「メメント」「マシニスト」に続きサンダンスからまたもや誕生した、心的外傷ショッキング・スリラー!幻覚と暴力が観る者の感覚を狂わせる!「ブリジット・ジョーンズの日記」、「英国王のスピーチ」、「モネ・ゲーム」など、女性に絶大な人気のコリン・ファース主演によるサスペンス・スリラー。「アメリカン・ビューティ」の美少女ミーナ・スヴァーリも出演!、その他ナオミ・ハリス、ケネス・クラナム 監督マーク・エヴァンス
あらすじ:ベンは交通事故を起こし昏睡状態から目覚めるが、そこで妻を失ったことを知る。立ち直るために新しい生活をスタートさせるベン。しかし身の回りで不可解な出来事が起こり、霊能者には「妻はまだ生きている」と告げられる。事件の真相を探ることにしたベンだが…。(作品資料より)
<感想>2006年公開の作品で、コリン・ファース主演によるサスペンス・スリラー。交通事故により昏睡状態だった主人公が意識を取り戻した時には、すでに一緒に乗っていた妻は亡くなっていました。 ベンが病院で眠り続けている間に妻の葬儀は、妻の妹によりとり行われ夫はそれをビデオで見せられます。
ここで、なんか変だと思いませんか?、怪しい雰囲気が漂いますよね。妻の幻影を見たり一緒に写っている写真が、燃やされていたりいかにも何かがあるという見せ方をしています。
彼の妄想なのか妻の幽霊が出現しているのかどんな方向に行っても、これは何となく結末が暗示できるようなラストになるんじゃないかと不安になります。結局全て彼の妄想だったのか?、交通事故は本当に起こったようで、頭を打っているようですね。
いきなり霊媒師のおばさんが、エリッサは死んでいないと言い出したり、何で奥さんの名前まで解るのか、誰かの策略なのか、そして人気スターの殺人事件、ストーカー事件が絡んできます。
親切に声をかけてくる家主のシャーロットや、姿の映らないカウンセラーも、その存在自体が空想のものなのか疑いだしたりきりがありませんから(苦笑)。
この主人公ベンがどんな人間なのか、二重人格者か?、わからなくなる。またこの主人公は、精神的に幼い頃のトラウマが有る様で、叔母さん(シャーロットという名前)に育てられ、いつも寝る前に「シャ-ロットの贈り物」という本を読んで貰い、小さいころから蟻をペットに飼っていたという。
それが大人になっても趣味で飼ってる蟻。子供の頃に飼ったような瓶詰めの蟻じゃなく、本格的に女王蟻までいるような大きな箱に、アリセットとして飼ってるわけで、もう~私も大っ嫌いですが、蟻や蜘蛛の嫌いな人にはゾッとする場面が結構多いですね。
所々に挟まれる過去の映像、事故以前の記憶がたしかではなく混乱してて(奥さんと喧嘩して車の外へ奥さんを置いてけぼりする)、ずっと不機嫌で無愛想なコリン・ファースの表情に、見ているこっちも不機嫌になってきて、なんか観ていて疲れてきます(笑)。
後半、奥さんは生きている事が分かり、有名歌手の殺人事件の嫌疑をかけられますが、まさか、えっ、その彼女をベンがストーカーしてたらしいですよ。
嫌な過去を思い込むことで、事実と違う事が記憶となるってのはトラウマから逃げるいい方法らしいのですが、しかしラストの映像を見て、予想的中でしたね。
アパートの管理人シャーロットの口の中へタランチェラを押し込む所、これも妄想かと思いましたが、意外や本当だったのですね(爆笑)。アパートは、昔病院だったらしく、それを改装中でその一室を主人公は交通事故の後、借りている訳でそのアパートの地下には、いまでも霊安室がありそこへ、シャーロットの遺体が!、彼のペットの蟻の大群がゾロゾロ、ワサワサと・・・・、蜘蛛が口に入ってうわ~っ気持ち悪い!。蟻まみれの口から蜘蛛が這い出てきて、もう~最悪の映像です。
やはりこれは、ベンの妄想だけではなく、シャーロットを地下で殺してしまったと思われます。実際には殺人は無かったのか??、皆目見当も付かないラストでした。
2015年DVD鑑賞作品・・・65映画(アクション・アドベンチャー) ブログランキング
あらすじ:ベンは交通事故を起こし昏睡状態から目覚めるが、そこで妻を失ったことを知る。立ち直るために新しい生活をスタートさせるベン。しかし身の回りで不可解な出来事が起こり、霊能者には「妻はまだ生きている」と告げられる。事件の真相を探ることにしたベンだが…。(作品資料より)
<感想>2006年公開の作品で、コリン・ファース主演によるサスペンス・スリラー。交通事故により昏睡状態だった主人公が意識を取り戻した時には、すでに一緒に乗っていた妻は亡くなっていました。 ベンが病院で眠り続けている間に妻の葬儀は、妻の妹によりとり行われ夫はそれをビデオで見せられます。
ここで、なんか変だと思いませんか?、怪しい雰囲気が漂いますよね。妻の幻影を見たり一緒に写っている写真が、燃やされていたりいかにも何かがあるという見せ方をしています。
彼の妄想なのか妻の幽霊が出現しているのかどんな方向に行っても、これは何となく結末が暗示できるようなラストになるんじゃないかと不安になります。結局全て彼の妄想だったのか?、交通事故は本当に起こったようで、頭を打っているようですね。
いきなり霊媒師のおばさんが、エリッサは死んでいないと言い出したり、何で奥さんの名前まで解るのか、誰かの策略なのか、そして人気スターの殺人事件、ストーカー事件が絡んできます。
親切に声をかけてくる家主のシャーロットや、姿の映らないカウンセラーも、その存在自体が空想のものなのか疑いだしたりきりがありませんから(苦笑)。
この主人公ベンがどんな人間なのか、二重人格者か?、わからなくなる。またこの主人公は、精神的に幼い頃のトラウマが有る様で、叔母さん(シャーロットという名前)に育てられ、いつも寝る前に「シャ-ロットの贈り物」という本を読んで貰い、小さいころから蟻をペットに飼っていたという。
それが大人になっても趣味で飼ってる蟻。子供の頃に飼ったような瓶詰めの蟻じゃなく、本格的に女王蟻までいるような大きな箱に、アリセットとして飼ってるわけで、もう~私も大っ嫌いですが、蟻や蜘蛛の嫌いな人にはゾッとする場面が結構多いですね。
所々に挟まれる過去の映像、事故以前の記憶がたしかではなく混乱してて(奥さんと喧嘩して車の外へ奥さんを置いてけぼりする)、ずっと不機嫌で無愛想なコリン・ファースの表情に、見ているこっちも不機嫌になってきて、なんか観ていて疲れてきます(笑)。
後半、奥さんは生きている事が分かり、有名歌手の殺人事件の嫌疑をかけられますが、まさか、えっ、その彼女をベンがストーカーしてたらしいですよ。
嫌な過去を思い込むことで、事実と違う事が記憶となるってのはトラウマから逃げるいい方法らしいのですが、しかしラストの映像を見て、予想的中でしたね。
アパートの管理人シャーロットの口の中へタランチェラを押し込む所、これも妄想かと思いましたが、意外や本当だったのですね(爆笑)。アパートは、昔病院だったらしく、それを改装中でその一室を主人公は交通事故の後、借りている訳でそのアパートの地下には、いまでも霊安室がありそこへ、シャーロットの遺体が!、彼のペットの蟻の大群がゾロゾロ、ワサワサと・・・・、蜘蛛が口に入ってうわ~っ気持ち悪い!。蟻まみれの口から蜘蛛が這い出てきて、もう~最悪の映像です。
やはりこれは、ベンの妄想だけではなく、シャーロットを地下で殺してしまったと思われます。実際には殺人は無かったのか??、皆目見当も付かないラストでした。
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