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僕のワンダフル・ライフ★★★★

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愛する飼い主との悲しい別れの後、ある目的を胸に何度も生まれ変わりを繰り返す健気な犬の一途な愛を犬目線で綴ったW・ブルース・キャメロンの世界的ベストセラー『野良犬トビーの愛すべき転生』を、「マイライフ・アズ・ア・ドッグ」「HACHI 約束の犬」の名匠ラッセ・ハルストレム監督が映画化したハートフル・ファミリー・ムービー。出演はデニス・クエイド、K・J・アパ、ブリット・ロバートソン。また「アナと雪の女王」「美女と野獣」のジョシュ・ギャッドが、様々な犬種に生まれ変わる主人公の犬ベイリーの声を担当。

あらすじ:ゴールデン・レトリーバーの子犬ベイリーは、暑い夏の日、車に閉じ込められているところを8歳の少年イーサンに助けられ、彼の家族に引き取られる。夏休みにはイーサンとアメフトのボールで毎日のように遊び、強い絆で結ばれていく。高校生となったイーサンは将来有望なアメフト選手として活躍する。ある日、ベイリーは遊園地でイーサンと美少女ハンナの出会いを演出してあげる。おかげで2人はたちまち恋人同士に。いつまでもイーサンと一緒にいると誓ったベイリーだったが、ついに寿命を迎えてしまい、大きな悔いを残しながらこの世を去ることに。しかしベイリーの執念が通じたのか、エリーという女の子のシェパードとなって再びこの世に舞い降りたベイリーだったが…。

<感想>車に閉じ込められ脱水症状のところをイーサン少年に救われたベイリー。いつもイーサンと一緒に遊び、恋に導き、幸せな犬生を送っていたけど、イーサンに不幸がおこってしまい、それはイーサンの同級生が、フットボールの得意なイーサンが特待生として大学へ行くことが決まり、そのことにヤキモチを焼いてイーサンの家に放火した。その時、2階にいた母親とベイリーを助けて、自分が一番最後になり、2階から飛び降りなければ助からない。

だから、絶対に足を痛めるのに飛び降りてしまい、足に大けがを負う。だから、大学も農業大学を専行して稼業を継ぐことになる。その時に初恋のハンナとの関係も、ダメになってしまう。そんな彼を幸せにできなかったことを悔いながら犬のベイリーが寿命を迎えてしまう。

大好きなご主人様に会いたい、愛する飼い主のイーサンに再会するまで、転生を繰り返していく犬という物語はあざといし、その展開もご都合主義の連続なのだけれども、とにかくワンコが何かをしているだけでウルウルきちゃうんですね。原作はW.ブルース キャメロンの「野良犬トビーの愛すべき転生」です。
とにかく映画に出てくる犬がまぁ可愛いったらない。半ば辺りでベイリーが亡くなってしまい、次がなんと警察犬として生まれ変わるのだ。それから次々と犬の輪廻転生が始まる。

半ば辺りでベイリーが亡くなってしまい、エリーというシェパードとしてこの世に生を受けます。しかも職業は、最強の警察犬だからびっくりです。エリーの相棒になったのは、コワモテの警察官カルロス。

ベイリーは、コーギー犬として再び生まれ変わります。内気で、なかなか人と打ち解けられない女の子マヤの元にやってきたベイリーは、彼女の恋のキューピッドになって幸せな結婚式にも出席。孤独だった彼女が幸せな家庭を作るまでを見届けました。ベイリーがうれしいのは、マヤがとっても幸せになれたこと。飼い主が送る最高の人生を、一番近くで見守ることは、犬にとっても一番幸せなことなのです。
最後にミックス犬のバディと、ここでは、飼い主に酷い扱いを受けて、自分で逃げ出して彷徨い歩き、大好きな飼い主、イーサンの匂いを辿って行くのです。どの犬も可愛い!「ワンコ好きの私には、この作品は、ずるいよ」、と言いたくなるほど。

我が家にも7歳になるヨーキーのコロンが、1匹いますがね。
前世が平成21年10月に、11歳で亡くなったパピの生まれ変わりでないことは確かです。

犬はたいてい飼い主よりも先に寿命をまっとうするのが普通である。その事実を逆手にとると、人間が長く生きていれば、生まれ変わった犬と再会する可能性があるかもしれない。その発想は実に素晴らしいと思った。
なるほどそういう物語だったのかと、初めてわかる。何度も生まれ変わりながら、ベイリーにとってイーサンは運命の飼い主。だから、ベイリーはどんなに長い間離れていようとも、何度生まれ変わっても、イーサンの優しい匂いだけは絶対に忘れません。そして3回目に生まれ変わったとき、ベイリーは懐かしい匂いに心躍らせます。最後には年老いた最初の飼い主のイーサンと再会するのですね。ここでは、もう涙が止まらなかったです。

そのベイリーが、イーサンの初恋の相手のハンナを探して、二人を再会させてあげて、一緒にさせてあげるなんて、恋の成就も叶えてあげるベイリーには、頭が上がりませんね。

でも、1本の映画とは思えないぐらいに涙が出てしょうがなかった。しかし実際に、ワンコが転生を繰り返しながら、ご主人様に会いたいなんてことは、無いのかもしれない。
主人公の犬ベイリーの声を担当したのは、ディズニーアニメ「アナと雪の女王」でオラフの声を演じたジョシュ・ギャッド。それに若き日のイーサン役には新人俳優K・J・アパくんを抜擢し、成長したイーサンには「エデンより彼方に」のデニス・クエイドが演じてましたね。
そして、イーサンの初恋相手ハンナを「トゥモローランド」のブリット・ロバートソン、大人になったハンナには「ツイン・ピークス」シリーズのペギー・リプトンがそれぞれ演じていました。

長寿化した人間とペットの問題は、ドラマとしても中々良かった。ラッセ・ハルストレム監督は、映画出演が殆ど無い普通の犬をキャスティングして、犬が見せるアドリブを楽しみながら撮影したそうです。だから、あれだけ表情豊でキュートな姿のワンコを、スクリーンで見ることが出来たのかもしれませんね。
実際に、犬が生まれ変わる度に、違うテイストの映像が見られるのだから。動物を撮るだけでも大変なのに、水中での救助シーンなどは、かなりのアクションもさらりと見せているのが凄いと思った。
それに、映画のエンディングロールでエンディング曲を歌っていたのは、Walk off the Earth(ウォーク・オフ・ジアース)というカナダ出身の5人組バンド。曲名「 Home We’ll Go」これにも感動もんでしたよ。
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