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コナン・ザ・バーバリアン★★★★

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作家ロバート・E・ハワードによって創り上げられ、80年にわたってポップ・カルチャーの伝説として君臨し続ける“コナン”を新たな解釈で再映画化。監督は「13日の金曜日(2009)」のマーカス・ニスペル。出演は『スターゲイト:アトランティス』のジェイソン・モモア、「G.I.ジョー」のレイチェル・ニコルズ、「アバター」のスティーヴン・ラング。
あらすじ:暗黒帝国アケロン族は、歴代王の骨を寄せ集めて作った仮面と、王の娘を生贄にして得た無敵の妖術で地獄から霊を召喚し、ハイボリアの民を支配するが、仮面はバーバリアンによって破壊され、その骨は各地に埋葬された。もしその仮面が復元されれば悪の魂が復活し、世界は再び闇に覆われ秩序を失う……。
各種族が戦いに明け暮れる先史時代、敵の剣に倒れた女戦士が自らの死と引き換えに男児コナンを出産する。11年後。コナンは小柄ながら戦意だけは人一倍強い少年に育った。

ある日、コナンの暮らす村がアケロン族の騎士カラー・ジム(スティーヴン・ラング)率いる一団に襲撃される。彼の目的は村に埋葬された古代王の骨の破片。その骨は強大な地獄の力を得る為の儀式に必要な最後の破片であった。父コリン(ロン・パールマン)の犠牲と引き換えに生き延びたコナンは、父を惨殺したアケロン族の騎士に復讐の憎悪を募らせる。
20年後、成長したコナン(ジェイソン・モモア)は、友人アルタスと共に“ホーネット号”を駆る義勇海賊を率いていた。立ち寄った港で偶然にも父が殺された時にカラーに同行していた男を発見。コナンは彼に近づき、父を殺したのはカラーで、現在ある女を“赤い森”で捜していることを聞き出す。(作品資料より)

<感想>日曜洋画劇場の常連として初期シュワルツェネッガーの出世作とも言うべき「コナン・ザ・グレート」(1982)。これは剣と魔法、そしておぞましい化け物たちが支配する太古の世界。悪の魔術師にして蛇の化身タルサ・ドゥームによって、両親を殺戮されたコナンの成長と、復讐の物語である。
と、物語はこれだけで済まされるのだが、シュワちゃんの説得力満載の筋肉モリモリだけでなく、脇を固めるRPG感のバリバリのパーティも見どころの一つ。

そして、監督マーカス・ニスペルによって、超暴力、剣劇アクション映画3Dで蘇えった。シュワちゃんの映画より断然原作に近い本作は、物語の細かいツジツマなんか気にならないほどテンポがよく、次から次へとアクションが続く冒険活劇である。
二代目コナンのジェイソン・モモアは、アグレッシブというよりも、アメリカのポルノ男優にも通じるアバウトなムードを醸しだしているルックスだが、殺陣のスキルはなかなかのもので、さすがコナンに選ばれただけある。
旅の随所で発生する豪快な戦いの連続は、パワーだけでなくスピード感溢れるアクションで見応え十分ですから。「マッドマックス」&「北斗の剣」&「ブレード/刀」などのライクな世界観の中で、ひゃー、これってな、テイストの敵が続々登場するのもワクワクさせてくれます。
コナンの父親コリンを演じるのは、ロン・パールマン。このキャスティングになった時点で、今回のコナンは毛並みが素晴らしいことが保障されたものなのだが、他の俳優さん知らない人ばかりも困ったもんだ。
しかし、ラストの対決は、何となく拍子抜けしてしまったが、手足首鼻を切断しまくるゴアで、ブルータルな殺戮アクションの連続と、大量のおっぱいが投入された、これはマッチョ・アクション好きに限らず、やっぱりスクリーンで見るべき作品ですね。

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