オスカー女優のシャーリー・マクレーンとジェシカ・ラングが共演した人生賛歌。夫を亡くした主人公が思わぬお金を手にし、親友と2人で旅行に出掛けるさまを生き生きと映す。『ゴースト/ニューヨークの幻』などのデミ・ムーアが母を案じる娘を演じ、「海賊じいちゃんの贈りもの」(15)などのビリー・コノリーがミステリアスな紳士を好演。自分らしく生きようとする女性たちの姿に元気が出る。
あらすじ:夫を亡くしてふさぎ込んでいる元教師のエヴァ(シャーリー・マクレーン)を、長年の親友マディ(ジェシカ・ラング)が元気づけていた。ある日、エヴァは夫の保険金5万ドルを受け取るはずだったが、保険会社のミスで500万ドルもの大金が入金される。マディは返金しようとするエヴァを引き止め、スペインのカナリア諸島へのバカンスを持ち掛ける。
<感想>いつもなら爺さんたちが集まってアクションをする映画が主流ですが、今回はお婆ちゃん二人、それもオスカー女優のシャーリー・マクレーンとジェシカ・ラング競演のハートフルコメディ。元教師のエヴァのシャーリー・マクレーンと親友のマディーにジェシカ・ラングが扮しており、お葬式のシーンから始まります。
お墓の前でお祈りの後に、みんなで花を投げてお別れを、その後が家族や友人たちとの忍ぶ会みたいな、パーティが開かれます。日本でいうと、告別式の後の法要食事会みたいな感じですね。
そこで、娘のデミー・ムーアが出て来て、余りにも老けてしまって驚きました。それに反して、80歳を超えたシャーリーと67歳のジェシカの女優さんの方が数段綺麗で、美にお金をかけているみたいですね。
夫の生命保険が5万ドルでは、今住んでいる家を処分して老人ホームへ入れようとする娘の考えには、私も老人になったらそうなるのかと考えてしまいましたね。きっと、独りで田舎一軒家で老後を過ごす方がいいなぁ、なんて想像してしまいました。
で、その保険をどのように頂くのか保険会社へ電話をかけたら、音声ガイダンスで、さんざん待たされたあげくに初めのガイダンスの所へと戻ってしまいます。日本でもそういう経験がある私、何度もその会社へ電話をして、結局は最寄りの保険会社へ出向きましたね。老人にはそれが一番手っ取り早いかもです。
見ていてイライラしてしまい、あれだけ待たされた挙句に電話を切られたら、それも保険会社の方が間違って5万ドルを500万ドルと間違っていたのですし、保険証券も500万ドルに書いてあったようです。だから、5億の小切手をそのまま銀行へと2人で行き、全額引き出しをお願いします。
その時だって、保険会社に問い合わせをすると思うんですよね、それがどういうわけか、500万ドル引き出せたわけ。しかし、銀行内の挙動不審の二人に笑わせてもらいましたよ。確かに、間違っていることを認識して使い込んでしまうのは罪になるのでしょうが、この2人は何とかなるさとばかりに、北アフリカのリゾート地、スペイン領のカナリア諸島へバカンスにいくのですが、ファーストクラスで豪遊ですよね。ホテルも一流ホテルのスイートルームでしょう。何でそんな遠くへ行くのかなぁ、私だったら、ヨーロッパ一周するのにね。
お金がたくさん入ると、心もウキウキ豪遊したくなるもので、後先考えずに高級洋品店で洋服やバックに靴をたくさん買い込んで、毎日取っかえ引っかえで、頭も美容院で綺麗にして、どうみても有閑マダムぽい感じで、プールサイド呑気にしていると、そこへ金持ち風の老紳士のビリー・コノリーが声をかけてディナーでもどうかと誘って来るし、カジノでルーレットにバカラと、ジェシカは掏ってんテンになってしまうし、こちらのシャーリーは付きが回ってきたのか、40万ドル以上儲けてしまう。
老紳士のビリー・コノリー、もしかしてと怪しんだら詐欺師だったという。それでも、シャーリーが、年齢的にはどうってことないのか分かりませんが、そのビリーとベッドインまでやってのけるんですから。それに盗まれたのが、カジノで儲けた44万ドルのチップだったと思う。
ですが、保険会社の方もやっと間違って保険金を支払ってしまったことが分り、その495万ドルの保険金を返済してもらおうと、定年間近のヴェスプッチ(ハワード・ヘスマン)に白羽の矢が当てられ、仕方なく回収へとカナリア諸島へと、娘のデミー・ムーアも一緒に行くことに。
いや、若い女優さんのベッドシーンだったら観ていてもどうってことないのに、こうも歳をいっているとつい、がっかりしてしまう。でも、マディーは、夫は浮気をしているし、自分は病気で余命半年宣告を受けているからね。マディーのジェシカも、負けじと若いイケメン青年をゲットして、ベッドシーン頑張りました。青年が腰や首、ギブスをはめて気の毒なくらいになっているのが笑えた。
やっぱり、老男性俳優のベッドシーンは何てことないないが、女性はちょっとキツイし、下ネタはどうも控えた方がいいと思った。
エヴァとマディが、カジノで儲けた金を取り戻すべく、スペインのマフィアのカルロスのところへ行くのだが、門番のカルロスの弟が機関銃で撃って来るし、ボスのカルロスは年甲斐もなく、若い妻と赤ん坊がいて、持て余している感じで、妻は勝気な性格で赤ん坊を夫任せで、門番の弟と不倫をしているし。
最後は、どうにかボスのカルロスが、アメリカへ留学した時の先生が、エヴァであったことで、お金は全額返金してもらった。そして、マディとイケメン青年の結婚式へ参列するエヴァと保険会社の職員ヴェスプッチと娘のデミ・ムーア。どういうわけか、保険会社の職員ヴェスプッチとエヴァがいい関係になっているのに、驚きましたね。日本ではあり得ないお話なので、ハリウッド映画だからこれも良しと楽しみました。
2017年劇場鑑賞作品・・・213アクション・アドベンチャーランキング
あらすじ:夫を亡くしてふさぎ込んでいる元教師のエヴァ(シャーリー・マクレーン)を、長年の親友マディ(ジェシカ・ラング)が元気づけていた。ある日、エヴァは夫の保険金5万ドルを受け取るはずだったが、保険会社のミスで500万ドルもの大金が入金される。マディは返金しようとするエヴァを引き止め、スペインのカナリア諸島へのバカンスを持ち掛ける。
<感想>いつもなら爺さんたちが集まってアクションをする映画が主流ですが、今回はお婆ちゃん二人、それもオスカー女優のシャーリー・マクレーンとジェシカ・ラング競演のハートフルコメディ。元教師のエヴァのシャーリー・マクレーンと親友のマディーにジェシカ・ラングが扮しており、お葬式のシーンから始まります。
お墓の前でお祈りの後に、みんなで花を投げてお別れを、その後が家族や友人たちとの忍ぶ会みたいな、パーティが開かれます。日本でいうと、告別式の後の法要食事会みたいな感じですね。
そこで、娘のデミー・ムーアが出て来て、余りにも老けてしまって驚きました。それに反して、80歳を超えたシャーリーと67歳のジェシカの女優さんの方が数段綺麗で、美にお金をかけているみたいですね。
夫の生命保険が5万ドルでは、今住んでいる家を処分して老人ホームへ入れようとする娘の考えには、私も老人になったらそうなるのかと考えてしまいましたね。きっと、独りで田舎一軒家で老後を過ごす方がいいなぁ、なんて想像してしまいました。
で、その保険をどのように頂くのか保険会社へ電話をかけたら、音声ガイダンスで、さんざん待たされたあげくに初めのガイダンスの所へと戻ってしまいます。日本でもそういう経験がある私、何度もその会社へ電話をして、結局は最寄りの保険会社へ出向きましたね。老人にはそれが一番手っ取り早いかもです。
見ていてイライラしてしまい、あれだけ待たされた挙句に電話を切られたら、それも保険会社の方が間違って5万ドルを500万ドルと間違っていたのですし、保険証券も500万ドルに書いてあったようです。だから、5億の小切手をそのまま銀行へと2人で行き、全額引き出しをお願いします。
その時だって、保険会社に問い合わせをすると思うんですよね、それがどういうわけか、500万ドル引き出せたわけ。しかし、銀行内の挙動不審の二人に笑わせてもらいましたよ。確かに、間違っていることを認識して使い込んでしまうのは罪になるのでしょうが、この2人は何とかなるさとばかりに、北アフリカのリゾート地、スペイン領のカナリア諸島へバカンスにいくのですが、ファーストクラスで豪遊ですよね。ホテルも一流ホテルのスイートルームでしょう。何でそんな遠くへ行くのかなぁ、私だったら、ヨーロッパ一周するのにね。
お金がたくさん入ると、心もウキウキ豪遊したくなるもので、後先考えずに高級洋品店で洋服やバックに靴をたくさん買い込んで、毎日取っかえ引っかえで、頭も美容院で綺麗にして、どうみても有閑マダムぽい感じで、プールサイド呑気にしていると、そこへ金持ち風の老紳士のビリー・コノリーが声をかけてディナーでもどうかと誘って来るし、カジノでルーレットにバカラと、ジェシカは掏ってんテンになってしまうし、こちらのシャーリーは付きが回ってきたのか、40万ドル以上儲けてしまう。
老紳士のビリー・コノリー、もしかしてと怪しんだら詐欺師だったという。それでも、シャーリーが、年齢的にはどうってことないのか分かりませんが、そのビリーとベッドインまでやってのけるんですから。それに盗まれたのが、カジノで儲けた44万ドルのチップだったと思う。
ですが、保険会社の方もやっと間違って保険金を支払ってしまったことが分り、その495万ドルの保険金を返済してもらおうと、定年間近のヴェスプッチ(ハワード・ヘスマン)に白羽の矢が当てられ、仕方なく回収へとカナリア諸島へと、娘のデミー・ムーアも一緒に行くことに。
いや、若い女優さんのベッドシーンだったら観ていてもどうってことないのに、こうも歳をいっているとつい、がっかりしてしまう。でも、マディーは、夫は浮気をしているし、自分は病気で余命半年宣告を受けているからね。マディーのジェシカも、負けじと若いイケメン青年をゲットして、ベッドシーン頑張りました。青年が腰や首、ギブスをはめて気の毒なくらいになっているのが笑えた。
やっぱり、老男性俳優のベッドシーンは何てことないないが、女性はちょっとキツイし、下ネタはどうも控えた方がいいと思った。
エヴァとマディが、カジノで儲けた金を取り戻すべく、スペインのマフィアのカルロスのところへ行くのだが、門番のカルロスの弟が機関銃で撃って来るし、ボスのカルロスは年甲斐もなく、若い妻と赤ん坊がいて、持て余している感じで、妻は勝気な性格で赤ん坊を夫任せで、門番の弟と不倫をしているし。
最後は、どうにかボスのカルロスが、アメリカへ留学した時の先生が、エヴァであったことで、お金は全額返金してもらった。そして、マディとイケメン青年の結婚式へ参列するエヴァと保険会社の職員ヴェスプッチと娘のデミ・ムーア。どういうわけか、保険会社の職員ヴェスプッチとエヴァがいい関係になっているのに、驚きましたね。日本ではあり得ないお話なので、ハリウッド映画だからこれも良しと楽しみました。
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