無残に焼け爛れた顔と鋭い爪を持ち、夢を悪夢に変える殺人鬼、フレディ・クルーガー。クリスタルレイクで溺れ死に、恐ろしい形相とともに甦ったジェイソン・ボーヒーズ。この2人の殺人鬼は、『殺しても死なない』最強の怪物として長くハリウッド映画界に君臨してきた。交わるはずのない、異なる2つの傑作ホラーが1つになったら…? そんな、夢のような悪夢のような企画が実現し、いよいよフレディとジェイソンがスクリーンで対面、対決を果たす。
あらすじ:フレディとジェイソン、なぜ彼らは闘わなければならなかったのか? 殺人鬼フレディ (ロバート・イングランド)。本名はフレディ・クルーガー。身長170cm 、体重73kg。ナイフ爪と「変身能力」を武器に、これまでに30人もの人間を殺してきたモンスター。
彼の最初に起こした事件は、1984年。オハイオ州にある小さな街スプリングウッドで、過去に児童たちが何者かに誘拐され、猟奇的に惨殺される事件が次々と起こっていた。容疑者は幼少期に同級生から受けた虐めがトラウマとなり、さらに継父よりドメスティック・バイオレンスを受けて、精神に異常をきたしていたエルム通り在住のフレディ・クルーガー。
警察に捕まった後の裁判で彼は無罪を勝ち取るが、遺族である親たちは不服の構えを見せ、遂にはフレディをボイラー室で焼き殺してしまう。彼の怨念は復讐のために眠る者を悪夢へと導き、夢の中で連続殺人を再び繰り広げ、子供たちの魂を奪うのだった…。
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殺人鬼フレディ が人々の夢に侵入し、復讐のための殺戮を繰り返した惨劇からすでに10年の月日が経つ。現在、エルム街にあるフレディ の古い屋敷に住んでいる家族は、夢見ることを避け、再び復活する隙を与えないでいた。そして、40歳以下の住民たちは、ほとんど彼の存在を知らなくなっている。
これは、自分を伝説的存在と思い込んでいる自己中心的なサイコパス(異常人格者)にとっては、まさに拷問であった。そんな中、フレディはもう一人の殺人鬼ジェイソンの存在を知る。
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殺人鬼ジェイソン(ケン・カージンガー)。本名はジェイソン・ボーヒーズ。身長192cm、体重114kg。殺した合計人数は127人。1947年6月13日の金曜日、ニュージャージー州にあるクリスタルレイクという湖で、キャンプ場の監視員が目を配らせなかったせいでジェイソン少年が水死してしまう事件が発生。
遺族であるパメラ夫人は逆恨みを理由にキャンプ場へ来た若者たちを血祭りに上げるが、生き残った者に鉈で首を跳ねられ息を引き取る。実は水死したはずの息子ジェイソンは顔が変形した姿で生きていて、今度は母親の復讐とばかりにクリスタルレイクへ訪れる者にあらゆる凶器を使い、キャンプ場を血に染めていく…。
現実世界に存在するこの殺人鬼は、フレディ が地獄から這い出て、再びエルム街を恐怖に染めるための窓口としてはまさに格好の存在だった。
ジェイソンを操るのが簡単だと知ったフレディ は彼の夢に忍び込み、恐怖の伝説に新たな命が吹き込むはずだった。しかし、残忍な殺戮を止めないジェイソンはやすやすとフレディの手を離れてしまう。そしてジェイソンによって、街が恐怖一色に染まった真っ只中、夢の世界と残酷な現実世界が交錯する“最恐の闘い”が繰り広げられる……。(作品資料より)
<感想>構想10年。ホラー映画界の両雄、「エルム街の悪夢」のフレディと「13日の金曜日」のジェイソン。殺人鬼のガチンコ対決は、サービス精神たっぷりで面白い。スプラッター・ホラーの有名キャラであり、ポップカルチャーのイコンにまで昇華したこの二人を共演させるなんて聞くと、お決まりの台詞だが、「ハリウッドは、相当ネタに困っているのか?」とも勘繰りたくもなる。
実際そうなのかもしれない。だが、結果的にはこの企画、傑作とまではいかないが、ハイレベルな成功を収めているのだ。何しろスプラッター・ホラーの醍醐味をたっぷりと味わえるのだから。
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78年の「ハロウィン」から84年の「エルム街の悪夢」までのスプラッター・ホラーのオーソドックスな手法、・・・セックスやドラッグや酒にふける不道徳な少年少女から順番に殺されていくのだが、しっかりと踏襲され、もちろん残酷、鮮血の大サービス。
フレディ、ジェイソンのキャラも尊重され、ブラックな笑いも効いている。
主人公フレディ にはおなじみロバート・イングランド。TVシリーズ「V」のころは、優しく気弱な風貌だったが、その後の長きに渡るホラー役者人生の甲斐があり、冒頭に素顔で出てくるものの、実にいやらしく不気味である。対するジェイソンには、新鋭ケン・カージンガー。
さらに過去のクライマックスシーンや、ジェイソンのママも登場し、ファンには嬉しい気の効かせよう。そんな回顧レトロな面がある一方で、今や大流行のワイヤー・アクションなど、最新テクを駆使して、2人の対決をスピーディに、かつダイナミックに展開する。
それぞれ第一作目の恐怖度、衝撃度には至っていないが、最後まで飽きさせない出来栄えとなっていた。
2015年DVD鑑賞作品・・・73Image may be NSFW.
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あらすじ:フレディとジェイソン、なぜ彼らは闘わなければならなかったのか? 殺人鬼フレディ (ロバート・イングランド)。本名はフレディ・クルーガー。身長170cm 、体重73kg。ナイフ爪と「変身能力」を武器に、これまでに30人もの人間を殺してきたモンスター。
彼の最初に起こした事件は、1984年。オハイオ州にある小さな街スプリングウッドで、過去に児童たちが何者かに誘拐され、猟奇的に惨殺される事件が次々と起こっていた。容疑者は幼少期に同級生から受けた虐めがトラウマとなり、さらに継父よりドメスティック・バイオレンスを受けて、精神に異常をきたしていたエルム通り在住のフレディ・クルーガー。
警察に捕まった後の裁判で彼は無罪を勝ち取るが、遺族である親たちは不服の構えを見せ、遂にはフレディをボイラー室で焼き殺してしまう。彼の怨念は復讐のために眠る者を悪夢へと導き、夢の中で連続殺人を再び繰り広げ、子供たちの魂を奪うのだった…。
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殺人鬼フレディ が人々の夢に侵入し、復讐のための殺戮を繰り返した惨劇からすでに10年の月日が経つ。現在、エルム街にあるフレディ の古い屋敷に住んでいる家族は、夢見ることを避け、再び復活する隙を与えないでいた。そして、40歳以下の住民たちは、ほとんど彼の存在を知らなくなっている。
これは、自分を伝説的存在と思い込んでいる自己中心的なサイコパス(異常人格者)にとっては、まさに拷問であった。そんな中、フレディはもう一人の殺人鬼ジェイソンの存在を知る。
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殺人鬼ジェイソン(ケン・カージンガー)。本名はジェイソン・ボーヒーズ。身長192cm、体重114kg。殺した合計人数は127人。1947年6月13日の金曜日、ニュージャージー州にあるクリスタルレイクという湖で、キャンプ場の監視員が目を配らせなかったせいでジェイソン少年が水死してしまう事件が発生。
遺族であるパメラ夫人は逆恨みを理由にキャンプ場へ来た若者たちを血祭りに上げるが、生き残った者に鉈で首を跳ねられ息を引き取る。実は水死したはずの息子ジェイソンは顔が変形した姿で生きていて、今度は母親の復讐とばかりにクリスタルレイクへ訪れる者にあらゆる凶器を使い、キャンプ場を血に染めていく…。
現実世界に存在するこの殺人鬼は、フレディ が地獄から這い出て、再びエルム街を恐怖に染めるための窓口としてはまさに格好の存在だった。
ジェイソンを操るのが簡単だと知ったフレディ は彼の夢に忍び込み、恐怖の伝説に新たな命が吹き込むはずだった。しかし、残忍な殺戮を止めないジェイソンはやすやすとフレディの手を離れてしまう。そしてジェイソンによって、街が恐怖一色に染まった真っ只中、夢の世界と残酷な現実世界が交錯する“最恐の闘い”が繰り広げられる……。(作品資料より)
<感想>構想10年。ホラー映画界の両雄、「エルム街の悪夢」のフレディと「13日の金曜日」のジェイソン。殺人鬼のガチンコ対決は、サービス精神たっぷりで面白い。スプラッター・ホラーの有名キャラであり、ポップカルチャーのイコンにまで昇華したこの二人を共演させるなんて聞くと、お決まりの台詞だが、「ハリウッドは、相当ネタに困っているのか?」とも勘繰りたくもなる。
実際そうなのかもしれない。だが、結果的にはこの企画、傑作とまではいかないが、ハイレベルな成功を収めているのだ。何しろスプラッター・ホラーの醍醐味をたっぷりと味わえるのだから。
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78年の「ハロウィン」から84年の「エルム街の悪夢」までのスプラッター・ホラーのオーソドックスな手法、・・・セックスやドラッグや酒にふける不道徳な少年少女から順番に殺されていくのだが、しっかりと踏襲され、もちろん残酷、鮮血の大サービス。
フレディ、ジェイソンのキャラも尊重され、ブラックな笑いも効いている。
主人公フレディ にはおなじみロバート・イングランド。TVシリーズ「V」のころは、優しく気弱な風貌だったが、その後の長きに渡るホラー役者人生の甲斐があり、冒頭に素顔で出てくるものの、実にいやらしく不気味である。対するジェイソンには、新鋭ケン・カージンガー。
さらに過去のクライマックスシーンや、ジェイソンのママも登場し、ファンには嬉しい気の効かせよう。そんな回顧レトロな面がある一方で、今や大流行のワイヤー・アクションなど、最新テクを駆使して、2人の対決をスピーディに、かつダイナミックに展開する。
それぞれ第一作目の恐怖度、衝撃度には至っていないが、最後まで飽きさせない出来栄えとなっていた。
2015年DVD鑑賞作品・・・73Image may be NSFW.
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