韓国No.1個性派俳優チャ・スンウォン主演。禁忌禁断のエキセントリック・クライム・アクション！
『戦火の中へ』「最高の愛〜恋はドゥグンドゥグン〜」チャ・スンウォン主演×
『トンマッコルへようこそ』のチャン・ジン監督が放つ、未だかつてないエンタテインメント。チャン・ジン監督と「シークレット」「約束」の演技派俳優チャ・スンウォンがタッグを組み、女性になりたい願望を抱える敏腕刑事がたどる過酷な運命を描いたノワールアクション。
あらすじ：犯罪組織からも恐れられる脅威の戦闘能力と暴力性、そして完璧な肉体と容姿を兼ね備えた刑事ユン・ジウク(チャ・スンウォン)。
しかしそんな彼にも人に言えない秘密が一つだけあった。それはという願望を持っていること。長年そのことで葛藤を続けてきたジウクだったが、ある出来事をきっかけにして遂に、自分の心の声に従う決意をする。
だがその時、容赦無い暴力と悪意が、その運命をあざ笑うかのようにジウクの身に迫っていた・・・。
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＜感想＞並外れた強さで拳銃も手錠も使わず、徒手空拳で数々の犯罪者を病院送りにしてきた無敵の武闘派刑事ジウクに、イケメンのチャ・スンウォンが扮して、身長が１８８センチもあるし、逆三角形のいい体をしてどうみても男からも好かれて、女なら誰でもイチコロな男なのに、同性愛者とは。
そんな物語の設定なので、小学生のころから同級生の男の子と仲良しになり、同性愛に目覚めて、彼が切れ長の眼をしてジウクを見つめ、手の薬指に彫刻刀で傷をつけて誓のリングだと言う。中学の時にその恋人が学校の屋上から自殺をしてしまう。
その男の妹に、一生彼女を守ると誓ったジウクが、その妹に好かれて苦しむ場面もあり、またや、自分の中にある女性になりたい願望を抑えきれずに化粧をして女装するジウクにも、哀れと思う感情が走る。
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イ・ビョンホンと並んで、韓国のマッチョ男優と言われるチャ・スンウォンが、まさかの女装癖のある刑事に扮した異色の犯罪アクションであります。壮絶なごろつきを相手にノースタントで格闘技を見せる彼は、もちろんかっこいい男子であり、どうみても同性愛者には見えない。
ですが、その女装シーンも、凄腕刑事のキャリアを失いかけないほど果敢にも挑戦して、自らを偽り続けてきた男の苦悩を哀愁たっぷりに熱演している。だから、いろんな意味での役者としての新境地を切り開いて見せているのだ。
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最初はかなり無理のアル女装姿も、物語が進むにつれてレベルアップしていき、最後の方で見せる空港での妖艶な女装姿には、空港職員もうっとりするほど惚れ惚れしますから。
脚本と監督が、『トンマッコルへようこそ』のチャン・ジン監督なので、奇抜は発想とコミカルな作風で、本作でも随所に笑いをちりばめながら、メインテーマのトランスジェンダーの葛藤も、意外に真面目に描いていて、それを演じるチャ・スンウォンも真剣に取り組んでいて上手いのだ。
ジウクを目の敵にしているヤクザの若頭ホゴンに扮するオ・ジョンセが、ジウクを理想の男として憧れつつも、ホゴンの異母兄弟の兄貴の親分を殺すようにジウクに仕向けて、彼を追いこんでいくヤクザの闘争劇を繰り広げるシーンも迫力があってよろしい。それに、クラブ経営者のオカマのオバサンの助言も中々いい。
そして、彼を兄のように慕う若手刑事のジヌに扮するコ・ギョンビョは、後半部分で女装癖があり同性愛者と分かるシーンにも、それにヤクザの抗争で殺されてしまう場面でも、アニキと頼っている姿がいい。
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それに、ジウクが何故か気に掛ける女のチャンミ、イ・ソムは、幼い頃の同性愛者の妹であり、彼女を守りたいと闘う姿がまた男らしくていい。ですが、本当に好きになってしまったのか、抱きしめてキスをする場面もあり、いや理性が働き自分は同性愛者という、女になりたい一心でこのまま進むべき道へと。
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誰もが羨むほどの容姿端麗に恵まれながらも、心の内には女になりたいという欲望を秘め、長年にわたりそのことに悩んできたジウクが、全身美容で女になりたいという欲望から、お金を都合つけるために若頭ホゴンの仕事を引き受ける。それは、ロシアの石油利権にかんする債権証券で、警察から盗み出してホゴンに渡す。
ホゴンの子分たちの制裁をうけて、鬼刑事から殺しの貴婦人へと変貌する場面もあり、ヤクザ相手に驚くような殺戮を繰り広げる。それでも、大怪我を負いながらも死ぬことはなく、血みどろのバトルを見せつけるシーンでも、美しい殺陣を披露しているのに感心してしまった。
しかしである、あまりにもラストの無理な展開が目立ってしまうせいか、地方までは公開に及ばず、ＤＶＤ鑑賞となっており惜しい。
２０１５年ＤＶＤ鑑賞作品・・・３６![]()
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『戦火の中へ』「最高の愛〜恋はドゥグンドゥグン〜」チャ・スンウォン主演×
『トンマッコルへようこそ』のチャン・ジン監督が放つ、未だかつてないエンタテインメント。チャン・ジン監督と「シークレット」「約束」の演技派俳優チャ・スンウォンがタッグを組み、女性になりたい願望を抱える敏腕刑事がたどる過酷な運命を描いたノワールアクション。
あらすじ：犯罪組織からも恐れられる脅威の戦闘能力と暴力性、そして完璧な肉体と容姿を兼ね備えた刑事ユン・ジウク(チャ・スンウォン)。
しかしそんな彼にも人に言えない秘密が一つだけあった。それはという願望を持っていること。長年そのことで葛藤を続けてきたジウクだったが、ある出来事をきっかけにして遂に、自分の心の声に従う決意をする。
だがその時、容赦無い暴力と悪意が、その運命をあざ笑うかのようにジウクの身に迫っていた・・・。
＜感想＞並外れた強さで拳銃も手錠も使わず、徒手空拳で数々の犯罪者を病院送りにしてきた無敵の武闘派刑事ジウクに、イケメンのチャ・スンウォンが扮して、身長が１８８センチもあるし、逆三角形のいい体をしてどうみても男からも好かれて、女なら誰でもイチコロな男なのに、同性愛者とは。
そんな物語の設定なので、小学生のころから同級生の男の子と仲良しになり、同性愛に目覚めて、彼が切れ長の眼をしてジウクを見つめ、手の薬指に彫刻刀で傷をつけて誓のリングだと言う。中学の時にその恋人が学校の屋上から自殺をしてしまう。
その男の妹に、一生彼女を守ると誓ったジウクが、その妹に好かれて苦しむ場面もあり、またや、自分の中にある女性になりたい願望を抑えきれずに化粧をして女装するジウクにも、哀れと思う感情が走る。
イ・ビョンホンと並んで、韓国のマッチョ男優と言われるチャ・スンウォンが、まさかの女装癖のある刑事に扮した異色の犯罪アクションであります。壮絶なごろつきを相手にノースタントで格闘技を見せる彼は、もちろんかっこいい男子であり、どうみても同性愛者には見えない。
ですが、その女装シーンも、凄腕刑事のキャリアを失いかけないほど果敢にも挑戦して、自らを偽り続けてきた男の苦悩を哀愁たっぷりに熱演している。だから、いろんな意味での役者としての新境地を切り開いて見せているのだ。
最初はかなり無理のアル女装姿も、物語が進むにつれてレベルアップしていき、最後の方で見せる空港での妖艶な女装姿には、空港職員もうっとりするほど惚れ惚れしますから。
脚本と監督が、『トンマッコルへようこそ』のチャン・ジン監督なので、奇抜は発想とコミカルな作風で、本作でも随所に笑いをちりばめながら、メインテーマのトランスジェンダーの葛藤も、意外に真面目に描いていて、それを演じるチャ・スンウォンも真剣に取り組んでいて上手いのだ。
ジウクを目の敵にしているヤクザの若頭ホゴンに扮するオ・ジョンセが、ジウクを理想の男として憧れつつも、ホゴンの異母兄弟の兄貴の親分を殺すようにジウクに仕向けて、彼を追いこんでいくヤクザの闘争劇を繰り広げるシーンも迫力があってよろしい。それに、クラブ経営者のオカマのオバサンの助言も中々いい。
そして、彼を兄のように慕う若手刑事のジヌに扮するコ・ギョンビョは、後半部分で女装癖があり同性愛者と分かるシーンにも、それにヤクザの抗争で殺されてしまう場面でも、アニキと頼っている姿がいい。
それに、ジウクが何故か気に掛ける女のチャンミ、イ・ソムは、幼い頃の同性愛者の妹であり、彼女を守りたいと闘う姿がまた男らしくていい。ですが、本当に好きになってしまったのか、抱きしめてキスをする場面もあり、いや理性が働き自分は同性愛者という、女になりたい一心でこのまま進むべき道へと。
誰もが羨むほどの容姿端麗に恵まれながらも、心の内には女になりたいという欲望を秘め、長年にわたりそのことに悩んできたジウクが、全身美容で女になりたいという欲望から、お金を都合つけるために若頭ホゴンの仕事を引き受ける。それは、ロシアの石油利権にかんする債権証券で、警察から盗み出してホゴンに渡す。
ホゴンの子分たちの制裁をうけて、鬼刑事から殺しの貴婦人へと変貌する場面もあり、ヤクザ相手に驚くような殺戮を繰り広げる。それでも、大怪我を負いながらも死ぬことはなく、血みどろのバトルを見せつけるシーンでも、美しい殺陣を披露しているのに感心してしまった。
しかしである、あまりにもラストの無理な展開が目立ってしまうせいか、地方までは公開に及ばず、ＤＶＤ鑑賞となっており惜しい。
２０１５年ＤＶＤ鑑賞作品・・・３６
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