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ファンタスティック・フォー ★★

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マーベルコミックスの中でも長きわたり愛されている原作を基に、ヒーローチーム「ファンタスティック・フォー」誕生の瞬間を描くアクション大作。『クロニクル』で長編デビューしたジョシュ・トランク監督と『X-MEN』シリーズの脚本などを務めたサイモン・キンバーグがタッグを組み、事故で特殊能力を得た若者4人の成長や苦悩、地球を守る壮絶な戦いを映し出す。『クロニクル』などのマイケル・B・ジョーダン、『セッション』などのマイルズ・テラー、『リトル・ダンサー』などのジェイミー・ベル、『127時間』などのケイト・マーラらが出演。

<感想>幼いころから天才的な才能を持つリードに、あの「セッション」でドラムを叩いて扱かれていた青年、マイルズ・テラーがふんしていて、伸縮自在の体を持つ男に。

そして、ケイト・マーラがボディを透明化する能力を持つヒロイン、スー・ストームに扮し、「ロッキー」シリーズの新たな物語「クリード チャンプを継ぐ男」の主演に抜てきされたマイケル・B・ジョーダンが、体を炎に変え、空を飛ぶことができるスーの弟ジョニーを演じている。

そして、ザ・シングことベン・グリムは、バレエダンサーに憧れる少年を演じた「リトル・ダンサー」(00)で世界的にブレイクし、近年では「ニンフォマニアック」(13)といった作品に出演し、演技の幅を広げるジェイミー・ベルが扮しており、リチャーズの無二の親友であり、岩の体を持ってしまった悲劇の青年という役を演じている。他にも研究所の博士や政府の偉いさんたちも出ているが、あまり有名な俳優さんではないようだ。

なかでも、主人公たち4人に驚くべきパワーを与える謎の星「プラネット・ゼロ」と転送装置「クオンタム・ゲート」の設定と描写は、まるで「スターゲイト」を観ているようだった。
この転送装置で初めはチンパンジーを転送して、動物が戻ってくると、自分たちも謎の星「プラネット・ゼロ」へ行こうと、4人が異次元に存在する謎の星プラネット・ゼロへと転送される。

そこは、岩肌が剥きだしになった荒涼とした世界で、空気とか水があるとかは分からない。4人は、崖の下へ探検しようと3人がロープで降りるも、地面が稲妻のようなエネルギーで地割れをしており、裂け目からは緑色の光が放出され、慌てて上へと引き上げてくれるように頼むも、一人だけ、ヴィクターが置き去りになってしまう。その時、暴走したエネルギーに包まれてしまったことで、4人は思いもよらない特殊能力を身につけることになる。
特に怪力岩男のベンは、政府軍に狩りだされて、戦争の道具にされていた。

一番酷いのは、肝心の伸縮自在の体を持つ男、リードがその研究所から抜け出して姿を消してしまう。

その置き去りにされたヴィクターが、異次元空間に置き去りにされ1年間もの間、その謎の星プラネット・ゼロで別人となって蘇っていたのだ。怪人となって地球に帰って来た悪役のドクター・ドゥームが、地球侵略のために現れる。

あの転送装置でまたもや、透明カプセルに入ったスーとリードと岩男。それに自由きままな発火マンのジョニーが、悪役のドクター・ドゥームと戦うのであります。
「クオンタム・ゲート」は、大学の粒子加速器施設を基にデザイン。巨大なスタジオに組まれた実物大セットの存在感と相まって、リアルさがたまりません。
しかし、このような映像は以前に何度も観ているので、それほど驚きはしません。物語も、置き去りにされたヴィクターが怪人となって現れるのも初めっから承知のことですから。『クロニクル』で長編デビューしたジョシュ・トランク監督なので、少しは期待したのですが残念な結果になってました。
エンドロールの後を、クビを長くして待っていたのに、何もなかったのにはがっかりしました。
2007年「ファンタスティック・フォー銀河の危機」2015年劇場鑑賞作品・・・205映画(アクション・アドベンチャー) ブログランキング

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