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南極物語 ★★★★

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空前の大ヒットを記録した1983年公開の名作ドラマ「南極物語」を、「生きてこそ」・「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズなどの名プロデューサー、フランク・マーシャル監督がリメイクした感動作。
断腸の思いで犬たちと決別しなければならない主人公に『ワイルド・スピード』シリーズの若手俳優ポール・ウォーカーがふんし、極寒の大地で犬たちとの熱い共演を果たしている。仲間と助け合い、過酷な運命にたくましく立ち向かっていく名犬たちの勇姿は必見です。
彼らを置き去りにせざるを得なかった人々の苦悩、もう一度逢いたい、もう一度聞きたいあの声、デズニーがおくる感動の”8匹の犬たち”との新たな感動の物語です。
ストーリー>全米科学財団・南極基地で働くジェリー・シェパード(ポール・ウォーカー)は、超一流の探検ガイドとして知られている。数々の冒険を成功してきた彼の活躍を可能にしたのは、“犬ぞりチーム”の存在だ。

8匹の犬たちとジェリーは強い信頼関係で結ばれていた。南極が雪と氷に覆われる厳しい冬が訪れる。犬たちとの探検も、しばしの休息をむかえるはずだった。
ある日のこと、新しい客であるデイビス・マクラーレン博士(ブルース・グリーンウッド)の依頼により、ジェリーと犬たちは今シーズン最後の探検に出かけることになった。博士の目的は隕石採取で、南極でも最大の難所であるメルボルン山への旅だった。その道行きは困難の連続で、一行は何度も危機的状況に陥るが、ジェリーと犬たちの素晴らしいチームワークで乗り越えていく。
そんな中、脅威的な嵐が急接近しているため、直ちに基地へ戻り、速やかに南極を離れるようにとの指示の無線が届く。急いで基地に向かうジェリー達に予期せぬアクシデントが襲った。誤って足を滑らせた博士が、クレパスに落下し、足を骨折、意識を失ってしまったのだ。重症を負った博士を抱え、やっとの思いで基ポールと犬ぞり地に戻ったジェリーと犬たち。彼らは体力を消耗し、疲れ果てていた。
しかし、今もなお嵐はその勢力を増し続けていた。ジェリーを含めたスタッフは直ちに基地から前面退去せねばならない状況だった。自らも重い凍傷にかかりながらも、犬たちとともに避難することを訴えるジェリー、しかし、小型飛行機では、彼らを乗せることはできない・・・。

すぐに別のチームが犬たち迎えに来る、取り残されるのは、たったの半日だけの予定だと説得され、ジェリーは後ろ髪を引かれる思いで南極を後にした。「必ず戻る」と約束を残て・・・。
凍傷にかかり、丸一日意識を失っていたジェリーが目を覚ましたとき、彼に恐ろしい事実が知らされる。嵐の猛威は益々荒れ狂い、そのために基地は放棄され、犬たちだけが置き去りにされたままだったのだ。
ジェリーの懇願もむなしく、基地から人間を避難させるだけでも精一杯で、犬のために引き返す余裕などなかった。
犬たちは、基地につながれたまま、飛行機が飛び立って行った方角をじっと眺めながら、ジェリーの帰りを待っていた。だが、いくら待ってもあの優しい笑顔は戻ってこない。
1週間がたったある日、ついに犬たちは立ち上がった。首輪と鎖との飽くなき格闘の末、体の自由を手に入れた犬たちは、次々と真冬の南極の大地を歩き始める。しかし、その行く手には想像を絶する過酷な大自然との戦いが待っていた!。

<感想>先日事故で亡くなったポール・ウォーカー主演の映画。この作品はご存知のように、83年製作の日本映画のハリウッド・リメイクです。“あの高倉健の苦渋をハリウッドで出せるのか?、果たして誰があの役をするの?、・・・意外なことにオリジナル版を覚えている日本人が見ても、十二分に楽しめました。
というのもこれ、日本版からインスピレーションを得て、いかにもディズニーっぽい愛と感動に、ちょっと笑いまでコミカルに混ぜて、作り上げた、完全なるフィクション、いいえ、ファンタジーなのですね。
日本版にあったような、リアルな痛みは有りませんが、犬たちのいたいけな姿のおかげで、涙も流れることうけあいです。日本版の、南極の昭和基地で越冬する観測隊員達とは違い、本作の主人公は、超一流の南極ガイドのアメリカ人青年です。設定からして微妙にいまふうですよね。

そして15匹の樺太犬に替わり、8匹のハスキーら、犬ゾリの犬がサバイバルを始める事になります。過酷な自然の中で生き残った犬たち、ご主人様にどんなに会いたかったことでしょうか。日本版をみて流した涙と、アメリカ版で観て流した涙は同じものです。
あの胸を引き裂かれるような思いは、なかったですが、やはりディズニー!!悲しさの中にも明るさを忘れていなかった、ということでしょうか。
あの独特の重い暗さを出す雰囲気は、日本ならではのものですものね。犬たちが消えていくシーンは、本当に辛かった。

映画を観て涙を流すことは良くありますが、一匹目が死ぬ時から涙があふれて止まりませんでした。だって死に方が違いますね。海の中に沈んでしまったりという場面はありませんが、これはこれで、かなり泣けます。
ハリウッド版の犬の死に方、ぜひ観賞してください。思いっ切り泣けますよ。迫力があります、クラバスに堕ちそうになるシーンなんか、・・・氷が割れて海に沈みそうになるところを、犬達が必死に助けるシーンです!!。犬の息づかいまで、耳に残って、途中、びっくりするシーンがありますので覚悟しておいてください。本当に良い映画です、犬を飼ってる人は必ず泣けますね。きっと、犬を嫌いな人も犬が好きになることでしょう。
比べる必要はないと思いますが、どちらも人間と犬たちの間に、繋がれた見えない糸は切っても切れない何かがあるということでしょうか。愛犬家ですので。
2014年DVD鑑賞作品・・・6  映画(アクション・アドベンチャー) ブログランキング


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