『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』にも登場した人気キャラクターで、美女戦士ワンダーウーマンを主人公にしたアクション。女性だけの一族出身で男性を見たこともないプリンセスがたどる運命を描く。ワンダーウーマンを演じるのは『ワイルド・スピード』シリーズなどのガル・ガドット。『スター・トレック』シリーズなどのクリス・パインらが共演し、監督は『モンスター』などのパティ・ジェンキンスが務める。イスラエルでの兵役経験もあるガルの本格的なアクションに期待。
<感想>DC初の女性ヒーロー誕生。確か「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」で衝撃的なデビューを飾った彼女が、ここでは、いかにして本物のヒーローへと覚醒したのかが語られる。
舞台は第一次世界大戦下、世界から隔絶した女性だけの島に生まれ育ったワンダーウーマンことプリンセス・ダイアナが、ドイツ軍基地に乗り込んで敵を倒す姿は痛快そのものですから。
人間社会から隔離された島セミッシラで、戦士として特訓を受けていたダイアナ。ある日、彼女は毒ガス兵器の製造法が記されているノートを盗み、ドイツ軍に追われていたスティーブを海で救助する。
アマゾン族は島に上陸したドイツ軍と戦うことに。戦争の背後に軍神アレスの存在を感じたダイアナは、世界を救うためにスティーブと共に島を出る。アマゾン族が繰り出すアクロバティックな攻撃は、迫力十分でした。特にアマゾン族の軍隊を率いる女王の妹アンティオペの、ロビン・ライトの最強の戦士としてが凄かった。
ロンドンへ辿り着いたダイアナとスティーブは、彼が軍の上層部にドイツ軍の大量虐殺計画の阻止を訴えるも、休戦協定を優先とする政府は提案を却下する。ロンドンでのダイアナが洋服を買うために、「動きにくい」と226回もドレスを試着して、秘書のエッタを困らせる場面もある。
当時は女性は窮屈なコルセットを付けてドレスを着て、女性が政治に参加できない社会の風潮に疑問を抱くのだが、この当時はまだまだ、男尊女卑の世界ですからね。このブルーのドレスは、パーティ会場へ行く途中で、ある女性が着ていたのを貰ったもの。
そして、ホテルの回転ドアの通り方(ダイアナが持参している剣と盾が邪魔)に戸惑うダイアナ、でも、裏道でスティーブが襲われると、彼のボディガードのように活躍するダイアナにびっくりですから。
それじゃぁ、独断で敵と戦うことになったスティーブとダイアナ、しかし仲間ははみだし者ばかり。ダイアナは、裏でドイツ軍を操るアレスを倒せば戦争は終わると信じ込み、戦場へと向かうわけ。
ベルギーの前線でダイアナが観たのは、負傷した兵士や住む家を失った村人たち。「全ての人は救えない」と話すスティーブの言葉を無視して、ダイアナは一人ドイツ軍に立ち向かうのです。スティーブたちも彼女を援護し、小さな村を奪還し、一時の安らぎを得るも、ドイツ軍が毒ガス兵器を村に投下して、村人たちは死亡する。怒りに燃えるダイアナ、虐殺計画の首謀者ローデンドルフ総監こそが、軍神アレスだと確信するダイアナ、敵地へと一人で向かう。
ですが、毒ガスを積んだ戦闘機が、今にも飛び立とうとしているところへ、スティーブが乗り込んで飛行機を奪い自分がその飛行機で飛び立ち、飛行機が爆破して悲惨な死に方をする。
ダイアナが超人的な跳躍力で、敵のアジトに殴り込みをかけるシーンでは、スピード感あふれる攻撃で敵を一掃するわけ。ダイアナを演じたガドットは、次女を妊娠中で、ツワリに耐えながらアクションをこなし、妊娠5ケ月後での追加撮影では、CGでお腹のふくらみを隠すために緑の布を巻いて撮影したとそうです。
それに戦争の中、戦いを通して絆を深めてゆく米国軍人スティーブとの淡い恋も、ヒーローになるための重要なポイントなんですね。主人公のダイアナが初めて出会った男性(スティーブ)が入浴中の身体を凝視したり、コミカルな掛け合いも楽しいです。そして、彼が街角で買ってくれたアイスクリームの美味しさに感激したりと、笑いの要素も随所に散りばめて、暗くてシリアスなイメージが強かったDCUFに新たな風を吹き込んでいた。
とにかく強くて、綺麗でかっこいいと来てる。まさに完璧な美女戦士が彼女だが、ただそれだけでは、ここまで愛されることは決してなかっただろう。強さと美しさと、愛きょうまで感じさせる人間性がそろっている「これまでにないキャラクター」だからこそ、見る者に新鮮な驚きを与えてくれる
神々しくてりりしい! 戦車を軽く持ち上げるほどのスーパーパワー!圧倒的なスピードで戦場を駆け抜け、銃弾をはじき飛ばしたかと思ったら、華麗な剣さばきで群がる敵を完全一掃! 戦車まで投げ飛ばすほどのスーパーパワーを持つ彼女のことを、あのバットマンは「地球上で最強」と表している。剣と盾のアクションに加え、華麗なる投げ縄さばきも見よ!
「
ワンダーウーマンの武器」として、光り輝く縄のラッソー オブ トゥルース。そして、どんな攻撃も跳ね返す破壊不可能なブレッツ アンド ブレスレッツブレスレット。前作「ジャスティスの誕生」でもビルを吹き飛ばすほどの攻撃を
完全に防ぎきっているのだから。それに、「ティアラ」、ブーメランとして使用するだけではなく斬撃にも使用が可能。その威力はクリプト人の皮膚を切り裂くほど(今回は使用してません)。
ですが、この映画最大の見どころは、主人公「ワンダーウーマン」を演じた“ガル・ガドット”です。とにかく美しく、ミス・イスラエルに輝いただけあるスタイルの良さに「ワンダーウーマン」の衣装を着て違和感がありません。私生活でも2児の母親であり、美貌とたくましさ、そして母性を併せ持つ彼女は、まさにリアル・ワンダーウーマンでしょう。
2017年劇場鑑賞作品・・・192アクション・アドベンチャーランキング
<感想>DC初の女性ヒーロー誕生。確か「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」で衝撃的なデビューを飾った彼女が、ここでは、いかにして本物のヒーローへと覚醒したのかが語られる。
舞台は第一次世界大戦下、世界から隔絶した女性だけの島に生まれ育ったワンダーウーマンことプリンセス・ダイアナが、ドイツ軍基地に乗り込んで敵を倒す姿は痛快そのものですから。
人間社会から隔離された島セミッシラで、戦士として特訓を受けていたダイアナ。ある日、彼女は毒ガス兵器の製造法が記されているノートを盗み、ドイツ軍に追われていたスティーブを海で救助する。
アマゾン族は島に上陸したドイツ軍と戦うことに。戦争の背後に軍神アレスの存在を感じたダイアナは、世界を救うためにスティーブと共に島を出る。アマゾン族が繰り出すアクロバティックな攻撃は、迫力十分でした。特にアマゾン族の軍隊を率いる女王の妹アンティオペの、ロビン・ライトの最強の戦士としてが凄かった。
ロンドンへ辿り着いたダイアナとスティーブは、彼が軍の上層部にドイツ軍の大量虐殺計画の阻止を訴えるも、休戦協定を優先とする政府は提案を却下する。ロンドンでのダイアナが洋服を買うために、「動きにくい」と226回もドレスを試着して、秘書のエッタを困らせる場面もある。
当時は女性は窮屈なコルセットを付けてドレスを着て、女性が政治に参加できない社会の風潮に疑問を抱くのだが、この当時はまだまだ、男尊女卑の世界ですからね。このブルーのドレスは、パーティ会場へ行く途中で、ある女性が着ていたのを貰ったもの。
そして、ホテルの回転ドアの通り方(ダイアナが持参している剣と盾が邪魔)に戸惑うダイアナ、でも、裏道でスティーブが襲われると、彼のボディガードのように活躍するダイアナにびっくりですから。
それじゃぁ、独断で敵と戦うことになったスティーブとダイアナ、しかし仲間ははみだし者ばかり。ダイアナは、裏でドイツ軍を操るアレスを倒せば戦争は終わると信じ込み、戦場へと向かうわけ。
ベルギーの前線でダイアナが観たのは、負傷した兵士や住む家を失った村人たち。「全ての人は救えない」と話すスティーブの言葉を無視して、ダイアナは一人ドイツ軍に立ち向かうのです。スティーブたちも彼女を援護し、小さな村を奪還し、一時の安らぎを得るも、ドイツ軍が毒ガス兵器を村に投下して、村人たちは死亡する。怒りに燃えるダイアナ、虐殺計画の首謀者ローデンドルフ総監こそが、軍神アレスだと確信するダイアナ、敵地へと一人で向かう。
ですが、毒ガスを積んだ戦闘機が、今にも飛び立とうとしているところへ、スティーブが乗り込んで飛行機を奪い自分がその飛行機で飛び立ち、飛行機が爆破して悲惨な死に方をする。
ダイアナが超人的な跳躍力で、敵のアジトに殴り込みをかけるシーンでは、スピード感あふれる攻撃で敵を一掃するわけ。ダイアナを演じたガドットは、次女を妊娠中で、ツワリに耐えながらアクションをこなし、妊娠5ケ月後での追加撮影では、CGでお腹のふくらみを隠すために緑の布を巻いて撮影したとそうです。
それに戦争の中、戦いを通して絆を深めてゆく米国軍人スティーブとの淡い恋も、ヒーローになるための重要なポイントなんですね。主人公のダイアナが初めて出会った男性(スティーブ)が入浴中の身体を凝視したり、コミカルな掛け合いも楽しいです。そして、彼が街角で買ってくれたアイスクリームの美味しさに感激したりと、笑いの要素も随所に散りばめて、暗くてシリアスなイメージが強かったDCUFに新たな風を吹き込んでいた。
とにかく強くて、綺麗でかっこいいと来てる。まさに完璧な美女戦士が彼女だが、ただそれだけでは、ここまで愛されることは決してなかっただろう。強さと美しさと、愛きょうまで感じさせる人間性がそろっている「これまでにないキャラクター」だからこそ、見る者に新鮮な驚きを与えてくれる
神々しくてりりしい! 戦車を軽く持ち上げるほどのスーパーパワー!圧倒的なスピードで戦場を駆け抜け、銃弾をはじき飛ばしたかと思ったら、華麗な剣さばきで群がる敵を完全一掃! 戦車まで投げ飛ばすほどのスーパーパワーを持つ彼女のことを、あのバットマンは「地球上で最強」と表している。剣と盾のアクションに加え、華麗なる投げ縄さばきも見よ!
「
ワンダーウーマンの武器」として、光り輝く縄のラッソー オブ トゥルース。そして、どんな攻撃も跳ね返す破壊不可能なブレッツ アンド ブレスレッツブレスレット。前作「ジャスティスの誕生」でもビルを吹き飛ばすほどの攻撃を
完全に防ぎきっているのだから。それに、「ティアラ」、ブーメランとして使用するだけではなく斬撃にも使用が可能。その威力はクリプト人の皮膚を切り裂くほど(今回は使用してません)。
ですが、この映画最大の見どころは、主人公「ワンダーウーマン」を演じた“ガル・ガドット”です。とにかく美しく、ミス・イスラエルに輝いただけあるスタイルの良さに「ワンダーウーマン」の衣装を着て違和感がありません。私生活でも2児の母親であり、美貌とたくましさ、そして母性を併せ持つ彼女は、まさにリアル・ワンダーウーマンでしょう。
2017年劇場鑑賞作品・・・192アクション・アドベンチャーランキング