温暖化の果てに訪れた氷河期の中で、氷河期が訪れた世界で人々はコロニー<居留地>を作り、生き残るための「生存ルール」を自らに課した。迫り来る“奴ら”との戦い、凍てつく世界で繰り広げられる生存を賭けた争いを大スケールで描いたSFパニックアクションが登場!
あらすじ:世界は氷河期に入り、人々は生き抜くため地下にいくつかのコロニー<居留地>を作り生活をしていた。ある日、コロニー5からコロニー7へSOSを知らせる信号が入り、コロニー7のリーダであるブリッグス(ローレンス・フィッシュバーン)とサム(ケヴィン・ゼガーズ)たちはコロニー5へ救援に向う。しかし、彼らを待ち受けていたのは何者かに襲われ壊滅した悲惨な現場だった。
命からがらコロニー5から逃げ出したサム。しかしリーダー不在のコロニー7は仲間のメイソン(ビル・パクストン)によって支配されてしまっていた。迫り来る危機を伝えるものの聞き受けてもらえず、サムは拘束されてしまう。そんな時、コロニー7に凶暴化した“奴ら”がやってきた…。
<感想>面白そうだったのでレンタルした。異常気象の脅威と極限状況下で展開する人間模様を壮大なスケールで描いた『デイ・アフター・トゥモロー』(04)や、未曽有の爆撃により壊滅したニューヨークを舞台に、地下シェルターに避難した極限状況の人々の姿を描いた『ディヴァイド』(12)を思わせる作品。
コロニーのリーダにローレンス・フィッシュバーンが扮していて、一応リーダーをみんなは立ててはいるが、中には反逆者のように面白く思ってないメイソンがいる。その男は、コロニーは医薬品の乏しい閉鎖空間で、ひとたび風邪が発生すると1週間で20人が死ぬこともある。ゆえに、咳をしただけで隔離され、数日のうちに回復しなければ、当人の選択で銃殺か追放になるという掟が定められている。
なのに、このメイソンという男は掟を破り、感染者を勝手に銃殺してしまう。
リーダーのブリグッスは、メイソンを叱るが罰を加えるわけでもなく、コロニー5からのSOSに応えるべく、勇者を募って雪の中をひたすら歩いていく。
コロニー5の中は、まるで人食いゾンビのようになった軍団が占拠していた。食い物がなくなり、弱い人間を殺して生のまま食べる恐ろしい光景が、まるで吸血鬼やゾンビが人間を喰らう姿に背筋が凍りつきます。
そんなゾンビ軍団を相手に頑張るのですが、なにせ強いのなんの、排気口からやっとのことで外へ這いだし、崩壊寸前の橋まで追いつめられのですが、ダイナマイトを持っていたローレンス・フィッシュバーンが、ライターで火を点けたのはいいが、直ぐに消えてしまい戻ってまた火をつけ直す。もう自分も一緒に自爆ですよこれは。でも橋は寸断されて、これで自分たちのコロニーには襲って来ないと思ってました。
しかし、こいつら人間じゃないから、どうやって橋を渡ったのか襲ってきたのです。みんなは鉄の防火扉を閉めて、奥へと非難するのですが、通気口から侵入してきて襲い掛かります。狂暴化した彼らは、なんてったて、強いのなんの、その中のボスが化け物的なキャラでインパクト大で大盛り上がりです。
リーダーのいない留守に、あのメイソンがボスになって威張り散らして仕切ってます。そのメイソンでさえ叶わぬ狂暴な敵だったのが、やっぱりってこと。
住人たちは銃を手に必死で応戦するが、弾は無くなり、もはや逃げ場はなくなり、ホールの厚い扉もこじ開けられてしまう!どうするの、サムが提案する。プロパンガス?違うかダイナマイトか?どっちか分からないが、とにかく爆破して、ヤツラが入って来た通風口から逃げようと、命からがら数人だけ助かります。
彼らが目指すのは、地球上の中で一つだけ赤く染まっている地帯。そこへ生き残るために植物の種を持って向う人たち。果たして、彼らは猛吹雪の中を歩いてたどり着けるのだろうか。この作品を観て思ったのは、極限の中で人間は一致団結して生きられるのか?・・・しかし、人間の理性をなくし本性を剥き出しにした人間の怖さをこれでもかと見せつけられ、情けなくて、人間の弱さを思い知らされた気分でした。
2013年DVD鑑賞作品・・・45 映画(アクション・アドベンチャー) ブログランキングへ
あらすじ:世界は氷河期に入り、人々は生き抜くため地下にいくつかのコロニー<居留地>を作り生活をしていた。ある日、コロニー5からコロニー7へSOSを知らせる信号が入り、コロニー7のリーダであるブリッグス(ローレンス・フィッシュバーン)とサム(ケヴィン・ゼガーズ)たちはコロニー5へ救援に向う。しかし、彼らを待ち受けていたのは何者かに襲われ壊滅した悲惨な現場だった。
命からがらコロニー5から逃げ出したサム。しかしリーダー不在のコロニー7は仲間のメイソン(ビル・パクストン)によって支配されてしまっていた。迫り来る危機を伝えるものの聞き受けてもらえず、サムは拘束されてしまう。そんな時、コロニー7に凶暴化した“奴ら”がやってきた…。
<感想>面白そうだったのでレンタルした。異常気象の脅威と極限状況下で展開する人間模様を壮大なスケールで描いた『デイ・アフター・トゥモロー』(04)や、未曽有の爆撃により壊滅したニューヨークを舞台に、地下シェルターに避難した極限状況の人々の姿を描いた『ディヴァイド』(12)を思わせる作品。
コロニーのリーダにローレンス・フィッシュバーンが扮していて、一応リーダーをみんなは立ててはいるが、中には反逆者のように面白く思ってないメイソンがいる。その男は、コロニーは医薬品の乏しい閉鎖空間で、ひとたび風邪が発生すると1週間で20人が死ぬこともある。ゆえに、咳をしただけで隔離され、数日のうちに回復しなければ、当人の選択で銃殺か追放になるという掟が定められている。
なのに、このメイソンという男は掟を破り、感染者を勝手に銃殺してしまう。
リーダーのブリグッスは、メイソンを叱るが罰を加えるわけでもなく、コロニー5からのSOSに応えるべく、勇者を募って雪の中をひたすら歩いていく。
コロニー5の中は、まるで人食いゾンビのようになった軍団が占拠していた。食い物がなくなり、弱い人間を殺して生のまま食べる恐ろしい光景が、まるで吸血鬼やゾンビが人間を喰らう姿に背筋が凍りつきます。
そんなゾンビ軍団を相手に頑張るのですが、なにせ強いのなんの、排気口からやっとのことで外へ這いだし、崩壊寸前の橋まで追いつめられのですが、ダイナマイトを持っていたローレンス・フィッシュバーンが、ライターで火を点けたのはいいが、直ぐに消えてしまい戻ってまた火をつけ直す。もう自分も一緒に自爆ですよこれは。でも橋は寸断されて、これで自分たちのコロニーには襲って来ないと思ってました。
しかし、こいつら人間じゃないから、どうやって橋を渡ったのか襲ってきたのです。みんなは鉄の防火扉を閉めて、奥へと非難するのですが、通気口から侵入してきて襲い掛かります。狂暴化した彼らは、なんてったて、強いのなんの、その中のボスが化け物的なキャラでインパクト大で大盛り上がりです。
リーダーのいない留守に、あのメイソンがボスになって威張り散らして仕切ってます。そのメイソンでさえ叶わぬ狂暴な敵だったのが、やっぱりってこと。
住人たちは銃を手に必死で応戦するが、弾は無くなり、もはや逃げ場はなくなり、ホールの厚い扉もこじ開けられてしまう!どうするの、サムが提案する。プロパンガス?違うかダイナマイトか?どっちか分からないが、とにかく爆破して、ヤツラが入って来た通風口から逃げようと、命からがら数人だけ助かります。
彼らが目指すのは、地球上の中で一つだけ赤く染まっている地帯。そこへ生き残るために植物の種を持って向う人たち。果たして、彼らは猛吹雪の中を歩いてたどり着けるのだろうか。この作品を観て思ったのは、極限の中で人間は一致団結して生きられるのか?・・・しかし、人間の理性をなくし本性を剥き出しにした人間の怖さをこれでもかと見せつけられ、情けなくて、人間の弱さを思い知らされた気分でした。
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