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銀魂 ★★★★★

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宇宙からやって来た天人(あまんと)が台頭するパラレルワールドの江戸を舞台に、黒船ならぬ天人によって開国させられた江戸で万事屋(よろずや)を営む主人公 “銀さん” こと坂田銀時が、かつての同志・桂小太郎の失踪に端を発する事件の解決に奔走するさまを描くSF時代劇コメディ。

あらすじ:街には高層ビルが立ち並び、空には無数の宇宙船が飛び交う江戸時代末期。宇宙からやってきた “天人(あまんと)” の台頭と廃刀令により、かつて隆盛を極めた侍は衰退の一途をたどっていた。そんな時代に侍魂を堅持する少々変わった男・坂田銀時(小栗旬)は、ひょんなことから廃れた剣術道場の息子・志村新八(菅田将暉)と、戦闘種族である夜兎(やと)族の少女・神楽(橋本環奈)に出会い、万事屋を営むことに。
そんな中、江戸では謎の妖刀を使った辻斬りが横行し、銀時の旧友である攘夷志士・桂小太郎(岡田将生)がその凶刀に倒れ、行方不明となるなど、新八の姉・妙(長澤まさみ)や、真選組の近藤勲(中村勘九郎)、土方十四郎(柳楽優弥)、沖田総悟(吉沢亮)らを巻き込みながら、様々な事件や騒動が起こり始め・・・。

<感想>原作もTVアニメも観てませんが、坂田銀時の小栗旬と、志村新八の菅田将暉、桂小太郎の岡田将生、近藤勲の中村勘九郎と、他にもキャスティングが最高なので鑑賞しました。主役の坂田銀時・小栗旬の見栄えが良くてかっこ良かったし、鼻くそホジホジするし、普段はぐーたらだが、仲間のピンチには無類の強さを発揮する銀ちゃんに痺れました。

機械兵器・妖刀“紅桜”による辻斬り事件に巻き込まれ、空飛ぶ戦艦で黒幕と対峙する展開には、スクリーンに釘付け状態になるし、物語のベースは、原作の「紅桜篇」だが、銀時と新八の出会いや、冒頭部分のカブトムシ狩りのエピソードには、参ったね。

みんなカブトムシが金になると知り、それに将軍様の黄金のカブトムシが逃げて、それを捕まえると賞金がもらえると張り切ったりして、ここで、一番目立ってたのが、真選組の近藤勲の中村勘九郎が、全裸にハチミツを塗りたくって、黄金に輝くふんどし姿もキモイし、道場ではまたもや全裸で素振りをしたり、筋肉を見せびらかしたりする場面が多くて、目のやり場に困りましたね。

それに、岡田将生の桂小太郎はストレートロン毛のズラをつけただけで、そのまんまイケメン剣士の桂小太郎の役を演じてましたね。オバケのQ太郎みたいな、エリザベスというペットを連れているし。イケメンの沖田総悟の吉沢亮が、大きなカブトムシ着ぐるみを付けての登場には、何をやってもイケメンは特ですよから。


女子では、変顔を披露する神楽の橋本環奈が、チャイナ服を着て可愛いし、キレキレの動きで拳銃の弾丸をかわすし、着物姿の長澤まさみの捨て身のコメディエンヌぶりも絶妙で良かった。

そして、幕府の転覆を企む高杉晋助の堂本剛の部下である来島また子の菜々緒は、いつものバイタリティ溢れる二挺拳銃でハマっていた。

宇宙一笑えて泣けるマンガ、「銀時」を、宇宙一バカな大人たちが実写化したもので、すべてギャグやTVのアニメ、ジブリのアニメ(ナウシカ)のパクリとか、ボケるし、ツッコむの大騒ぎ。爆笑のオープニングでは、小栗旬の歌が聞けるし、物語の大筋は、妖刀「紅桜」をキーとして、万事屋、桂、高杉らが対峙していく展開へと。それに、銀時たちの過去、兄妹愛、男の見栄と女の器量、万事屋の信頼関係など、ドラマやロマンが濃縮された物語。

高杉の堂本の鋭い眼光や、新井浩文の狂気じみた強さが土台をささえつつ、キメる部分もふざける部分も、全力振り切る万事屋の銀ちゃんに新選組のやつら、桂の岡田さんにお妙の長澤まさみ、らがバランスを取り、

佐藤二郎の武市変平太、や妖刀「紅桜」を造った刀鍛冶の安田顕の大声台詞に唾が飛ぶ飛ぶシーン、ムロツヨシ発明家平賀源外たちが、真面目にやればやるほど笑える。

見どころは、ラストの高杉の堂本剛と、銀時の小栗旬との対峙の緊張感に思わず息をの呑むただならぬシーンに目をパチクリ。
結論から言ってさすがの一言です。この映画「銀魂」への期待を高めると同時に、原作コミックへの熱さを徹底的に語りつくして、映画に向けて盛り上がって行こうじゃないか、という思いが伝わっていましたね。

2017年劇場鑑賞作品・・・161映画(アクション・アドベンチャー) ブログランキング/

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