「図書館戦争」シリーズなどの人気作家・有川浩によるヒット小説を実写化したラブストーリー。あるブログの管理人をする女性とメールをやりとりするようになった男性が、会うことをかたくなに拒む彼女の思わぬ秘密を知る。監督は『阪急電車 片道15分の奇跡』『県庁おもてなし課』と有川の小説映画化作を手掛けている三宅喜重。主演はテレビドラマ「信長のシェフ」シリーズなどの玉森裕太が務め、テレビドラマ「山田くんと7人の魔女」などの西内まりやがヒロインを演じる。恋のもどかしさと素晴らしさを深く見つめた物語にときめく。
あらすじ:食品会社に勤める伸行(玉森裕太)は、ある日のこと大阪の実家で自分の部屋を片付けている時、高校時代に夢中になって読んでいた本「フェアリーゲーム」の下巻がないことに気づく。物語の結末を思い出せずに、何となくインターネットで検索をしてみた伸行(玉森裕太)。「レインツリーの国」というブログに書かれた「フェアリーゲーム」の感想に興味を持った彼は、その管理人を務めるひとみ(西内まりや)にメールを送付する。それを機に、メールをやりとりするようになる二人。実際に会って話がしたいと考える伸行だったが、ひとみはその申し出を拒否し……。
<感想>主人公が青年の伸行(玉森裕太)の方なのか、それとも聴覚障害者の恋人ひとみ(西内まりや)の方なのか、この二人がメインなので二人ともが主演なのでしょう。それにしても、このカップルの行動が余りにも幼いのだ。
自己主張は大切だが、善意とモラルを互いに押し付け合っている印象を受けた。男性の伸行の思いやりに見えるけれども、実は自己中心な気がした。
それでも、主人公たちはネットで知り合って、デートをすることになるのだが、彼女が自分が聴覚障害者だということを、彼氏に言ってないから、彼も「少しは気が付けよ」と言いたいが、若いと言うこともあり、エレベーターに乗ろうとして、定員オーバーのブザーが鳴っていることに気づかないひとみ。男は、「何だこの女、ブザー鳴っているのに」と怒っているのだ。それに、映画を観に行こうと言われて、彼女が洋画の字幕でいいと言っているのに、「邦画は嫌いかとか、洋画なら吹き替え版の方がいいよ」なんてバカなことをいう男。
まぁ、耳に補聴器を付けているも、髪の毛が長くて隠しているからね。それに、彼女も自分が障害者ということに引け目を感じているのだろう。ひとみは、高校生の時に事故に遭い感音性難聴を患ってしまう。別に筆談でもいいと思うのだが、若いということもあり、彼氏が健常者だということで、かなり無理をしているのだろう。女の子だから、帰りが遅いと家族も結構神経使っているしね。
青年の伸行に扮した玉森裕太くん、関西弁で頑張ってましたね。彼女の方の西内まりやは、美人なので、髪の毛をカットしたら見違えました。
でも、男ってこんなに恋人を自分色に染めたいもんなのかしらね、身障者に対しての同情心はありありなのですが、彼女に髪を切れ、洋服はこれを着ろ、俺について来いって、完全に亭主関白になりそうな男になっていた。
男の会社の女子社員にモテモテの伸行だけに、自分の好きになった相手には綺麗でいて欲しいみたい。一度は、もう2人の関係はダメかと思われたのですが、彼の方がメールで「もう1回、君との糸が繋がりますように」とひとみにメールを送り、返事が来るのを待っている伸行。その辺は純情そのものでした。
入院している父親が認知症で、自分のことを忘れてしまっているのを気にしている伸行。病気のことをよく理解してあげて、父親を許してあげようよ。
最大の問題は職場での彼女、ひとみをひたすらイビリ続ける極悪OL軍団。会社にこんな女子社員ばかりだと、いくら耳が聞こえないとはいえ悪口言っているのは態度で分かるからね。
それに、彼女たちを管理できない無能な上司。中年の委託社員のオジサンが、ひとみが口が不自由だと思い込んで、お尻を触ったり、残業している彼女をレイプしようとするスケベの爺さん。彼女が大声をあげたからいいものを、何かあったらどうするのよ、もう少し会社側も神経使ってくれるといいのに。
最後は、2人ともいい関係になって、ひとみも髪の毛を伸行の母親に切ってもらってすっきりしたのでしょう、帰りの電車では耳を出して補聴器を見せてましたね。若いって素晴らしいですね、引っ込み思案のひとみをぐいぐいと引っ張って行ってくれる伸行に圧倒されました。
2015年劇場鑑賞作品・・・251映画(アクション・アドベンチャー) ブログランキング
あらすじ:食品会社に勤める伸行(玉森裕太)は、ある日のこと大阪の実家で自分の部屋を片付けている時、高校時代に夢中になって読んでいた本「フェアリーゲーム」の下巻がないことに気づく。物語の結末を思い出せずに、何となくインターネットで検索をしてみた伸行(玉森裕太)。「レインツリーの国」というブログに書かれた「フェアリーゲーム」の感想に興味を持った彼は、その管理人を務めるひとみ(西内まりや)にメールを送付する。それを機に、メールをやりとりするようになる二人。実際に会って話がしたいと考える伸行だったが、ひとみはその申し出を拒否し……。
<感想>主人公が青年の伸行(玉森裕太)の方なのか、それとも聴覚障害者の恋人ひとみ(西内まりや)の方なのか、この二人がメインなので二人ともが主演なのでしょう。それにしても、このカップルの行動が余りにも幼いのだ。
自己主張は大切だが、善意とモラルを互いに押し付け合っている印象を受けた。男性の伸行の思いやりに見えるけれども、実は自己中心な気がした。
それでも、主人公たちはネットで知り合って、デートをすることになるのだが、彼女が自分が聴覚障害者だということを、彼氏に言ってないから、彼も「少しは気が付けよ」と言いたいが、若いと言うこともあり、エレベーターに乗ろうとして、定員オーバーのブザーが鳴っていることに気づかないひとみ。男は、「何だこの女、ブザー鳴っているのに」と怒っているのだ。それに、映画を観に行こうと言われて、彼女が洋画の字幕でいいと言っているのに、「邦画は嫌いかとか、洋画なら吹き替え版の方がいいよ」なんてバカなことをいう男。
まぁ、耳に補聴器を付けているも、髪の毛が長くて隠しているからね。それに、彼女も自分が障害者ということに引け目を感じているのだろう。ひとみは、高校生の時に事故に遭い感音性難聴を患ってしまう。別に筆談でもいいと思うのだが、若いということもあり、彼氏が健常者だということで、かなり無理をしているのだろう。女の子だから、帰りが遅いと家族も結構神経使っているしね。
青年の伸行に扮した玉森裕太くん、関西弁で頑張ってましたね。彼女の方の西内まりやは、美人なので、髪の毛をカットしたら見違えました。
でも、男ってこんなに恋人を自分色に染めたいもんなのかしらね、身障者に対しての同情心はありありなのですが、彼女に髪を切れ、洋服はこれを着ろ、俺について来いって、完全に亭主関白になりそうな男になっていた。
男の会社の女子社員にモテモテの伸行だけに、自分の好きになった相手には綺麗でいて欲しいみたい。一度は、もう2人の関係はダメかと思われたのですが、彼の方がメールで「もう1回、君との糸が繋がりますように」とひとみにメールを送り、返事が来るのを待っている伸行。その辺は純情そのものでした。
入院している父親が認知症で、自分のことを忘れてしまっているのを気にしている伸行。病気のことをよく理解してあげて、父親を許してあげようよ。
最大の問題は職場での彼女、ひとみをひたすらイビリ続ける極悪OL軍団。会社にこんな女子社員ばかりだと、いくら耳が聞こえないとはいえ悪口言っているのは態度で分かるからね。
それに、彼女たちを管理できない無能な上司。中年の委託社員のオジサンが、ひとみが口が不自由だと思い込んで、お尻を触ったり、残業している彼女をレイプしようとするスケベの爺さん。彼女が大声をあげたからいいものを、何かあったらどうするのよ、もう少し会社側も神経使ってくれるといいのに。
最後は、2人ともいい関係になって、ひとみも髪の毛を伸行の母親に切ってもらってすっきりしたのでしょう、帰りの電車では耳を出して補聴器を見せてましたね。若いって素晴らしいですね、引っ込み思案のひとみをぐいぐいと引っ張って行ってくれる伸行に圧倒されました。
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