人気小説家山田悠介の原作で何度も映像化されている題材で、『愛のむきだし』『ヒミズ』などの鬼才・園子温がオリジナル作品として監督を務めた問題作。殺人のターゲットを全国の女子高生とし、女子高生が次々と殺される中、3人のヒロインが阿鼻(あび)叫喚の様相で逃げ惑う姿を描く。出演は、トリンドル玲奈、元AKB48の篠田麻里子、真野恵里菜。過剰でグロテスクな演出と、園監督の手腕により見いだされる女優たちの新たな魅力に注目。
あらすじ:女子高生のミツコ(トリンドル玲奈)は、何者かに追われ、ふと気が付くと学校の教室にたどり着いていた。一方、ケイコ(篠田麻里子)は知らない女性にウエディングドレスに着替えさせられ、何者かに追われる。そして陸上部のいづみ(真野恵里菜)も迫りくる恐怖と対峙(たいじ)することとなり……。
<感想>予告編で[J.K(女子校生)のみなさん、あなたたちは]と校内放送があるシーンを思い浮かべてしまうのですが、なんら関係はありません。何故に女子高生というか、女子ばかりが狙われて身体真っ二つにされるのか?・・・最後の方まで明かされないので、UFOの侵略によるものかと思ってしまった。でも、全然当てが外れて、なにこれって~ゲームかいと、それに斉藤工が裸で最後まで生き残ったトリンドルちゃんを、ベッドに誘うんですから、呆れてしまいます。
まぁ、最初の「リアル鬼ごっこ」で、佐藤という名前だけで殺された、そんなイカれた設定で人気を呼んだ山田悠介の同名小説が、6度目の映画化なのですが。園子温がオリジナル作品として書き直した脚本。これはもうはっきりいってアイデアが浮かんでこなかったというしかないです。
とにかく、女子高生たちの修学旅行バスの中で、トリンドルちゃん扮するミツコが主人公で、バスの中でポエムを書いている。彼女がペンを落としてそれを取ろうとしゃがみ込んで、すると突風が吹いてあっと言う間に、バスごと女子高生が真っ二つにされて死んでしまう場面では、ミツコも唖然としてバスから降りてとにかく走るのです。
何故か風による殺し屋とでもいうか、目に見えない物が女子だけを狙って襲ってくるのです。これって、ドローンで撮影しているそうですから。
林の中を抜けて、バス道へ出たミツコの前に女子高生が6人位いて、ミツコが「助けて」と、バスのことを話そうとすると、そこへサイクリングの女子が5人くらい歌いながら通り抜け、その女子たちが身体半分、真っ二つにされて死んでしまう。驚いたミツコたち、とにかく走る、走るも、転んでしまうミツコ1人だけ。他の女子たちは、つむじ風のような目に見えない何かに襲われて真っ二つにされてしまう。驚いたミツコが走る、走る、とにかく走る。川沿いでも真っ二つの死体が川の中に浮いていて、そこでミツコが顔や手足の血を洗い、汚れたセーラー服を脱ぎそこにある制服を着る。
そして林を抜けると女子校があるではありませんか。そこでアキに声を掛けられて、教室へと入るも授業をさぼり林の沼へと強引に誘われるミツコ。2時限目に間に合うように教室へ戻ると、突然女先生が機関銃をぶっ放して、そこでもミツコだけ助かるのだ。ここでは、女子高生のパンツ丸見えがどうってことなく見せて、見せて、他の場面でも惜しげもなくパンツを見せまくる女子高生や、結婚式場の女たち。アキの桜井ユキがよく出てきます。
またもや教室から逃げるミツコ、他の教室からも女子高生たちが大勢逃げ出してきて、女先生たちが女子生徒めがけて機関銃をぶっ放して、挙句にミサイルがドッカンドッカンと校庭に落ちてくる。
死ぬ物狂いで逃げるミツコが、何故だか豚の顔をした花婿と結婚式を挙げるハメになるウェディングドレスのケイコになっている。だからトリンドルから篠田麻里子のケイコなのだ。
ケイコの回し蹴りキックが凄いアクションが観られる。わけがわからん、ハチャメチャなストーリー。
それに、次はマラソン大会に出ている姿でケイコの篠田麻里子から、いずみという真野恵里菜に代わり、マシンガンをぶっ放す女先生に追いかけられるという。とにかく大量の女子高生、どうみても20代から30代の女があの手この手で殺されていく異常事態が見られます。もちろん、パンツ丸見えどころか、結婚式場では女たちがドレスを脱いでしまうんですからね。
それぞれ出自の違うユニークなトリプルヒロインのキャスティングですが、監督は彼女たちのハツラツとした疾走ではなく、恐怖に顔を歪めばがらの逃走シーンを見せて、血まみれの格闘と追い詰められた末の絶叫など。
石切り場での女子高生たちや、花嫁衣裳の女が壁に立ち並ぶ姿。やっぱり、最後はトリンドル玲奈が可愛いし、女子高生の制服が一番似合うし、もちパンチラも見せるし、貧乳もチラっとね。
ミツコのトリンドルはすでに死んでいますと、明かされるのだが、ミツコのDNAを残したいと、斉藤工がパンツひとつでベッドに誘うんですから。そこで、女子高生の友達、シュールが言った言葉を思いだし「全然違うことをしなさい」と言う言葉。では、ミツコはどうしたのでしょうか?・・・。自殺するしかないでしょうよ、もう。現実と虚構という意味でのリアルなのか。「鬼ごっこ」ではない。
おいおい、こんな映画つまんないだろうと、最後の場面ではこれはゲームでした。ゲームそのものを映画化したものだと。自由奔放すぎですから、これはないでしょう。
「リアル鬼ごっこ3」
2015年劇場鑑賞作品・・・141映画(アクション・アドベンチャー) ブログランキング
あらすじ:女子高生のミツコ(トリンドル玲奈)は、何者かに追われ、ふと気が付くと学校の教室にたどり着いていた。一方、ケイコ(篠田麻里子)は知らない女性にウエディングドレスに着替えさせられ、何者かに追われる。そして陸上部のいづみ(真野恵里菜)も迫りくる恐怖と対峙(たいじ)することとなり……。
<感想>予告編で[J.K(女子校生)のみなさん、あなたたちは]と校内放送があるシーンを思い浮かべてしまうのですが、なんら関係はありません。何故に女子高生というか、女子ばかりが狙われて身体真っ二つにされるのか?・・・最後の方まで明かされないので、UFOの侵略によるものかと思ってしまった。でも、全然当てが外れて、なにこれって~ゲームかいと、それに斉藤工が裸で最後まで生き残ったトリンドルちゃんを、ベッドに誘うんですから、呆れてしまいます。
まぁ、最初の「リアル鬼ごっこ」で、佐藤という名前だけで殺された、そんなイカれた設定で人気を呼んだ山田悠介の同名小説が、6度目の映画化なのですが。園子温がオリジナル作品として書き直した脚本。これはもうはっきりいってアイデアが浮かんでこなかったというしかないです。
とにかく、女子高生たちの修学旅行バスの中で、トリンドルちゃん扮するミツコが主人公で、バスの中でポエムを書いている。彼女がペンを落としてそれを取ろうとしゃがみ込んで、すると突風が吹いてあっと言う間に、バスごと女子高生が真っ二つにされて死んでしまう場面では、ミツコも唖然としてバスから降りてとにかく走るのです。
何故か風による殺し屋とでもいうか、目に見えない物が女子だけを狙って襲ってくるのです。これって、ドローンで撮影しているそうですから。
林の中を抜けて、バス道へ出たミツコの前に女子高生が6人位いて、ミツコが「助けて」と、バスのことを話そうとすると、そこへサイクリングの女子が5人くらい歌いながら通り抜け、その女子たちが身体半分、真っ二つにされて死んでしまう。驚いたミツコたち、とにかく走る、走るも、転んでしまうミツコ1人だけ。他の女子たちは、つむじ風のような目に見えない何かに襲われて真っ二つにされてしまう。驚いたミツコが走る、走る、とにかく走る。川沿いでも真っ二つの死体が川の中に浮いていて、そこでミツコが顔や手足の血を洗い、汚れたセーラー服を脱ぎそこにある制服を着る。
そして林を抜けると女子校があるではありませんか。そこでアキに声を掛けられて、教室へと入るも授業をさぼり林の沼へと強引に誘われるミツコ。2時限目に間に合うように教室へ戻ると、突然女先生が機関銃をぶっ放して、そこでもミツコだけ助かるのだ。ここでは、女子高生のパンツ丸見えがどうってことなく見せて、見せて、他の場面でも惜しげもなくパンツを見せまくる女子高生や、結婚式場の女たち。アキの桜井ユキがよく出てきます。
またもや教室から逃げるミツコ、他の教室からも女子高生たちが大勢逃げ出してきて、女先生たちが女子生徒めがけて機関銃をぶっ放して、挙句にミサイルがドッカンドッカンと校庭に落ちてくる。
死ぬ物狂いで逃げるミツコが、何故だか豚の顔をした花婿と結婚式を挙げるハメになるウェディングドレスのケイコになっている。だからトリンドルから篠田麻里子のケイコなのだ。
ケイコの回し蹴りキックが凄いアクションが観られる。わけがわからん、ハチャメチャなストーリー。
それに、次はマラソン大会に出ている姿でケイコの篠田麻里子から、いずみという真野恵里菜に代わり、マシンガンをぶっ放す女先生に追いかけられるという。とにかく大量の女子高生、どうみても20代から30代の女があの手この手で殺されていく異常事態が見られます。もちろん、パンツ丸見えどころか、結婚式場では女たちがドレスを脱いでしまうんですからね。
それぞれ出自の違うユニークなトリプルヒロインのキャスティングですが、監督は彼女たちのハツラツとした疾走ではなく、恐怖に顔を歪めばがらの逃走シーンを見せて、血まみれの格闘と追い詰められた末の絶叫など。
石切り場での女子高生たちや、花嫁衣裳の女が壁に立ち並ぶ姿。やっぱり、最後はトリンドル玲奈が可愛いし、女子高生の制服が一番似合うし、もちパンチラも見せるし、貧乳もチラっとね。
ミツコのトリンドルはすでに死んでいますと、明かされるのだが、ミツコのDNAを残したいと、斉藤工がパンツひとつでベッドに誘うんですから。そこで、女子高生の友達、シュールが言った言葉を思いだし「全然違うことをしなさい」と言う言葉。では、ミツコはどうしたのでしょうか?・・・。自殺するしかないでしょうよ、もう。現実と虚構という意味でのリアルなのか。「鬼ごっこ」ではない。
おいおい、こんな映画つまんないだろうと、最後の場面ではこれはゲームでした。ゲームそのものを映画化したものだと。自由奔放すぎですから、これはないでしょう。
「リアル鬼ごっこ3」
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