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Channel: パピとママ映画のblog
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ボーン・コレクター ★★★★

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連続猟奇殺人鬼に挑む寝たきりの体の科学捜査の姿を描くサスペンス。
ジェフリー・ディーヴァーの同名ベストセラー小説(文藝春秋刊)を「N.Y.殺人捜査線」のジェレミー・アイアコンが脚色。
監督は「今そこにある危機」のフィリップ・ノイス。撮影は「フラッド」のディーン・セムラー。音楽はクレイグ・アームストロング。
出演は「悪魔を憐れむ歌」のデンゼル・ワシントン、「狂っちぃないぜ!」のアンジェリーナ・ジョリーほか。
あらすじ:リンカーン・ライム(デンゼル・ワシントン)は全米でも有数の犯罪捜査官だったが、4年前の事故で寝たきりになっていた。パトロール警官のドナヒー(アンジェリーナ・ジョリー)は男の惨殺死体を発見、証拠を残す手際のよさをライムにかわれ、助手に任命される。
犯罪現場に残っていたのは奇妙な骨と紙片。それを分析するため、ライムの部屋が科学捜査班の対策本部となる。
現場の証拠を元に次の犯罪を予測したライムだが、ときすでに遅く第二の犯罪が行なわれる。犯人は、ライムたちに挑戦しているようだった。
無線でドナヒーに指示を送り、二人三脚で事件に挑むライム。捜査線上に浮かんだのは1900年代初頭の出版社のロゴマーク。事件はいよいよ混迷の度を深めるが、ライムは屈せず事件の解決に乗り出すのだった。

<感想>これは私がアンジーの大ファンなもんで中古で購入したビデオを観賞したものです。土の中に埋められていた男性の死体と、その周辺に残されていた謎の物的証拠の数々。女性警官ドナヒー(アンジェリーナ・ジョリー)は、現在下半身付随で寝たきり生活を送っている科学捜査のエキスパート、ライム(デンゼル・ワシントン)に、その物的証拠写真を見せ、事件の糸口をつかもうとするが。

頭と両肩と1本の指しか動かせない科学捜査官と、彼の優れた推理と指示に従う女性警官。ふたりの行動から猟奇殺人の謎を追うサイコ・サスペンス映画です。
ベッドから起き上がる事が出来ない寝たきりの病人役を、巧みな演技を披露するD・ワシントンのすばらしさと、セクシー唇も初々しいアンジェリーナ・ジョリーとの、絶妙なコンビネーションが面白い作品です。

監督はジャック・ライアン・シリーズなどで知られるオーストラリア出身のフィリップ・ノイス。ライムは協力を求められ、動けない彼の代わりにアメリアが現場検分を行うことに。ある日、パトロール警官のドナヒーが無残な変死体を発見。
一人、また一人、コレクションが増えていく。難解なメッセージを残し、次々と猟奇殺人を繰り返す犯人。
そして明かされた驚愕の真実とは?!
映像が暗く陰湿で、見ていてハラハラしながらの『セブン』を思い出させる猟奇的な犯行、身体を動かすことができないが天才的な捜査官と、新米だけど一歩一歩事件の核心に進んでいく婦警が、わくわくさせるような要素が詰まっていながら展開して行く。
犯人が登場してきた時には思わず、「・・・エッ!?」と何故、どうしてなのと目が点になりました。

なんと、昔~ライムに告発された同僚の警察官マーカスなのだった!。個人的な恨みからなの?ちょっとやり過ぎでないの。この犯人にはしらけたよ。
ラストシーンでマーカスに殺されそうになるデンゼル・ワシントン!ベットから引きずり落とされ、寸でのところでドナヒー(アンジー)に助けられる。

この時はさすがに私も、ライムが安楽死を望んでいたので、アーメン!と思っていたら、主人公は決して死にませんからね!。殺人や誘拐、謎解き(これが実にカッコいい!デンゼル・ワシントンに恋をした瞬間でした)であんなにエキサイトさせておいて・・・!とジタバタしてしまいました。
以前見た「イコライザー」でもかっこ良かったけれど、寝たっきりで身動きできない状態で頑張っているデンゼルに痺れましたね!。
アンジェリーナ・ジョリーは、今やすっかり官能的、セクシーな女優さんというイメージがついてしまったけれど、この作品では今より初々しくて、また違った魅力を発揮しています。
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