Quantcast
Channel: パピとママ映画のblog
Viewing all articles
Browse latest Browse all 2328

ロード・オブ・ザ・リング「二つの塔」「王の帰還」 ★★★★★

$
0
0
2001年に「ロード・オブ・ザ・リング」が公開された。自宅にあるDVDを見直しても、3部作をぶっ通して見ると9時間強も要するのだ。だが、
12月14日公開の「ホビットの冒険」の前日譚でもあるので見直してみた。
簡単におさらいしてみると、物語はビルボ・バギンズ111歳の誕生日から始まる。誕生祝の挨拶をしたビルボは、養子のフロドに屋敷と1個の指輪を残して姿を消した。
やがて、フロドは魔法使いのガンダルフから、その指輪が世界を統一する力を秘めた「一つの指輪」であることを知らされる。この指輪が冥王サウロンの手に渡れば、世界は暗黒によって支配されることになる。

しかし、問題はサウロンだけではなかった。指輪の魔力はあまりにも強く、この指輪を手にした者は力に抗(防ぎきれず)しきれず、ダークサイドに落ちてしまうのだ。
世界を救うためには、この指輪を消滅させるしかない。そう考えたガンダルフは、その役割を単純で楽観的であるがために指輪を支配されにくい、ホビット族に託すことにする。
だが、指輪を消滅させるためには、滅びの山の火口に指輪を投げ込んで、焼き尽くすしかないと。こうして、フロドを中心に旅の仲間が結成され、滅びの山を目指す旅が始まったのだ。
フロドは友人のサム(ショーン・アスティン)、メリー(ドミニク・モナハン)、ピピン(ビリー・ボイド)と共に旅に出た。途中、剣の使い手である人間アラゴルン(ヴィゴ・モーテンセン)に出会い、半エルフ族のエルロンド(ヒューゴ・ウィーヴィング)の館に向かう。そこで4人とアラゴルンは、人間のボロミア(ショーン・ビーン)、ドワーフ族のギムリ(ジョン・リス=デイヴィス)、エルフ族のレゴラス(オーランド・ブルーム)、そしてガンダルフと落ち合い、9人の旅の仲間が結成された。彼らは追ってくる魔物と戦いながら目的地を目指すが、途中でガンダルフは転落死、ボロミアは戦死。そしてフロドは、サムと二人だけで、サウロンが支配する悪の王国モルドールへとボートに乗って向かうのだった。

第2作目が「二つの塔」(02)物語:遥か昔の中つ国。三手に分かれてしまった旅の仲間。先を急ぐフロド(イライジャ・ウッド)とサム(ショーン・アスティン)の後を、ゴラムという奇妙な生き物がこっそりつけていた。彼は指輪の前の持ち主。指輪をねらうゴラムを捕らえて、フロドはモルドールへの道案内を命じた。フロドたちと離れ離れになったアラルゴン(ヴィゴ・モーテンセン)、レゴラス(オーランド・ブルーム)、ギムリ(ジョン・リス・デイヴィス)の3人は、太古の不思議な森ファルゴンで、白の魔法使いとして甦ったガンダルフ(イアン・マッケラン)と再会。4人で、サルマンの攻撃を受けている人間の国ローハンへと向かう。
一方、さらわれたメリー(ドミニク・モナハン)とピピン(ビリー・ボイド)は、オークの手から逃れて森に迷いこみ、樹木の牧者エントに会う。やがて、ローハン軍とサルマン軍の戦いの火蓋が切られた。ローハン軍にはエルフの軍隊がついたものの、ウルク=ハイの軍勢は圧倒的で、大量の死体が積もる壮絶な戦いに。ゴンドールでは、フロドもまた危機を迎えていた。指輪の魔力にもだえ苦しむフロド。ついに誘惑に屈して指輪をはめようとするが、サムがそれを阻止し、その場を切り抜ける。そしてフロドとサムは、彼らを陥れようと企むゴラムに案内をさせて、旅を続けるのだった。
しかし、度重なる試練と裏切りによって、やがて旅の仲間は2つに分裂。フロドは従者のサムだけを連れて滅びの山へ向かい、残りの者たちは戦場に身を投じ転戦する。

第3作目「王の帰還」物語:指輪を捨てるため滅びの山を目指すフロド(イライジャ・ウッド)とサム(ショーン・アスティン)。だが彼らを道案内するゴラム(アンディ・サーキス)は、二人の仲を裂こうと目論んでいた。ゴラムの策略でフロドはサムを疑い始め、彼らは別の道を行くことになる。一方、冥王サウロンの軍が、人間の国ゴンドールに襲いかかる。ここが陥落すれば中つ国も滅んでしまう。旅の仲間はもちろん、ローハンの人々も、長らく国交が途絶えていたゴンドールを救うために立ち上がった。ガンダルフ(イアン・マッケラン)の必死の指揮にもかかわらず劣勢が続くが、そこに海賊船を奪ったアラゴルン(ヴィゴ・モーテンセン)率いる亡霊の大軍が現われて驚くべき力を発揮し、多くの犠牲を出しながらもゴンドールは勝利する。
その頃、サムは巨大蜘蛛に襲われていたフロドのもとに駆け付け、彼らの信頼は戻った。しかしサウロンはたちまち兵を補強。アラゴルンは、フロドを少しでも助けようと、サウロンの目をそらすためにモルドールの黒門へ攻め込むことを決意する。まもなく、フロドとサムは滅びの山に辿り着いた。指輪を奪おうとしたゴラムがフロドに飛び掛かるが、結局、指輪はゴラムと共に火の中へ落ちていく。するとモルドールは滅び、皆は無事帰還することに。アラゴルンは中つ国の王となり、アルウェン(リヴ・タイラー)を妃に迎える。ホビット庄に帰ったフロドは旅の体験を『指輪物語』として執筆し始めるが、やがて書きかけのそれをサムに託して、再びガンダルフらと共に旅立っていくのだった。
そしてついに人間の国ゴンドールで、冥王サウロンの軍勢20万との最後の決戦の火ぶたが落とされる。このシーンだけでも、手に汗握る戦いで、あのヴィゴ・モーテンセンの大活躍が見ものです。それに、最後までフロドと一緒に旅をしてきた友達のサムの存在感。指輪の力に心を蝕まれていくフロドを勇気づけ、最後まで信念を失わないそのサムの姿に、胸が熱くなります。
かなり大事なシーンを省略してしまったが、後程、詳しくレビューしたいと思ってます。
2012年DVD鑑賞作品・・・11  映画(アクション・アドベンチャー) ブログランキングへ 


Viewing all articles
Browse latest Browse all 2328

Trending Articles