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ジョン・ウィック:チャプター2★★★・5

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「マトリックス」シリーズのキアヌ・リーヴスが復讐の鬼と化した伝説の元殺し屋を演じ、世界的大ヒットとなったクライム・アクションの続編。ロシアン・マフィアを返り討ちにした主人公ジョン・ウィックが、今度はイタリアン・マフィアを敵に回し、世界中の殺し屋と激闘を繰り広げるさまを、さらなるスケールアップしたアクションで描き出す。共演はコモン、ローレンス・フィッシュバーン、リッカルド・スカマルチョ、イアン・マクシェーン。監督は引き続きチャド・スタエルスキ。

あらすじ:ロシアン・マフィア相手に壮絶な復讐を成し遂げた伝説の殺し屋ジョン・ウィック。無事に愛車を取り戻し、再び平穏な生活に戻ろうとしていた彼のもとに、今度はイタリアン・マフィアのサンティーノから殺しの依頼が舞い込む。

一度は断るも、裏社会から足を洗うときにサンティーノと交わした血の契約を反故にはできず、渋々これを引き受ける。しかしその後ジョンの首には、彼の復讐を恐れたサンティーノによって700万ドル(約7億円)の賞金が。こうして全世界の殺し屋に命を狙われてしまうジョンだったが…。
ロシアのマフィアのボスのヴィゴを演じたミカエル・ニクヴィストが、6月末に病気で亡くなっていたことが分り、ご冥福をお祈りいたします。
  前作「ジョン・ウイック」2015年10月19日鑑賞


<感想>冒頭でジョンは、ロシアン・マフィアの残党を襲い、保管されていた愛車のムスタングをぼろぼろになりながら奪還するも、実は車のダッシュボードに妻の写真が残されていたからだった。

愛車ムスタングを取り戻したのもつかの間、イタリアン・マフィアからの依頼を断ったために、今度は自宅をグレネード・ランチャーっていうの、機関銃で亡き妻との思い出の詰まった自宅を完璧なまでに破壊され焼失してしまう。ジョンには安住の日は来ることはないのか。

“誓印”は絶対の存在であり、破るものは組織を追放されてしまう。イタリアン・マフィアのサンティーノがジョンに仕事(実の姉を殺し)を依頼してきたのは、かつてジョンが裏社会から抜ける時にサンティーノが協力、彼との間には“誓印”をかわしていたから、組織ではこれは絶対に破れないのだ。

しかし、仕事を終えたジョンを抹殺しようとする。そのことは、ジョンも承知のことで、その“誓印”のために殺し屋稼業を続けなければならないのだ。

前作で驚かされたジョン・ウイック流の戦闘術「ガン・フー」は今回も披露されるが、それに加えて「ナイフに車、鉛筆」など様々な得物を使っての戦闘が展開されていきます。
見せ場は、「一本背負い」「足払い」「払い腰」「袖釣払腰」「腕絡み投げ」「巻投げ」「飛行機投げ」「隅返」「モンゴリアンチョップ」「キャメルクラッチ」とジョンが多彩な技を繰り出して敵を仕留めるさまが切り取られており、前作以上の格闘シーンが盛り込まれている。映像の最後には、ジョンがそばにあった鉛筆で複数の刺客の息の根をあっという間に止めるさまが描かれており、最強の殺し屋としての技量と貫禄を見せ付けているのが良かった。

今回は、ニューヨークの情報王としてキングに、ローレンス・フィッシュバーンが登場。独自の組織で情報を集め、かつてジョンに命を狙われるが、情けで一命を取り留めたことで、男の友情がある。

しかし、初め観た時は鳩おじさんかと思った。

前作で余りにもキアヌ・リーヴスの戦闘術が、ガン・フーは、マーシャル・アーツを使っての近接戦に銃を取り入れたものが基本。それに必要な銃のスキルを身に付けるため、キアヌは射撃チャンピオンのタラン・バトラーについて訓練したという。とにかく実弾を使って体に銃の発射の衝撃や反動を覚え込ませるの第一ということで、キアヌは撮影が始まる10週間も前から、週に3,4回、毎回1000~1500発もの実弾を撃ってスキルを習得したそうです。

ですから、今作では、物凄い射撃に格闘技、カーアクションと行きを付く暇もないほどに銃撃戦が展開して、これでは主人公のジョンも撃たれておしゃかになってしまうのでは、なんて思って見ていた。とにかく、よくも飽きずに銃撃戦ばかりなので、ちょっと女性には飽きてきます。結局主人公は、スーツの裏に防弾チョッキみたいな生地で仕立てたものを着ており、たまに銃撃戦中に顔をスーツで隠す瞬間もあります。

それでも、サンティーノの護衛を務める、聾唖者の女殺し屋には驚かされましたね。鏡の間っていうんですか、ミラーがたくさんあって、何処にいるのか見当がつかないのだが、ミラーを破って体当たりをかますキアヌにはびっくりでした。

ラストは、殺し屋組織のコンチネンタル代表のウィンストンの目の前で、絶対にしてはならない掟、ホテル内では殺しをしないという掟破りをするキアヌを、組織から追放してしまうという終わりに、続編があるとみた。

家もなし、仕事もなし、あるのは愛犬とジョン・レグイザモが、愛車を新品同様に修理してくれるのを待つのみなんて、あれだけ稼いだのにお金が残ってないなんてね。
2017年劇場鑑賞作品・・・153映画(アクション・アドベンチャー) ブログランキング/

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