撃から肉弾戦まで荒々しいアクションとともに展開していく。メガホンをとったのは、10年ぶりの長編監督作となるウォルター・ヒル。アクション映画の“伝説”とでも呼んでもいい巨匠が、究極のハードボイルドの世界を超骨太に描いている。
元警官のグリーリーを始末する仕事を終えたジミーと相棒のルイス、その結果を報告するため出向いたバーで、謎の男に相棒が殺されてしまう。理由も分からず唖然とするジミーは復讐を誓い真相解明に乗り出すわけ。
相棒のために復讐に燃えるとはいえ、基本は殺し屋なので主人公のキャラは冷血。スタローンの悪の香りをプンプン漂わせる演技はド迫力だ。元悪徳警官グリーリーの相棒だった警官のテイラーは、ジミーを容疑者だと信じて接近。背後の組織を捜査しようとするうち、テイラーも何者かに襲われる。その窮地を救ったのがジミー。テイラーを演じているのが韓国人俳優のサン・カン。
どういうわけか、異常なくらいに理想主義の刑事テイラーと組んで仕事をすることになるジミー。彼は、テイラーが必要なくなればすぐにでも彼の頭を撃ち抜いてしまうつもりだった。逆も同じで、殺されてもおかしくない間の二人。そんなわけだから、最初は絶対に上手く行くなんて思えないんだが、目的が一致したことで、「48時間」のような水と油の即席コンビを結成。そしてニック・ノルティとエディ・マーフィのように喧嘩をし仲直りしながら標的を追い詰めていくわけ。これがアンチ・バディムービーなんだろうなぁ。
謎の男は超ムキムキの筋肉が自慢のジェイソン・モモア。彼は「コナン・ザ・バーバリアン」で主役を務めたアクションスターの階段を急上昇の男。ジミーの命を狙う元フランス外人部隊の、殺し屋キーガンで活躍。その他には、悪役で出ていたクリスチャン・スレター。あまりにあっけなく消える「スコーピオン」や「ザ・マーダ」まで、これほどに出てくれば死ぬ確率の高い俳優はいないだろう。でも「ソルジャーズ・アイランド」では最期まで生きて頑張っていたけど。
そんな彼らを待つクライマックスでは、当然ヒル流ですから、消防署の廃墟でジミーの娘が人質になっており、敵の不動産の悪事が詰っているPCカードと交換に受け渡すのだが、まるで「ストリート・オブ・ファイヤー」のハンマー・チャンバラをさらにハードコアにした“斧対決“を繰り広げるのだ。「これが俺たちのやりかただ」という声が聞こえてきそうな本作。
話の展開が監督ウォルター・ヒルの映画「ストリート・オブ・ファイヤー」の年老いた喧嘩やチャールズ・ブロンソンや「ダブルボーダー」のテキサスレンジャーのニック・ノルティのように、自分の生き方を変えられないヒルの映画ならではの武骨、かつ不器用な男。
その生き方は、アクションスターにこだわり続けるスタローンの生き様も彷彿とさせる。でも見ていて気になるのは、顔の皺もないし、身体の脂肪吸引でもしたのか綺麗に締まって見えるし、年齢的にも若く見えたけど、シュワちゃんとか年相応で良かったので、スタローンってこんなに若かったけっ。1946年7月6日生まれだから現在は66歳ってことなのに、なんだか無理しているように思えた。
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