時空のひずみに迷い込んだ5人は、“謎の島"に辿り着いたー!
空前絶後の冒険が繰り広げられる、壮大なタイムトラベル・アドベンチャー!!!
数々の大ヒット・アドベンチャー映画の基となったジュール・ヴェルヌ原作!
『海底二万里』『八十日間世界一周』『十五少年漂流記』で知られるフランスの小説家ジュール・ヴェルヌ(1828~1905)。本作はH・G・ウェルズとともにSFの開祖として知られ、SFの父とも呼ばれる巨匠が遺した『神秘の島』を基に描いた注目作!
【STORY】
辿り着いた5人/時空を越えた島/襲いくる危機ー!!!物語の始まりは、アメリカ南北戦争時代のバージニア州リッチモンド。北軍の5人は気球を乗っ取って脱出を試みる。
しかし彼らが目を覚ますと、気球は知らない無人島に漂着していた。そこで人の気配を感じる。その島は、時空の狭間に迷い込んだ者たちの墓場であったのだ。
ジュエルとアビ―・フォグのふたりは、現代からバミューダトライアングルの海域から迷い込んだのだった。凶悪な海賊や、恐ろしい生物、そして今にも噴火しそうな火山に怯えているというのだ。
彼らは一刻もやはくこの島から脱出しなければならない。果たして間に合うことが出来るのかー!?
(Amazonより)
<感想>ジュール・ヴェルヌの「神秘の島」といえば、ハリーハウゼン先生の得意技で巨大カニやらチョコボールみたいなクリーチャーが、ワサワサと動く「SF巨大生物の島」、近年ではザ・ロックが地中深く潜って戦うアドベンチャー地底旅行もの「センター・オブ・アース2」など。様々な映画化作品のモチーフになっていたりする古典ですね。
本作はその偉大なる原作をダシに、著作権が切れて改変し放題だし、LOSTの要素を混ぜ混ぜしちゃえばウケるんじゃないか?・・・なんてみたいな安直な考えでこさえたような代物です。
南北戦争時代、気球に乗った北軍兵士が嵐に巻き込まれるとうところまでは原作通りらしいです。なぜか彼らは時空の狭間に位置する島に不時着するのですが、時空を超えているので、21世紀の今風の女子(姉妹)も飛行機で遭難してくるのです。
彼らは100年以上のジェネレーションギャップも感じることなく、自然に打ち解けたりするんですよ。こういう段取りを放棄するたるんだ脚本が実に凶悪です。
それで、この島にはあちこちにグロイ死体が転がっているような危険な島で、森の怪物どもが夜になると遭難者に襲い掛かり人間を食べるんですね。
でも怪物っていっても、ギリースーツを身にまとったおっさんが唸っているだけです。それが後半でネモ船長に出会うところから、だんだんと物語がそっち系かいという風に解釈できちゃうんですから。だってこの島をリンカーン島と名づけようなんて。
注:ネモ船長(ねもせんちょう、仏: Captaine Nemo)は、ジュール・ヴェルヌのSF小説『海底 二万里』(1870年)の主要登場人物の一人で、同作に登場する潜水艦、ノーチラス号の 艦長である。ただし本名ではなく自称している偽名であり、ラテン語で「誰でもない」を意味する。
森の中に建つ豪邸、気球に乗っていた北軍兵士と南軍の兵士、それに綺麗な現代の姉妹。この島から出ようとするのですが、南軍の兵士がボロ船を見つけて一人で脱出すると、海には巨大なタコが出てその南軍兵士を飲み込んでしまう。海もダメ、姉妹が乗ってきた飛行機もダメ、仕方ないここへ来た気球を作って嵐の夜に時空の穴へと行きましょうと計画。火山は爆発寸前。
豪邸を建てたのは、ネモ船長の手下たち。有名な潜水艦ノーチラス号も建物の地下に眠っている。それが船員たちは、海の上では男らしい人間だが、陸に上がると人間失格となり狂って怪物となったわけ。だから、中身は人間で草みたいなモップみたいな被りもんで誤魔化して、サスペンスシーンなのに、森おっさんたちが並んでウガウガ言っているところなんか見せつけられると、なんかほっこりするんですね。でも、こいつら人食いですからね。
本作で1番リーダーシップを取って頑張っていたのは、北軍大尉のロックリン・マンローブさん、始終にこにこしてキン肉マンです。
いや、こんなふうにイジられては、ジュール・ヴェルヌさんも草葉の陰で泣いていることでしょうねぇ。著作権とはなんだったのか、気の毒ですよ。
アドベンチャーものとしては、少し物足りないし、なんで物語にネモ船長を出したのか説明不足ですよね。
2013年DVD鑑賞作品・・・5 映画(アクション・アドベンチャー) ブログランキングへ
空前絶後の冒険が繰り広げられる、壮大なタイムトラベル・アドベンチャー!!!
数々の大ヒット・アドベンチャー映画の基となったジュール・ヴェルヌ原作!
『海底二万里』『八十日間世界一周』『十五少年漂流記』で知られるフランスの小説家ジュール・ヴェルヌ(1828~1905)。本作はH・G・ウェルズとともにSFの開祖として知られ、SFの父とも呼ばれる巨匠が遺した『神秘の島』を基に描いた注目作!
【STORY】
辿り着いた5人/時空を越えた島/襲いくる危機ー!!!物語の始まりは、アメリカ南北戦争時代のバージニア州リッチモンド。北軍の5人は気球を乗っ取って脱出を試みる。
しかし彼らが目を覚ますと、気球は知らない無人島に漂着していた。そこで人の気配を感じる。その島は、時空の狭間に迷い込んだ者たちの墓場であったのだ。
ジュエルとアビ―・フォグのふたりは、現代からバミューダトライアングルの海域から迷い込んだのだった。凶悪な海賊や、恐ろしい生物、そして今にも噴火しそうな火山に怯えているというのだ。
彼らは一刻もやはくこの島から脱出しなければならない。果たして間に合うことが出来るのかー!?
(Amazonより)
<感想>ジュール・ヴェルヌの「神秘の島」といえば、ハリーハウゼン先生の得意技で巨大カニやらチョコボールみたいなクリーチャーが、ワサワサと動く「SF巨大生物の島」、近年ではザ・ロックが地中深く潜って戦うアドベンチャー地底旅行もの「センター・オブ・アース2」など。様々な映画化作品のモチーフになっていたりする古典ですね。
本作はその偉大なる原作をダシに、著作権が切れて改変し放題だし、LOSTの要素を混ぜ混ぜしちゃえばウケるんじゃないか?・・・なんてみたいな安直な考えでこさえたような代物です。
南北戦争時代、気球に乗った北軍兵士が嵐に巻き込まれるとうところまでは原作通りらしいです。なぜか彼らは時空の狭間に位置する島に不時着するのですが、時空を超えているので、21世紀の今風の女子(姉妹)も飛行機で遭難してくるのです。
彼らは100年以上のジェネレーションギャップも感じることなく、自然に打ち解けたりするんですよ。こういう段取りを放棄するたるんだ脚本が実に凶悪です。
それで、この島にはあちこちにグロイ死体が転がっているような危険な島で、森の怪物どもが夜になると遭難者に襲い掛かり人間を食べるんですね。
でも怪物っていっても、ギリースーツを身にまとったおっさんが唸っているだけです。それが後半でネモ船長に出会うところから、だんだんと物語がそっち系かいという風に解釈できちゃうんですから。だってこの島をリンカーン島と名づけようなんて。
注:ネモ船長(ねもせんちょう、仏: Captaine Nemo)は、ジュール・ヴェルヌのSF小説『海底 二万里』(1870年)の主要登場人物の一人で、同作に登場する潜水艦、ノーチラス号の 艦長である。ただし本名ではなく自称している偽名であり、ラテン語で「誰でもない」を意味する。
森の中に建つ豪邸、気球に乗っていた北軍兵士と南軍の兵士、それに綺麗な現代の姉妹。この島から出ようとするのですが、南軍の兵士がボロ船を見つけて一人で脱出すると、海には巨大なタコが出てその南軍兵士を飲み込んでしまう。海もダメ、姉妹が乗ってきた飛行機もダメ、仕方ないここへ来た気球を作って嵐の夜に時空の穴へと行きましょうと計画。火山は爆発寸前。
豪邸を建てたのは、ネモ船長の手下たち。有名な潜水艦ノーチラス号も建物の地下に眠っている。それが船員たちは、海の上では男らしい人間だが、陸に上がると人間失格となり狂って怪物となったわけ。だから、中身は人間で草みたいなモップみたいな被りもんで誤魔化して、サスペンスシーンなのに、森おっさんたちが並んでウガウガ言っているところなんか見せつけられると、なんかほっこりするんですね。でも、こいつら人食いですからね。
本作で1番リーダーシップを取って頑張っていたのは、北軍大尉のロックリン・マンローブさん、始終にこにこしてキン肉マンです。
いや、こんなふうにイジられては、ジュール・ヴェルヌさんも草葉の陰で泣いていることでしょうねぇ。著作権とはなんだったのか、気の毒ですよ。
アドベンチャーものとしては、少し物足りないし、なんで物語にネモ船長を出したのか説明不足ですよね。
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