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キック・アス/ジャスティス・フォーエバー★★★

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美少女暗殺者を演じたクロエ・グレース・モレッツが注目を浴びた前作の続編として、キック・アス、ヒット・ガールらがヒーロー軍団を結成し悪党と戦うアクション。前作でマフィアの父親を殺されたレッド・ミストが悪党マザー・ファッカーを名乗り、キック・アスやヒット・ガールのもとへ次々と刺客を送り込む。前作の監督マシュー・ヴォーンは製作に回り、新鋭のジェフ・ワドロウが監督。アーロン・テイラー=ジョンソン、クロエのほか、ジム・キャリーがヒーロー軍団のリーダーとして登場する。より過激になったバイオレンスシーンの数々に注目。
あらすじ:キック・アスことデイヴ(アーロン・テイラー=ジョンソン)と、ヒット・ガールのミンディ(クロエ・グレース・モレッツ)は普通の日々を送っていた。ところがそんなある日、デイヴは元ギャングで運動家のスターズ・アンド・ストライプス大佐(ジム・キャリー)とスーパーヒーロー軍団“ジャスティス・フォーエバー”を結成。そこへ、レッド・ミスト(クリストファー・ミンツ=プラッセ)が父親を殺害された恨みを晴らそうと、刺客と共に乗り込んできて……。

<感想>前作の「キック・アス」では、アメコミ・ファンのニコラス・ケイジの大熱演を楽しむつもりだったが、拳銃を持ったロリータのクロエちゃんに目が釘付けになってしまった。紫のウィッグにアイマスクでヒット・ガールに変身すれば、キレのいいアクションでスクリーンをさらいまくる。
クロエちゃんの肉体の曲線、丸みが甘ったるいほどに醸し出す稀に見る狸顔の美少女。ミンディが街中での闘いから大急ぎで家へ帰るシーンなどで、愛車のドゥカティですっ飛ばすシーンが、でもクロエちゃんは無免許だから実際には運転していないのだ。
ヒット・ガールの活躍では、街中でのファイトで、前作の長刀に加えてヌンチャクも駆使。疾走中のライトバンの屋根にしがみつき、超絶のアクションを披露する。最強の敵マザー・ロシアとのタイマン勝負になだれ込むクライマックでは、やられっぱなし状態から、アドレナリン注射で猛反撃にでるクロエちゃんに萌え!

今回は、前作で父親をキック・アスに殺されたレッドミストが、復讐のためにマザーファッカー(最低野郎)って酷い名前の悪党になって、ジョン・レグイザモと組んで悪の組織を作る話と、キック・アスがジム・キャリー扮するストライプス大佐が率いる自警団に入る話に、そしてヒット・ガールことミンディが普通の女の子になろうとする3つの話が同時進行する。
ミンディが、学校のセレブ同級生の女王様グループに入らないかと誘われるのですが、それがアイドルグループのビデオ見てキャーキャー言ったり、お化粧したりするんだけど、実はそれが犯罪者との闘いよりもずっと過酷な世界だってことが分かってくるんですね。でも、体に染みつい暗殺者の習性で授業中にキレキレのダンスを披露して、彼女らの反感を買ってしまう。

ミンディは高校の勝ち組の女の子たちのイジメと直面するんだけど、ヒット・ガールだから泣き寝入りはしない。父親から譲り受けた道具(スタンガンのような電気ショック棒)でビリビリすれば、女の子たちはゲーゲー吐きまくりって、これって超汚いですから。その後は、ヒット・ガールが少女から女に成長する過程も描かれている。一方、キック・アスはミンディから特訓を受けて体型も筋肉モリモリの強い男に変身。

「アンナ・カレーニナ」でキーラ・ナイトレイ演じる政府高官の妻と、不倫する相手役、青年将校ヴロンスキーを演じたアーロン・テイラー=ジョンソン。ここでは、真のヒーローを目指し、ミンディの特訓のおかげで暗殺スキルを注入。ストーリーでの実地訓練では大ピンチに陥ったキック・アス。そこへ、ヒット・ガールが助太刀して、チンピラどもを血祭りに挙げてしまう。いつもミンディと一緒にいるから、「このロリコン」って、彼女にも嫌われちゃう。

そこで、ジム・キャリー演じるスターズ・アンド・ストライブスという自警団活動と、正義のヒーローチーム「ジャスティス・フォーエバー」を結成。一緒に活動するんだけれど、この男が何とも怖い。星条旗から名前をとって、軍服を着た愛国者でキリスト教信者で、汚い言葉を使うとメチャクチャ怒る。売春をさせられているアジア系の女の子を助けたり、明らかにいいことしているんだけど、正義を言い訳に暴力衝動を満足させているように見えるからね。でも、最後の方で殺されてしまうんだよね。

そして、マザーファッカー役のクリストファー・ミンツ=プラッセが凄く頑張っている。しかし、母親が日焼けマシーンで感電死という、それをやったのはレッド・ミスト。相変わらず変な衣装(母親が持っていたSM衣装)を着て、父親の仇を討つために世界中から凄腕を集めてくる。中にはロシアから来たバケモンみたいに強い女がいて、彼女にマザーロシアって名前を付ける。元KGBの囚人で圧倒的なパワーを誇る。オルガ・カーカリナが演じているが、最初はオカマちゃんかと思ったくらい男に見えた。

それにマザーファッカーは、金持ちのボンボンだからアジトには水槽置いて、人食いザメ飼っているのも、悪のボスとして見栄っぱり。そのサメの餌食になるのは、キック・アスなの?・・・最後の方での2人の一騎打ちでは、ガラス張りの天井から落ちていくクリストファーが、サメの餌食になることは想像してたけどね(苦笑)
これって、お笑いの落ちなのよね、でも帰らないでエンドロールの最後まで観ていると、オマケの映像があって、生きているクリストファーの姿が観られるよ。
2014年劇場鑑賞作品・・・44 映画(アクション・アドベンチャー) ブログランキング


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