「40歳の童貞男」「無ケーカクの命中男/ノックトアップ」のジャド・アパトー製作、「サタデー・ナイト・ライブ」などで活躍するコメディエンヌ、クリステン・ウィグの脚本・主演で贈る痛快ドタバタ・コメディ。
結婚する親友の花嫁介添人(ブライズメイド)を頼まれたヒロインたちが、その準備に悪戦苦闘する中で繰り広げる女の本音と熱き友情を下ネタお下劣ギャグもふんだんにコミカルに描く。アカデミー賞ではみごと脚本賞(アニー・マモロー&クリステン・ウィグ)と助演女優賞(メリッサ・マッカーシー)の2部門にノミネートされた。
あらすじ:ケーキ屋の経営に失敗した上に恋人に捨てられ、人生どん底のアニー(クリステン・ウィグ)。幼なじみの親友リリアン(マーヤ・ルドルフ)を心のよりどころにしていたが、彼女から婚約したと告げられ、花嫁介添人をまとめるメイド・オブ・オナーを頼まれる。喜びと寂しさを抱えながらまとめ役を務めるアニーだが、介添人の一人であるヘレン(ローズ・バーン)と事あるごとに衝突、さらには一行をブラジル料理で食中毒にさせてしまったり、パーティーへと向かう飛行機で泥酔して搭乗を拒否されたりと、トラブルばかりを引き起こしてしまう。(シネマトゥデイより)
<感想>幼馴染みの親友が結婚することになる、“プライズメイズ”花嫁の付き添い人達をまとめる「メイド・オブ・オナー」を託された30代独身女性のドタバタ劇である。サタデー・ナイト・ライヴ出身のクリステン・ウィグが、脚本を手掛け自ら出演している。
この映画は、アメリカではサプライズヒットし、アカデミー賞の脚本賞と助演女優賞にノミネートされていながらも、一部の評論家に「作品賞にノミネートしないからアカデミー賞はダメなんだ」とまで言わしめるほど。その人気もその評価も極めて高いコメディ作品になっている。
しかも、かなり強烈な下ネタ満載のため女版「ハングオーバー」と紹介されることも多いが、本作の勝因は、お下劣なコメディだけではなく、独身女性の痛々しいリアリティを、容赦なくえぐり取っているからである。これは日本の女性にはちょっとキツイかもです。あまり友達と、こんな性に対するキワドイ猥談なんてしないので、引いてしまった。
何しろ主人公のアニー、クリステン・ウィグは結婚という天敵に親友を奪われ、路頭に迷ったあげくに、自分に好意を持った男性にすら素直になれない、30代独身女なのであるから。しかも無職で、これは痛いよね。
でも、ウディ・アレンなどが、長年描いていることだが、痛い男こそ笑える男。その逆もちゃんと成立することを証明しているのが、「ブライズメイズ」。例えば「セックス・アンド・ザ・シティ」より、よっぽどリアルに男女平等を追求していると思う。
まぁ、日本の結婚式では花嫁の付添人という設定はほとんど無いと言っていい。それに結婚をする女性が、式の前に友達と独身最後のバチェラーパーティも、あまりしている人って無いでしょう。友達が集まってお茶くらいはするかもしれませんがね。
だからなのか、“プライズメイズ”に選ばれたアニーが、嫉妬や対抗心を燃やすなんてことも理解できないし、ただ女性版「ハングオーバー」として楽しむのには面白いかもしれませんね。
2013年DVD鑑賞作品・・・21 映画(アクション・アドベンチャー) ブログランキングへ
結婚する親友の花嫁介添人(ブライズメイド)を頼まれたヒロインたちが、その準備に悪戦苦闘する中で繰り広げる女の本音と熱き友情を下ネタお下劣ギャグもふんだんにコミカルに描く。アカデミー賞ではみごと脚本賞(アニー・マモロー&クリステン・ウィグ)と助演女優賞(メリッサ・マッカーシー)の2部門にノミネートされた。
あらすじ:ケーキ屋の経営に失敗した上に恋人に捨てられ、人生どん底のアニー(クリステン・ウィグ)。幼なじみの親友リリアン(マーヤ・ルドルフ)を心のよりどころにしていたが、彼女から婚約したと告げられ、花嫁介添人をまとめるメイド・オブ・オナーを頼まれる。喜びと寂しさを抱えながらまとめ役を務めるアニーだが、介添人の一人であるヘレン(ローズ・バーン)と事あるごとに衝突、さらには一行をブラジル料理で食中毒にさせてしまったり、パーティーへと向かう飛行機で泥酔して搭乗を拒否されたりと、トラブルばかりを引き起こしてしまう。(シネマトゥデイより)
<感想>幼馴染みの親友が結婚することになる、“プライズメイズ”花嫁の付き添い人達をまとめる「メイド・オブ・オナー」を託された30代独身女性のドタバタ劇である。サタデー・ナイト・ライヴ出身のクリステン・ウィグが、脚本を手掛け自ら出演している。
この映画は、アメリカではサプライズヒットし、アカデミー賞の脚本賞と助演女優賞にノミネートされていながらも、一部の評論家に「作品賞にノミネートしないからアカデミー賞はダメなんだ」とまで言わしめるほど。その人気もその評価も極めて高いコメディ作品になっている。
しかも、かなり強烈な下ネタ満載のため女版「ハングオーバー」と紹介されることも多いが、本作の勝因は、お下劣なコメディだけではなく、独身女性の痛々しいリアリティを、容赦なくえぐり取っているからである。これは日本の女性にはちょっとキツイかもです。あまり友達と、こんな性に対するキワドイ猥談なんてしないので、引いてしまった。
何しろ主人公のアニー、クリステン・ウィグは結婚という天敵に親友を奪われ、路頭に迷ったあげくに、自分に好意を持った男性にすら素直になれない、30代独身女なのであるから。しかも無職で、これは痛いよね。
でも、ウディ・アレンなどが、長年描いていることだが、痛い男こそ笑える男。その逆もちゃんと成立することを証明しているのが、「ブライズメイズ」。例えば「セックス・アンド・ザ・シティ」より、よっぽどリアルに男女平等を追求していると思う。
まぁ、日本の結婚式では花嫁の付添人という設定はほとんど無いと言っていい。それに結婚をする女性が、式の前に友達と独身最後のバチェラーパーティも、あまりしている人って無いでしょう。友達が集まってお茶くらいはするかもしれませんがね。
だからなのか、“プライズメイズ”に選ばれたアニーが、嫉妬や対抗心を燃やすなんてことも理解できないし、ただ女性版「ハングオーバー」として楽しむのには面白いかもしれませんね。
2013年DVD鑑賞作品・・・21 映画(アクション・アドベンチャー) ブログランキングへ