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メイズ・ランナー2:砂漠の迷宮 ★★★.5

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巨大迷路からの脱出劇をテーマに世界中で大ヒットした第1作の続編として、迷路を脱出した主人公たちを待ち受けていた次なる迷宮でのサバイバルを描くアクション。謎の迷路の出口にたどり着いた“選ばれた者”たちが、第2ステージでは砂漠を舞台に逃走劇を繰り広げる。第1作のディラン・オブライエンやカヤ・スコデラーリオが引き続き出演し、監督もウェス・ボールが続投する。砂漠での過酷なアクションや行く手を阻むトラップの数々、新たな仲間も加わり展開される友情と裏切りなど、前作を上回るステージに期待が高まる。
注意:ネタバレで書いているので、ご注意下さい。やはり、1作目「メイズ・ランナー」を観賞してから観ると分かりやすいです。
「シネマトゥデイの特集より」あらすじ:「グレード」を後にして巨大迷路から辛くも脱出したトーマス(ディラン・オブライエン)たちを待っていたのは、謎の組織の研究施設。そこには彼らと同じように、別の迷路を脱出した若者たちが集められていた。最初こそ安全な場所に思えたが、そこで行われていたのはランナーたちを利用した恐ろしい実験! 自分たちが実験台にすぎないことを知ったトーマスらは施設からの脱出を図る。しかし、コンピューター制御の防護壁は簡単には開かない上に、完全武装の軍隊に守られている。トーマスらはこの要塞から、どうやって脱出するのか!?

施設の外に広がっていたのは廃虚と化した高層ビル群と、それを包み込む砂漠化した地球。それはまさしく文明崩壊後のディストピアで、日中は砂嵐が吹き荒れ、かつ、嵐がやめば太陽がギラギラと照りつける灼熱(しゃくねつ)地獄と化す。飢えと渇きから逃れようと廃虚内に逃げ込むも、そこには新たな敵の群れが潜んでおり、油断は死に直結する。施設の捜索隊もまた、武装ヘリを駆って執拗(しつよう)にトーマスらを追ってくる。仲間も重傷を負い、終わりなき砂漠でのサバイバルは、まさに極限状態。果たして、この世界の攻略方法は存在するのか!?

砂漠の迷宮を行くトーマスらは、生き残っていたさまざまな人々と出くわす。コミュニティーを築いている生存者たちは、それぞれに厳格なルールを持っており、武器や物資を蓄えて生き延びている。彼らは味方に付ければ心強い存在だが、一歩間違えば強敵になりかねない。猛威を振るう自然の驚異に加え、人々によって仕掛けられたトラップの数々に、トーマスたちの試練は尽きない。また、苦難の旅を共にしてきた仲間の中に、裏切り者が潜んでいることも発覚! 誰が敵で誰が味方なのかわからず、ついには信じていた者まで失ったとき、トーマスたちはどうやってこの終末世界の、第二ステージを生き残る者はいるのか、彼らは生き延びるのか!?彼らの運命は、・・・。

で、感想はと言うと、なんと、ウィル・スミスの「アイ・アム・レジェンド」(07)と同じではないか、この2での映像(NYの瓦礫と化した高層ビル群にブルックリン橋など)は、すべて「アイ・アム・レジェンド」と同じであり、出てくるのは人間がウィルス感染によってゾンビ化したクランクと呼ばれる狂暴なゾンビたちが襲ってくる。こいつらは、太陽の光なんて関係なく、朝日が昇っても襲ってくるのだから。このゾンビに咬まれるとやはり同じようにゾンビ化してしまうのだ。

だから、「WCKD」の連中たちは、若いトーマスたが免疫を持っていることを知り、実験のために血液を搾り取り生贄になってしまうわけ。逆さ刷りにされているシーンは、瓦礫のビルの中でコミュニティーを築いている生存者によって捕まり逆さ刷りにされたもの。
その瓦礫ビルのボスが黒人のホルヘという男、そして黒人の女性ブレンナ。ここでは、ゾンビ軍団が押し寄せて来て、それから逃れるべくトーマスとブレンダの二人が、みんなとはぐれてしまう。そして、ブレンダが足を踏み外して落下するのが、古いガラスの上で、ヒビが入っておりいつ、割れてゾンビたちのところへ落ちるかもしれないドキドキ感がたまりません。
そして、トーマスが見た「WCKD」の中で、人間が生き血を搾り取られている実験室もそうだ。そこでは、ペイジ博士がボスのように仕切っている。若者たちの中から、首の後ろに印がある人間だけが免疫を持っている者たちで、その人間たちを捕獲する。
そこから逃げるトーマスたち、が、ゾンビたちに咬まれてしまう友達ウィストンが、このままゾンビ化するのは嫌だとピストル自殺を希望する。それに、コミュニティーにいた黒人女性のブレンナもゾンビに足を噛まれてしまう。砂漠を必死で逃げて山の向こうへと、同じ人間たちがいるRAのいるコミュニティーへと、そこでゾンビに咬まれたブレンナを助けるべく、免疫のあるトーマスが自分の血を差し出すのだ。

執拗に追跡してくる「WCKD」の連中たち、それにゾンビ軍団の襲来には辟易しますから。「WCKD」に、何故自分たちの居場所が判ったのかと、それは裏切り者の正体が、何とあのテレサだったとは。ヘリが来て、やっとRAに辿り着いたのに「WCKD」の襲撃があり、免疫のある中国人のミンホが連れて行かれる。
みんなは、そこから”RA”リーダーのヴィンスと共に、助かった者だけ移動しようというのだが、トーマスは連れ去られた友達のミンホを助けに行くというのだ。主人公のトーマスに扮したディラン・オブライエンの活躍と、生き延びた免疫のある若者たちの、第3のステージへと突き進む。安全な暮らしができる場所は、地球上にあるのだろうか?・・・。
長い~エンドロールの最期まで観ていたら、何にもなかったのにがっかり。
2015年劇場鑑賞作品・・・216映画(アクション・アドベンチャー) ブログランキング

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